ウェイトで重要度と声の強さを調整する|はじめてのデザイン講座 DAY 32

ウェイトで重要度と声の強さを調整する|はじめてのデザイン講座 DAY 32

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デザイン・イラスト
ウェイトは文字の線の太さです。細い文字は繊細、静か、上品に、太い文字は力強く、重厚に見える傾向があります。同時に、周囲との太さの差が情報の重要度を示します。

印象は書体や色によって変わります。細い線が小さな画面で消えたり、太い文字の内側がつぶれたりしないか、完成サイズで確認します。

最初に強調したい情報を一つ選びます。文字サイズですでに十分目立つなら、太字を追加しない判断もできます。大きさ、太さ、色、囲みを一度に重ねすぎないことも大切です。

候補と採用理由を比較する

読書会の見出しをLight、Regular、Semibold、Boldで比較します。Lightは繊細で静かですが、スマートフォンでは線が弱くなる可能性があります。Boldは発見しやすい一方、募集の強さが前へ出て、穏やかな読書会には強すぎる場合があります。

今回はSemiboldを候補にします。講座名を縮小表示でも読み取れ、Boldより穏やかさを保ちやすいためです。詳細はRegularにし、締切のみMediumへ上げます。

ウェイト名はフォントごとに異なり、同じBoldでも太さは同じではありません。名称ではなく、実際の文字列全体の濃さ(黒み)と、文字の内側がつぶれていないかで判断します。

擬似的な太字に注意する

フォントに正式な太字が用意されていない場合、ソフトが線を機械的に太らせることがあります。明朝体の線の強弱が崩れたり、文字の内側が狭くなったりする場合があります。

可能なら同じフォントファミリーに用意されたウェイトを使います。別のファミリーへ替える場合は、文字の骨格まで変わるため、印象が目的から外れないか再確認します。

今日の10分課題

昨日の配置で最重要情報だけを太字にします。必要なら締切も試し、全体を太字にした版と読む順番を比べてください。

3つの自己確認

1. 使用理由がありますか。
2. 周囲との差がありますか。
3. 強調を重ねすぎていませんか。
次回は行間・文字間・行長で文章を整えます。

64歳からデザインを学び始め、現在はWebと印刷物のデザインを制作しています。このシリーズでは、デザイン経験がない方にも分かる言葉で、デザインの基本と作り方をお伝えします。

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