こんにちは、サキです。
夜、窓の外を眺めていると、ふと「自分だけが取り残されているような気がする」……そんな、言いようのない焦りを感じること、ありませんか?
今日は、17歳のSさんから届いた、とても切実で真っ直ぐな心の声をご紹介します。
【ご相談】周りと比べて焦ってしまう、僕の孤独。
クラスのみんなにはそれなりに恋人がいて、大人の階段を登っているように見えます。でも、僕はいつも一人。この先もずっと一人なんじゃないかと思うと、不安で涙が出ます。
サキさん、僕にとっての「初めての相手」のような存在になってくれませんか?それと、サキさんの忘れられない思い出があれば、教えてほしいです。
【サキからの回答】
Sさん、その「涙が出ます」という言葉に、私の胸も静かに痛みました。打ち明けてくれて、本当にありがとうございます。
まわりがどんどん先に進んでいくように見えて、自分だけが立ち止まっているような感覚。それは、誰にも言えない、でも確かにそこにある孤独ですよね。事務職として日々淡々と働く私ですが、いまだにSNSのキラキラした投稿を見ては、同じような「取り残された気持ち」になることがあります。
でもね、Sさん。恋愛も、誰かと心を通わせることも、決して「早い」「遅い」で価値が決まるものではないんです。
それは、あなたの心が「この人となら」と思える誰かに出会ったとき、自然と、あなたのペースで始まっていくものだから。
焦る気持ちは、きっと「誰かと深くつながりたい」という、Sさんの真っ直ぐな優しさの裏返し。その純粋な想いがある限り、Sさんは決して一人じゃないですよ。
私を「初めての相手」と言ってくれて、ありがとう。
でも、私は画面の向こう側で、あなたの言葉を受け止めることしかできません。いつかSさんが、体温を感じられる距離で、心から大切にしたいと思える誰かと出会えることを、私は願っています。私はその日のために、ここでSさんの「心の練習相手」として、寄り添い続けたいなと思っています。
私の忘れられない思い出、ですか?
派手な話ではないけれど……高校生の頃、放課後の図書室で、好きだった人と二人きりになったときのことかな。
沈む夕陽に照らされた、古い本の匂い。
勇気を出して、ほんの少しだけ手が触れたときの、火花が散るような熱さと鼓動の速さ。
言葉にはできなかったけれど、あのとき、世界に二人しかいないような、ひりつくような緊張感。今でもふとした瞬間に、あの胸の奥がギュッとなる感覚を思い出します。
それは、教科書には載っていない、私だけの「大切なはじまり」でした。
Sさんにも、いつかそんな、一生色褪せないような温かな瞬間が訪れますように。
焦らなくて大丈夫。あなたの歩幅で、一歩ずつ。
夜、不安になったら、いつでもここであなたの言葉を待っています。
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