「また癇癪?」と悩んだあなたへ〜言葉にならない気持ちに寄り添う〜

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こんにちは、ほんわかです。
子どもが突然泣きわめいたり、怒ったように叫んだり…。
そんな姿を前にして、「また癇癪?」「もしかして、わがままなのかな」と戸惑ったことはありませんか?
でもその行動、実は言葉にできなかった気持ちのサインかもしれません。

癇癪は“言えなかった気持ち”のサイン

癇癪は、子どもが心の中に抱えている
「伝えられないもどかしさ」や「困っている気持ち」のあらわれ。
多くの場合、子ども自身もなぜその行動をしたのか説明できません。
ただ、伝えたかっただけ。わかってほしかっただけなのです。

子どもは感情と言葉をつなぐ途中にいる

私たち大人は「眠い」「うるさい」「怖い」など、自分の状態を言葉で表せます。
でも、子どもはまだその途中段階。
「眠い」「怖い」「助けてほしい」——
そんな気持ちをうまく言葉にできないことで、感情があふれ出し、“癇癪”という形になるのです。

具体例①眠くてわけがわからず泣きわめいた女の子

ある日の夕方、保育園での出来事です。
お迎えに来たお母さんを見たとたん、女の子が床に寝転び、大声で泣き叫び始めました。
どんなに「おかあさん来たよ」と声をかけても、泣き止むことはありません。
実はその日、お昼寝が短くて、眠気と疲れが限界に達していたのです。
大好きなお母さんの顔を見て、張りつめていた気持ちがふっとゆるみ、感情があふれ出したのでしょう。
私はお母さんにそっと伝えました。
「今日はお昼寝が短くて、ちょっと眠たさが残っているみたいなんです」
その一言に、お母さんも「ああ、そうなんですね」と安心したようにうなずいてくれました。

具体例②突然「わーっ」と叫んだ男の子

ある日、保育園で音楽が流れる前に、保育士が男の子に「これから音楽が流れるよ」と優しく声をかけました。
その子は音やにおい、人のざわめきなどの刺激にとても敏感で、突然の音に驚いてパニックになることがありました。
保育士は、安心できるように、音楽が流れる前に予告し、近くで寄り添うようにしていました。
この日も、保育士がそばにいることで、男の子は落ち着いて音楽を聞くことができました。
「怖かった」「イヤだった」と言葉で表現することが難しい子にとって、保育士の事前の声かけと寄り添いが、大きな安心感となったのです。
このように、感覚に敏感な子どもには、事前の予告や近くでの寄り添いが効果的です。
保育士が子どもの特性を理解し、適切な対応をすることで、子どもは安心して過ごすことができます。

「また癇癪?甘やかしすぎでは?」という声に

「また癇癪?」「泣けばなんとかなると思ってるんじゃないの?」
そんなふうに思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、癇癪は“わかってほしい”という精一杯のSOSです。
大人が「たいしたことない」と思うことでも、その子にとっては限界を超えた瞬間。
だからこそ、感情に巻き込まれず、
「どうしたのかな?」「つらかったね」と気持ちを代弁することが大切です。
それが、子どもとの信頼関係と安心感を育てる第一歩になります。

癇癪の奥にある気持ちを見つけよう

癇癪は、言葉にならなかった“心の叫び”。
「わーっ」と泣いたり怒ったりするその奥には、
「眠いよ」
「怖かったよ」
「助けてほしかったよ」
そんな小さな声が、きっと隠れています。
私たち大人がその声にならない気持ちに気づき、そっと寄り添うことで——
子どもは「自分の気持ちは受け止めてもらえる」と安心し、
やがて少しずつ、気持ちを言葉で伝えられるようになっていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
これからも、子どもの心に耳をすませる時間を、大切にしていきたいですね。

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