仕事中、分からないことがあって先輩に聞こうとしたとき、
「これ、前にも教えてもらったことかもしれない……」
そう思って、声をかけるのをためらったことはありませんか?
一度は説明してもらったし、メモも取った。
でも、実際にやってみると分からない。
もう一度聞きたいけれど、「前にも教えたよね?」と言われるのが怖い。
相手が忙しそうだと、なおさら聞きづらいですよね。
「今、聞いても大丈夫かな」
「また同じことを聞いてると思われないかな」
そんなことを考えながら、何度もメモを見返す。
それでも分からなくて、結局どうすればいいのか迷ってしまう。
聞けばすぐに解決するかもしれないのに、その一言がなかなか出てこない。
「何でも聞いてね」と言われたはずなのに
入社したばかりの頃や、新しい仕事を任されたとき。
「分からないことがあったら、遠慮なく聞いてね」
そう言ってもらえると、少し安心しますよね。
でも、実際に質問してみたら、
「それ、さっき説明したよね?」
「前にも教えなかった?」
と返された。
そんな経験があると、次から質問するのをためらってしまうことがあります。
もちろん、教える側も忙しいですし、何度も同じことを説明するのは大変だと思います。
ただ、言われた側としては、質問した内容以上に、そのときの反応が気になってしまうんですよね。
次に分からないことが出てきても、まず考えるのは「どうすればいいんだろう」ではなく、「誰に聞こう」「今なら怒られないかな」ということ。
仕事を覚えたいだけなのに、質問するタイミングや相手の機嫌まで気にしなければならない。
これでは、なかなか仕事に集中できません。
一度教わったからといって、すぐにできるとは限らない
例えば、電話対応の仕事。
研修で基本的な案内方法を教わって、そのときは理解できたとします。
でも、実際にお客様から想定していなかった質問をされると、どう答えればいいのか迷うことがあります。
「教わった手順で案内していいのかな?」
「今回は少し状況が違うけど、同じ対応で大丈夫かな?」
こういうときに確認したいのは、必ずしも前に教わった内容そのものではありません。
教わったことを、今の状況に当てはめていいのかが分からないんです。
説明を聞いて理解することと、実際の仕事で判断できることは違います。
だから、一度説明しただけで「もう分かっているはず」と考えてしまうと、教える側と教わる側で認識がずれることがあります。
もちろん、教わったことを覚えようとする努力は必要です。
ただ、分からないことを確認しようとしている人に対して、毎回「前にも教えたよね?」と返していたら、そのうち質問すること自体を避けるようになってしまうかもしれません。
もう一度聞きたいとき、どう伝えればいい?
「前にも教えたよね?」と言われるのが怖い。
そんなときは、どこまで分かっていて、何を確認したいのかを伝えてみるのも一つの方法です。
例えば、
「前に教えていただいたところまではできたんですが、この先の対応だけ確認してもいいですか?」
「メモを見返したんですが、この部分がよく分からなくて。もう一度教えていただけますか?」
こんな聞き方でもいいと思います。
最初から全部を説明し直してもらうのではなく、分からない部分を伝える。
それだけでも、相手は答えやすくなります。
とはいえ、毎回うまく質問できるわけではありませんよね。
何が分からないのか、自分でも整理できていないことだってあります。
そんなときは、無理にきれいな言葉にしようとせず、
「ここまではできたんですが、この先で迷っていて……」
と、今の状況を伝えるところから始めてもいいと思います。
それでも嫌な顔をされることはあるかもしれません。
ただ、どんな聞き方をしても相手の機嫌が悪くなるなら、質問の仕方だけで解決できる問題ではありません。
分からないまま仕事を進めてミスをするより、確認したほうがいい場面もあります。
特に、お客様への案内やお金に関わることなら、なおさらです。
質問する前から、あれこれ考えて疲れていませんか?
「こんなこと聞いても大丈夫かな」
「また同じことを聞いてるって思われそう」
「どう言えば嫌な顔をされずに済むんだろう」
質問する前から、こんなことを何度も考えてしまう。
もし心当たりがあるなら、職場以外の場所で、一度その話をしてみるのもいいかもしれません。
「先輩にこう聞こうと思っているんですけど、変ですか?」
「前にこんなことを言われてから、質問しづらくなってしまって……」
そんな話でも構いません。
私のココナラの電話サービスでは、仕事の悩みを聞くだけでなく、実際に職場でどう質問するか、一緒に言い方を考えたり、声に出して練習したりすることもできます。
もちろん、練習ではなく、ただ話を聞いてほしいという方も歓迎です。
職場では、聞きたいことがあっても気を遣ってしまう。
だからこそ、ここでは遠慮せずに話してもらえたらと思っています。
「こんなこと聞いていいのかな?」と迷っていることがあれば、気軽に聞かせてください。
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