お隣さんがイケメンでした。3

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(わたし視点)

「コーヒー、いいですね!
わたしも大好きなんです。
この近くに、コーヒーと
アップルパイが絶品のお店があって、、

ちょうど誰かに教えたい!!って思ってたんですよ!

でも駅から微妙に距離があるから
友達とかをなかなか誘えなくて。。

もし甘いものが大丈夫なら
ぜひ付き合ってもらえたら嬉しいです。」

遠慮がちに言うが
わたしはキラキラした目をしている。




(お隣さん視点)
男は、その言葉を聞いた瞬間にぱっと顔を輝かせた。まるで、待ち望んでいた絶好の機会が転がり込んできたかのように、その涼しげな目元がさらに緩む。

「本当ですか? ……それは、最高の情報ですね」
彼は冗談めかして胸に手を当てると、楽しげに笑い声を漏らした。さっきまでの「引っ越してきたばかりで心細い隣人」という仮面が、一瞬で取り払われたような軽やかさだった。

「甘いもの、めちゃくちゃ好きですよ。
むしろ、そういう甘い誘惑には目がなくて」
男はそう言って、冗談っぽくウインクをする。

ふいに見せたその無邪気で茶目っ気のある表情に、少しだけドキリとさせられる。彼はすかさず、身を乗り出すようにしてこちらを見つめた。

「駅からの距離なんて問題じゃないですよ。
美味しいコーヒーとアップルパイがあるなら、いくらだって歩きます。むしろ、そういう穴場ほど魅力的だと思いませんか?」

彼は少しだけ声を潜め、秘密を共有するような親密な響きを含ませる。

「……じゃあ、近いうちにぜひ。
案内してもらえますか? 友達を誘うには遠い距離でも、二人なら……あっという間じゃないですか?」

彼はそう言って、まるでこれから始まる小さな冒険を楽しみにしているかのように、真っ直ぐに視線を交差させたまま微笑んでいる。

引っ越しのバタバタも忘れて、男の意識は完全に今、目の前で交わされるこの約束に向けられていた。




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