「毎日忙しく動いているのに、月末になるとなぜか手元にお金が残らない……」
そんな悩みを持つ飲食店経営者の方は少なくありません。
実はその原因、お客様の「とりあえず生!」という注文にあるかもしれません。
ビールは「集客用」、利益は「別の飲み物」で
飲食店にとって、ビールは最高に美味しい「客寄せパンダ」です。しかし、仕入れ値やサーバーの維持費を考えると、実は1杯あたりの利益はそれほど高くありません。
一方で、以下のようなメニューはどうでしょうか?
・自家製シロップのレモンサワー
・季節の果物を使ったソーダ(ノンアルコール)
・お店独自のオリジナルカクテル
これらは原価を抑えやすく、かつ「ここでしか飲めない価値」があるため、1杯あたりの利益がビールより100円〜200円以上高くなることも珍しくありません。
お客様は「メニューの左上」から頼む
「利益率の高い飲み物を売ろう!」と決めても、メニューの端っこに書いてあるだけでは注文されません。
人間には「視線のZの法則」というものがあり、メニューを開いた時の「左上」に最も目が留まります。そこにビールではなく、あえて「お店が本当に飲んでほしい、利益率の高いドリンク」を大きな写真付きで載せてみてください。
これだけで、注文の比率がガラリと変わります。
「小さな工夫」が1ヶ月後の利益を変える
「1杯100円の利益差なんて……」と思うかもしれません。
しかし、1日30杯の注文があれば、1ヶ月(25日営業)で75,000円の利益差になります。年間で考えれば、なんと90万円です。
特別な設備投資は必要ありません。ただ、メニューの配置を変えるだけ。
「とりあえず生!」の注文を減らし、お店独自のこだわりドリンクへ誘導する。
まずは今日、お店のメニュー表を客観的に眺めてみてください。一番目立っているのは、本当に「利益を運んでくれるメニュー」になっていますか?