おはようございます。
今回は私が22歳ころの話をさせて下さい。
私は6年位働いた調理師をやめてどうやって生きて行くか考えていたところでした。
調理師はやめましたがまったく知らない業種も怖いのでお弁当の会社で配達のアルバイトをすることにしました。
そこはいろいろな会社のお昼ご飯のお弁当を作って配達している会社でした。
小さな会社でしたから仕組みはいろいろ曖昧で働き辛い職場でした。
ストレスが爆発した弁当配達員
その職場の仕事の流れは朝10時ころまでにお客さんからの注文を確定させて、作られたお弁当を車に積んで配達に行く、という流れでした。
しかし、注文が確定する時間になってもお弁当がまだ作り切れてない場合が多かったです。(調理の遅れ、お弁当箱への盛り付けの遅れなどの理由)
その場合何が起きるかと言うと配達員同士でお弁当の取り合いが始まります。
注文が確定したなら一亥も早く出発してお昼までには絶対にお客さんに届けなければなりません。
遅れるとお客さんに怒られるのは配達員です。
そこで仁義なきお弁当の奪い合いになるのですが、社員の指示は適当で、だいたい古株のバイトの人から優先にお弁当が配分される古き悪き文化がはびこってました。
…そのため私みたいに自己主張ができない人間はだいたい出発が遅れお客さんに怒られることが多々ありました。
工場や建設現場などにも配達して厳しい口調で怒られることも珍しくありませんでした。
社員に相談はしましたが口先ばかりの曖昧な対応で本気で解決する気はないようでした。
ひっこみ思案で気の小さい私ですが22歳の若者です。ある日とうとうかんしゃくを起こして「ここにあった弁当持ってったヤツ、誰だぁ?!」などと大声でわめき散らしました。15分くらいわめいていたと思います。
普段温厚に振舞ってるので周りもその時ばかりは目を白黒させてました。その日は無事に弁当を確保し、いつもより安全運転で配達をすることができました。
ですが、当然のようにその日の午後社員さん達に呼び出されて注意されるのでした。
この機会に日頃の不満もぶちまけさせてもらった訳ですが、彼らから出たのは「これからは感情的になる前に事前になんでも話して欲しい」という言葉でした。
しかし、彼らは具体的な改善やルール設定などしませんでした。
その日以来私は「時々キレることもあるヤツ」ということで前より仕事はやり易くなりましたが…。
結局のところ私がお客さんに怒られるリスクが減って、他の誰かの怒られるリスク増えただけです。
「あーあ、結局世の中キレたもん勝ちなのかな」と青年まんさんは思うのでした。
事が起きてから「事前に相談してくれ」という職場の上司はあてにならない
あくまで私個人の経験則ですが、何か「事件」が起きてから「これからは事前に相談してくれ」という結論で決着させる人にろくな人を見た事がありません。
無能な上司は本質を(知ってか知らずか)無視して感情の問題にすり替え、その場を収める「解散宣言」をしたにすぎません。
困っているのに事前に相談しないのにはなんらかの理由があります。
その問題を正しく分析して適切にアプローチしなければまた同じことが起こるだけです。
私は若く経験がない人間でしたし、なによりいちアルバイト職員でした。当然有効な対策など打てるわけもなく、「これはダメだ」と思い福祉の仕事に就くことを決意しました。
しかし、現状そんな上司の下で我慢して働かなければならない人はどうすればよいのでしょうか?
私の提案は
1.自分で問題を解決する
2.無能な上司を無視してもっと上位の責任者に相談する
というところです。
私はアルバイトでしたのですぐに他の仕事を探す、という選択をしましたが、様々な事情でその職場に留まるしかない、ということであれば自分で解決できるように取り組む、というのが実は一番現実的です。
「問題に対応するのは管理職の仕事であって一従業員がやることではないのでは?」とお思いになるでしょうか。
もっともなご意見ですし、お気持ちはよく分かります。
しかしそんな思いを持って悶々としていても結局被害をこうむるのはあなたご自身です。
腹立たしい気持ちは私などに吐き出してスッキリしていただいた上で、
では、解決に向かっていったい何をすべきか、という風に気持ちを切り替えて下さい。
今回のケースで今の私が対応するとすればまずはデータ収集と状況の分析です。
古株が幅を利かせる職場風土なのですから理路整然としたロジックや感情に訴えるという作戦はおそらく通用しないでしょう。
・お弁当が不足する状況は月に何回発生するのかを記録
・それにより配達が間に合わないということが何回起きたのかを記録
・何時までにどこに配達を終わらせる必要があるかを時系列で整理したスケジュール表を作成する
これがあなたの「武装」となります。
その上で以下のアクションをします。
・「無能上司」に相談。時間の無駄と分かっていても事前に上司の回答は得ておくべきです。
・傍若無人先輩と交渉
・遅刻した際のお客さんの実際の反応
そのすべてで録音をして下さい。
今はスマホの録音機能は優秀ですからポケットに入れておいても音をしっかり拾ってくれます。便利になりました。
録音していることは隠して下さい。最後の切り札です。
録音は家でノートに書き出しましょう。
無能な上司も数字で可視化したら動いてくれるパターンもありますし、クソ野郎と思っていた先輩も「そんなに困っているのか」と譲歩してくれる可能性もあります。
腹をくくってアクションをすると意外と物事は上手く運ぶこともあります。
ただ、想定通り曖昧な態度でお茶を濁すようならもっと上位の責任者に相談しましょう。(もちろんそこでも録音です)
ただ「困っている」というだけでは上位の人間は動きません。「直属の上司に相談しろ」と言われるでしょう。
しかしデータ(何回遅延が発生しているのか)と事実(上司と先輩は何と言って対策を拒否したのか)に基づいた可視化された情報を出せば話は別です。
お客さんからクレームが来るのは会社に取って大問題ですし、そもそも交通事故など起こされては会社も困ります。
上位責任者がまともなビジネスマンであれば確実に対応してくれるでしょう。
それでも対応してくれない場合も世の中にはありますが…。
そこまでひどい職場、もしくは会社であるならやはり何としても離れるのが最善と言わざるをえません。
さて、上記のやり方で「今の問題」は解決したとしても、無能上司や先輩から逆恨みを買うかもしれませんね。
目に見える嫌がらせまがいのことをしてくるかもしれません。
その時にあなたの助けになるのが「録音」となります。
…かなり長くなりましたので、今日はこの辺にいたします。
「録音」でどう戦うのか、などはまた別の機会にお話しできたらと思います。
無能な上司のいる職場のストレスにどう対処すればいいかは状況によって変わる
最後に毎度申し上げますが、このコラムでは私の過去の実体験から今の私ならどうするかをお話しています。
しかし実際にどのように対応するのが最善かは、あなたの性格特性や周囲の人間関係、会社の状況によって大きく変わります。
あなたが優しい人であれば自分が優遇されても他の人が苦しんでいるのを見るのが辛い、ということもあるでしょう。
困ったことがあればぜひ私に相談頂きたく思います。
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