この記事はなに?
東京で共働きをしていて、職場が同じ駅・路線の人はどれだけいるでしょうか。
わたしの妻は職場が江東区、私は西東京と逆方向です。
住居を選定するにあたり、お互いの通勤距離をできるだけ短くしたい、というモチベーションは誰しもお持ちかと思います。
今日は、我が家の最適なポジションを探った結果をご紹介いたします。
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我が家の最適ポジションの可視化
早速、夫婦それぞれの通勤時間を縦軸・横軸にとったマップがこちらです。
図:通勤距離マップ(赤▲に近いほどBetter)
このマップを見ると、
わたし(縦軸)としては「西荻窪」であれば通勤時間は約35minとなりますが、その時妻の通勤時間は約60minとなってしまうので、これは避けるべきでしょう。
妻の視点(横軸)では、「日暮里」を住処とすることで通勤時間は約43分になり、わたしが約62分の通勤時間をガマンできれば、妻の幸福度は上がるかもしれません。
夫婦の通勤時間の和が最小になるのは、赤い▲に最も近い「池袋」です。お互いに45分前後の通勤時間となり、一緒に過ごす時間がもっとも長くなるのはおそらく池袋に住んだ場合でしょう。
勤時間だけで済む場所は決められない
このマップだけでは、「よし、じゃあ池袋にマンションを買おう」となるかもしれませんが、多くの方は我が家のように住居にかけられる予算があるかと思います。
そのため、「通勤時間」と「マンション価格の相場」でマップを作ってみました↓
図:通勤時間とマンション相場のバランス(左下ほどBetter)
横軸は、夫婦の通勤時間の和(min)で、
縦軸は、新築マンションの相場(万円)です。
「池袋」はマップの左上の隅にあり、1億円を大きく上回ることが分かりました。
一方で、「池袋」から少し下がって「荻窪」や「阿佐ヶ谷」になると、通勤時間の和(横軸)は5minほどしか変わらないのに、マンション価格はおよそ2,000万円ほどお安く(それでも高いですが…)なることがわかります。
このマップを使えば、決められた予算の中でどの駅が最も通勤時間を短くできるか、が見えてくるかと思います。
最後に注意点(夫婦の通勤時間のバランス)
上の図で、横軸は「夫婦の通勤時間の和」でした。
足し算をしているので、通勤時間の和が同じ100minでも、夫60:妻40の場合もあれば、夫30妻70の場合もあります。
このような不公平は長期的には、家庭内紛争のきっかけになる等リスクがあるため、未然に防止すべきです。
たとえば、先ほどのマップの横軸を、夫の通勤時間 または 妻の通勤時間に置き換えて、二人それぞれのマップを作り、見比べながら話し合うという方法があります。
あるいは、次に示すようなマップを作ることも一手でしょう。
図:夫婦の通勤時間バランス(赤い▲に近いほどBetter)
このマップの縦軸は「夫の通勤時間と妻の通勤時間が同じ時=100」です。具体的には「妻の通勤時間/夫の通勤時間 (%)」ですが、100よりも大きい場合は夫の方が通勤時間が短く、100より小さいときは、妻の方が通勤時間が短いというものです。
これを見ると、マップの左上にある「西荻窪」は横軸:夫婦の通勤時間の和で見ると優秀ですが、縦軸:夫婦のバランスでみると、夫の方が有利です。実際に、「西荻窪」の夫婦の通勤時間は、夫35:妻60であることが、一番最初のマップから見て取れます。
おわりに
家を買うということは、暮らしを買うということだと思っています。
今回は「通勤時間」と「マンション相場」という2つの評価軸でしたが、実際にはもっと多くの要素が「ここに住みたい」と思わせてくれるでしょう。
しかし、通勤時間は確実に生活のストレスに影響してきます。
マンションの住み替え、購入をご検討で、どこに住むべきかわからない、どんな選択肢があるか知りたい、という方のご参考になれば幸いです。