仕事が終わって、家に帰ってきた。
ご飯を食べて、お風呂に入って、ようやく一息ついたとき。
突然、昼間にあった嫌な出来事を思い出す。
「あのとき、なんであんなこと言われたんだろう」
「別に私が悪かったわけじゃないよね?」
せっかくゆっくりしていたのに、また腹が立ってくる。
もう終わったことだし、今さら考えたところで何かが変わるわけでもない。
頭では分かっているんです。
それなのに、気がつけばまた同じことを考えている。
皆さんにも、そんな経験はありませんか?
これは仕事に限った話ではありません。
友人から何気なく言われた一言。
家族とのちょっとした言い争い。
楽しみにしていた予定が台無しになったこと。
自分では納得できなかった出来事や、あとから後悔していること。
その場では気にしていなかったのに、時間が経ってから急に腹が立ってくることもありますよね。
しかも厄介なのが、一度思い出すと、頭の中でそのときの会話が始まってしまうこと。
「あのとき、こう言えばよかった」
「いや、そもそも向こうの言い方がおかしかったんじゃない?」
考えているうちに、また別の嫌なことまで思い出してしまう。
気づけば、もう何時間も前の出来事に、今の自分まで振り回されている。
そんな自分に対して、
「いつまで気にしてるんだろう」
と、嫌になってしまうこともあると思います。
でも、私は少し気になることがあります。
何度も思い返してしまうのは、本当にその出来事を忘れられないからだけなのでしょうか。
例えば、職場で納得のいかない注意を受けたとします。
そのときは周りに人もいたし、言い返さずに話を終えた。
でも、あとになって考えてみると、注意された内容よりも、みんなの前で一方的に言われたことが嫌だったのかもしれません。
友人とのやり取りでも同じです。
約束を急にキャンセルされたことに腹が立っていたと思ったら、実は、そのあとに一言も謝ってもらえなかったことが引っかかっていた。
こんなふうに、何度も考えているうちに、自分が本当は何を嫌だと感じていたのか分かってくることもあると思うんです。
ただ、考えれば考えるほど答えが出なくなることもありますよね。
相手に悪気があったのか。
自分の受け取り方がおかしかったのか。
もう少し違う対応ができたんじゃないか。
でも、相手が何を考えていたのかは、いくら一人で考えても分からないことがあります。
だから、無理に結論を出そうとしなくてもいいと思うんです。
「私はあの言い方が嫌だった」
「楽しみにしていたから、がっかりした」
「本当は、もう少し話を聞いてほしかった」
まずは自分が何を感じたのか、それだけでも言葉にしてみる。
出来事そのものは変えられなくても、自分が何に引っかかっていたのかを知るきっかけにはなるかもしれません。
とはいえ、身近な人に話そうとすると、
「もう終わったことでしょ?」
「そんなの気にしなければいいじゃん」
と言われそうで、話すのをためらうこともありますよね。
確かに、聞く側からすれば些細な出来事かもしれません。
でも、どれくらい嫌だったのかは、その場にいた本人にしか分からない部分もあります。
私は、そんな話も聞いてみたいと思っています。
何を言われたのか。
そのときはどう対応したのか。
今も思い出してしまうのは、どの部分なのか。
ただ腹が立つ気持ちを聞いてほしいのか、それとも誰かの意見も聞いてみたいのか。
そこも確かめながら、お話を伺いたいです。
ココナラの電話相談では、仕事や人間関係、家族や友人との出来事など、日常のさまざまな悩みや愚痴をお聞きしています。
「もう何日も前の話なんですけど、まだ腹が立っていて」
そんな話でも構いません。
初めての方も、以前お話しした方も。
同じことを何度も考えてしまう日や、誰かに聞いてほしくなったときに、お声がけいただけたら嬉しいです。
今週も、お疲れさまでした。