以前、ご相談に来られた方で、
とても印象に残っているケースがあります。
その方は、特別大きな悩みがあるわけではないのに、
ここ最近ずっと「身体が重い」と感じていたそうです。
しっかり寝ているのに疲れが取れない。
気持ちもどこか晴れない。
でも、仕事も人間関係も大きな問題はない。
だからこそ、余計に不安になってしまったとお話しくださいました。
「これって、何か悪いことの前触れなんでしょうか?」
そんなふうに、少し怖さも感じていらっしゃいました。
ホロスコープを拝見すると、
ちょうど『流れが切り替わる直前』のタイミングに入っていました。
いわゆる、大きな転機の手前。
これまでの価値観や環境が、少しずつ変わっていく流れです。
こういう時期は、
外側よりも先に『内側』に変化が起きやすいのです。
私はその方に、こうお伝えしました。
「今のその身体の重さは、悪いサインではなくて
『変わる準備をしているサイン』ですよ」
すると、その方は少し驚いたように、
でもどこか安心したように、静かにうなずかれていました。
その後のお話で印象的だったのは、
「実は最近、今の仕事をこのまま続けていいのか
ずっと心のどこかで引っかかっていたんです」
という一言でした。
身体は、すでに気づいていたんですね。
でも、頭ではまだ整理できていなかった。
だからこそ、『不調』という形でサインを出していたのです。
その方は、それをきっかけに
少しずつ自分の働き方を見直し始めました。
すぐに大きな決断をしたわけではありません。
ただ、「無理をしない」「違和感を無視しない」
それだけを意識して過ごされたそうです。
すると、不思議なことに!
あれだけ続いていた身体の重さが、
少しずつ軽くなっていったと後日教えてくださいました。
占いは、未来を知るためのもの。
でも実際には、
「今、自分がどんな状態にいるのか」を知るためにも、とても役立ちます。
そしてそのヒントは、
すでに身体が教えてくれていることも多いのです。
もし今、理由のわからない不調や違和感を感じているなら。
それは『悪いことの前触れ』ではなく、
『何かが変わる前触れ』かもしれません。
無理に元に戻そうとしなくて大丈夫です。
その感覚を否定せず、少しだけ丁寧に見つめてみてください。
あなたの身体は、
これから向かう未来を、ちゃんと知っています。
そしてそのサインは、
決してあなたを困らせるためではなく、
守るために現れているのです。