キーCで考える派の、転調で混乱しない制作メモ

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音声・音楽
こんにちは。作曲・編曲・MIXをしているaluraです。

今回は、普段コードやメロディを「キーCに置き換えて考える」という方に向けた制作メモです。

僕もそのタイプなのですが、曲の中に転調が何度も出てくると、頭の中で変換するのが大変になることがありました。

最近、その整理が少し楽になるやり方が見えてきたので、ご紹介します。

■ 頭の中では、キーCで考えたい

僕は普段、コード進行やメロディを考えるとき、一度キーCに置き換えて整理しています。

いろいろな曲を同じキーで捉えることで、

「あの曲と同じコード進行だ」
「このメロディも、同じ音から始まっている」

といった共通点を見つけやすく、自分の中にノウハウをためやすい感覚があるからです。

ただ、この方法で困っていたのが、転調の多い曲でした。

今は何のキーで、キーCで考えたこのコードは、実際には何になるのか。

セクションが変わるたびに変換していると、時間がかかったり、間違えたりしていました。

■ キーCのコード進行と、実際のキーを両方見えるようにする

そこで最近は、Logic Proの画面上で、次の二つを確認できるようにしています。

・キーCに置き換えたコード進行
・各セクションの実際のキー

考えるためのコード進行と、演奏するときに必要なキーを、どちらも見える場所に置いておく形です。

■ まず、セクションごとのキーをメモする

最初に、Aメロ・Bメロ・サビなど、各セクションのキーを整理します。

それを、Logicの「プロジェクトノート」に書いておきます。プロジェクト内にメモを残せる機能です。

これで、制作中に「このセクションは何のキーだったっけ?」となっても、画面の右側を見れば確認できます。

■ コード進行は、キーCにそろえて表示する

次に、コードを確認するためのMIDIを、セクションごとにキーCになるように移調します。

ここは自分で調整している部分です。曲全体を一律に同じ幅だけ移調するのではなく、それぞれのセクションをキーCにそろえます。

そのMIDIをLogicの「コードID」で解析し、画面上部のグローバルトラックにある「コードトラック」に反映します。

こうすると、上には自分が理解しやすいキーCのコード進行、右には実際のキーのメモがある状態になります。

コードIDにキーCへの変換を任せるのではなく、自分でキーCにそろえたMIDIから、コードを読み取ってもらう使い方です。

■ ピアノはトランスポーズ、ギターは指板図を使う

ピアノを弾くときは、実際のキーに合わせてDAW側のトランスポーズを使います。

ギターでは、キーを指定してスケールの指板図を表示できるサイトを使っています。

セクションが変わったら、そのサイトで表示するキーも切り替える。実際のキーの指板図を見ながら、コードの形や位置を確認して弾きます。

僕の場合、ギターでは押さえる形を頼りに考えられるので、この方法が使いやすく感じています。

頭の中ではキーCのコード進行を見て、実際に弾くときは、そのセクションのキーを確認する。

これを画面上の情報に頼れるようにしたことで、全部を頭の中で変換し続ける負担が減りました。

■ 覚えておくことを、画面に預ける

今回、自分にとって助かったのは、転調するたびに必要な情報を思い出したり、変換したりする作業を減らせたことです。

上を見れば、キーCでのコード進行。
右を見れば、各セクションの実際のキー。

その二つを確認しながら、楽器に合わせた方法で演奏する。

以前はキーの切り替えで時間を取られたり、間違えたりしていたので、僕にはかなり助かる整理方法でした。

同じように「キーCで考えるとわかりやすいけれど、転調が続くと混乱する」という方は、試してみても良いかもしれません。

次回は、そもそも僕がなぜキーCに置き換えて考えているのか、そのメリットや、やりにくいと感じる部分も含めて書いてみようと思います。

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