こんにちは、ほんわかです。
今日は「うちの子、目が合わない…」と感じたときに知っておいてほしいことのお話しです。
保育や子育ての中で、目が合わない子に出会うと、「ちょっと気になるな…」と感じることがあります。呼んでも反応がない、目を合わせずにそっぽを向いてしまう…。でも、それは「無関心」でも「問題があるから」でもないことも多いのです。その子なりの感じ方や伝え方があるのだと、知ってほしいのです。
視線が合いづらい子に見られる特徴
視線が合いにくいお子さんには、こんな様子が見られることがあります。
・名前を呼んでも視線を合わせない
・会話中も目ではなく物や手元を見ている
・人との距離感が独特に感じられる
・目を合わせる代わりに、体を寄せたり手を引いたりして伝えようとする
・安心できる相手には、少しずつ視線が向いてくる
それは「感じ方の違い」かもしれません
視線を合わせることが、感覚的に「まぶしい」「こわい」「強い刺激」と感じる子もいます。特に感覚に敏感な子は、「目を見る」こと自体が大きな負担なのです。それでも、心を閉ざしているわけではありません。
視線が合わなくても、心は通い合える
視線が合わないと、コミュニケーションが難しく感じるかもしれません。でも、子どもは目ではなく行動やしぐさで気持ちを伝えてくれることがあります。たとえば、手を引く、寄り添ってくる、好きなおもちゃを持ってきて見せてくれる…。それは、まぎれもなく「つながりたい」というサインです。
わたしが出会った男の子の話
ある保育園で出会った男の子。目が合いづらい子でしたが、日々の関わりの中で少しずつ心を開いてくれました。
ある日、好きなおもちゃをそっと私の手に置いてくれたり、後ろ向きに私の膝に座ってきたり。そして、ふとした瞬間に目が合い、にこっと笑ってくれたんです。その一瞬で、「つながった」と感じられたのを今でも覚えています。
「育て方のせい?」と感じたら
「私の接し方が悪かったのかな」と思うこともあるかもしれません。でも、それは違います。子どもの感じ方や発達のペースには個人差があります。大切なのは、「今その子がどんなふうに感じているのか」に目を向けることです。
「目が合わない」…受診のタイミングはいつ?
視線が合いづらいことが気になるとき、受診や相談を考えるのもよい選択です。以下のような様子がいくつか重なる場合は、専門機関に相談してみましょう。
こんなときは相談を
・名前を呼んでも反応がほとんどない
・1歳を過ぎても、目が全く合わない状態が続いている
・周囲の人への関心が極端に薄い
・あやしても表情が返ってこない
・指差しやジェスチャーでのやりとりがない
・言葉の遅れや、強いこだわりがある
相談先はこんなところ
・保育園や幼稚園
・地域の保健センターや子育て支援センター
・かかりつけの医療機関
相談するのは、子どもを守る手段のひとつです。相談したからといって、すぐに「診断される」「問題だと決めつけられる」ということではありません。「一人で抱え込まず、見守ってくれる人を増やす」という意味でも、早めの相談は安心につながります。
目を見なくても、心はつながっている
目を見ないからといって、気持ちが通じないわけではありません。その子なりの「つながりたい」という気持ちを見逃さず、あたたかく寄り添っていきたいですね。一人で悩まず、気になることは誰かに話してみてください。きっと、あなたの気持ちを受け止めてくれる人がいます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。