デザイナーにデザインを頼んでも失敗する可能性があるのはナゼ?

デザイナーにデザインを頼んでも失敗する可能性があるのはナゼ?

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デザイナーなら一度や二度は記憶にあるのではないでしょうか。最高にいい出来だったけど、クライアントには不評だったデザイン。

この話題になるとよく出てくるのがローソンのプライベートブランドのデザインですね。
分析している特集記事もたくさんありますので、興味ある方は是非ご覧ください。画像検索のスクショだけ貼っておきます。
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ちゃんとしたデザイン事務所が一生懸命考えて作ったものなので、根本的には正しいんだと思います。
無印良品なんかはこのパターンでうまくやってますもんね。

こちらも画像検索のスクショだけ貼っておきます。
詳しく見たい方は検索してみてください。
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どちらも大企業ですから、スモールビジネスに当てはまらない様々な事情があるので、単純比較もできませんし、結果しかわかりません。

結果的にわかりにくいとか、押しそうに見えないとかの意見が多く寄せられることになったそうです。
大企業ですから、色々あったんだろうと思います。
しらんけど。

今回はそのデザインの良し悪しの話ではありません。

デザイナーにデザインを頼むんでも失敗する可能性があるのはナゼ?
という観点から考えてみたいと思います。

そうならないためにデザイナーに頼んだのに?

どのデザイナーも事例はきれい、経験豊富、柔軟な対応、売れるデザイン、成果につながるデザインなどといいます。

ローソンの仕事をしたデザイン会社も、上場企業のビッグプロジェクトを受注できるくらいのハイレベルデザイン会社です。
当然、実績もばっちりなんだと思います。

ローソンに限らず、誰もが知っている自動車メーカーでさえ、モデルチェンジに失敗して売り上げダウンの事例はいくらでもあります。

はずれたくないからデザイナーに頼んでいるのに。
デザイナーが保証する品質とは何なんだ??
そもそもデザインは、はずれが混ざっているガチャなのか?

なかなかそうなるとつらいですよね。

そして、私も外注するときに発注者として、その経験があります。

デザイナーに頼むのって難しい。

だから、評判がいい人に頼むしかないって?
それは正しいと私も思います。

ココナラで評価のない私ですが、それも良い判断の一つだと思います。

ローソンさんはそれで一流どころに頼んだのではないかって?
それもそうですよね。

私は、この問題にはデザイナー側、発注側にそれぞれ課題があると思っています。

それをくわしく考えてたいと思います。

仮説に仮説を重ねちゃうデザイナー問題

ローソンは大企業過ぎるのでどういう事情があるのかわかりませんが、スモールビジネスでは、ヒアリングが十分に出来ていない、もしくは十分に伝わっていない、という場合が多いと思います。

私が失敗したと思う案件は、前提条件に勝手な仮説を積みすぎたときですね。
もう最近はそういうことをしなくなりましたが、若いころは調子に乗って仮説に仮説を積んだりしていました。

後になって、お客様から修正を言われて、自分のヒアリングが十分じゃなかったことに気づきます。
でもすでに工数をかけてしまっているので、そこからの調整は難しかったりします。

逆に、ヒアリングが不十分なまま進めようとして社長に怒られたこともありました。今から思えば完全に準備不足なのですが、当時の僕は分かったつもりになってました。

ビジュアル優位の思考をするデザイナーなら、思考はイメージで行えます。言語化せずに、イメージのままで論理的に思考できます。

この辺詳しく知りたい方は「ビジュアル・シンカーの脳: 「絵」で考える人々の世界(NHK出版)」を読んでください。
面白いですよ。

ですので例えばこういう商品があったとします。
・ヒアリング情報からメインクライアントは30代女性(事実)
・外出するときにも重宝する(事実)

何かそういう商品があって、そこからデザイナーがイメージを広げます。
・アクティブな女性とマッチする(仮説)
・アクティブな女性はこういうイメージが好きだろう(仮説)

という風に、ビジュアルがシャーっとつながって思い浮かぶ時があります。
でも、前の二つは事実ですが、後の二つはデザイナーの仮説です。

しかし、実際問題この「アクティブな女性」という部分を実証するには、顧客調査をするしかありません。
その情報がなかった時にどうするかですよね。

そこでデザイナーがつい暴走しちゃうと、きれいけど目的からずれたものが出来上がったりします。

発注する側が語る未来は「目標」か「希望」か問題

この仮説に仮説を重ねる問題は、じつはクライアント側から発生することもあります。

例えば、クライアント側が出してくださる情報に「事実」と「希望」が混ざっていることもよくあります。

「うまくいけばこのゾーン狙っていきたいんじゃ」
というのが、リアルな目標の場合もあれば、かなり希望的な観測の場合もあります。
よくよく聞けば、実際のボリュームゾーンは全然そこと違うなんてこともあります。

この場合も、仮定に仮定を重ねていく事になります。

そこをちゃんと最初に抑えておかないと、後になって「一番見せる層の人に誤解されそうなデザインだな…」ってものが仕上がったりします。

お客様が情報を伝えない限り、デザイナー側には伝わりません。
もちろん、それを聞き出すのが仕事を受ける側のテクニックではあるのですが、しかし、事業の主体はあくまでもお客様です。

発注する側が提供する情報を十分整理できていないと、ついつい夢の部分や希望的観測の部分を強調しすぎたり、逆に重要な情報が洩れていたりします。

話が進んでから「その商品は売れても数がさばけない」とか「まだ完成していない」みたいな重大な話が後から出てきてたことも、実際経験した話です。

それは極端な例かもしれませんが、きちんと事業を整理して伝えることができれば、デザイナーとの齟齬も防げると思います。


目的をていねいに共有できるのが良いデザイナー

実はここが人気のあるデザイナーとそうでない人の違いかもしれません。

きれいなデザインが出来る人の中には、プロの目から見ても注文したくなる、ちょっと頭一つ抜けた事例を出している人もいらっしゃいます。

また、さまざまな専門知識や課題解決策を持っていると書いているかたもいらっしゃいます。

ですが、一番人気のデザイナーさんは、それほど特別なことを書いて無かったりもします。

これはもう推測なのですが、きっとそういう方は次の点で優れいているのだとおもいます。
・ヒアリング力
 誤った仮説に陥らない、丁寧な日アンリングが出来るかどうか。
・課題整理力
 ヒアリング結果からお客様の要望を妨げている課題が何かを見つける力
・目的設定力
 この案件で何を解決すればゴールかを設定する力

まだココナラで実績のない私は一体誰の応援をしようとしているでしょう?www


目的を共有するために、最もシンプルで有効な方法が、デザインする側がリードをして、その案件での明確な目的を設定することだと思います。

そしてそのために明確に課題を定義することです。

サイトをリニューアルの依頼があれば、ちゃんとサイトの課題として定義できるかどうかです。

顧客満足度の高いデザイナーは皆さんきっと、与件の整理と、課題の定義、目的の共有が上手なんだとおもいます。

業者を選ぶ際にはそういう観点で探してみてください。

そうすれば、デザインの成功率は上がるはずです。
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