「自分が一番だったらいい」と彼女は言った

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コラム

離婚したあと、付き合った女性がいました

出会ったのはキャバクラです。

初めて会ったその日に、僕は、

「最後までいるから、うちに遊びにおいでよ」

と誘いました。

彼女は本当に来ました。

そして、その日のうちに男女の関係になりました。

そのときだけの関係ではありません。

その後も付き合うようになりました。

ただ、付き合い始めた頃、僕にはほかにも女性がいました。

僕はそのことを彼女に話していません。

だって、自分から、

「ほかにも女がいるんだ」

なんて話すバカはいないでしょう。

だから黙っていました。

でも、必死に隠していたかというと、そうでもない。

今考えると、かなり無頓着でした。

彼女も、何となく気づいていたのかもしれません。

あるとき、何気なくこんなことを言われました。

「自分が一番だったらいい」

はっきり、

「ほかにも女がいるでしょう」

と言われたわけではありません。

だから、彼女が本当に何かを知っていたのかはわかりません。

僕も、

「気づいているのかな」

とは思った。

でも、あまり気にしなかった。

何も言われない。

僕も何も言わない。

そのまま付き合っていました。

今になって思えば、あの一言には何かあったのかもしれません。

でも、それは今の僕が勝手に考えているだけです。

彼女がどんな気持ちで言ったのか、本当のところはわかりません。

当時の僕は、そこまで考えていませんでした。

問い詰められたわけでもない。

僕から話すこともない。

それで、そのまま付き合っていました。

能天気だったんですよね。
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