「発表会の費用、思っていたより高い…。そこに衣装代もかさんで、お財布にダメージ…」
子どもの習い事で、私が実際に感じたことです。
ココナラで教室のホームページのご相談を受けるときも、料金の見せ方はよく話題になります。
先にお伝えしておくと、発表会そのものは本当にすばらしいものでした。
舞台に立つ子どもの姿を見て、「ここに通わせてよかった」と心から思いました。会場を借りたり、先生が準備をしてくださったり、費用がかかるのは当然だと分かっています。
それでも、お財布のことだけは、「もう少し前に知っていたら、心の準備ができたのに」と思ったんです。
WEBデザイナーのヤマモモです。ふだんはココナラで教室・習い事のホームページを作っていますが、家では小学生の子ども2人の母です。
今回は、教室を選ぶ側の母親として感じたことと、ホームページを作る側として思うことを、両方の目線でまとめました。
教室の費用が高い、という話ではありません。
同じ内容でも、知らせるタイミングと見せ方で、保護者の受け取り方は変わる、という話です。
■習い事を始めるとき、母親が見ているところ
習い事を始めるとき、私はこんなところを見ています。
・通える距離か
・月謝はどのくらいか
・発表会はあるか、費用はどのくらいか
・教室の雰囲気、先生はやさしそうか
・うちの子に合うか、楽しく通えそうか
この中で、入会前にいちばん分かりにくいのが月謝以外のお金のことです。
月謝はたいてい書いてあります。でも、発表会費や衣装代、教材費などは、入会してから案内されることが多いですよね。
教室の側からすると、毎年内容が変わるので書きにくい、という事情もあると思います。
■家計のやりくりは、「先に分かる」だけでラクになる
親としては、金額が高いか安いかよりも、だいたいいつ、いくらくらいかかるのかが分かるとありがたいんです。
・発表会がある月は、ほかの出費を少し控えておこう
・衣装代がかかるなら、ボーナスの月に合わせよう
・きょうだいの習い事と重ならないようにしよう
先に分かっていれば、こんなふうに家計の準備ができます。
逆に、急に分かると「えっ、今月?」と慌ててしまう。お財布へのダメージは、金額そのものより「急に来る」ことのほうが大きいのかもしれません。
■「月謝以外にかかるもの」は、一か所にまとめる
料金のページで意外と多いのが、費用の情報があちこちに散らばっているケースです。
・月謝は料金ページ
・入会金はよくある質問の中
・発表会のことはお知らせの過去記事
これだと、保護者は全部を探しきれません。
月謝以外にかかるものは、料金ページの一か所にまとめて並べるのがおすすめです。
・入会金
・施設費・維持費など
・発表会の参加費(目安)
「この教室に通うと、1年でだいたいこのくらい」という目安が見えると、家計の計画が立てやすくなります。
衣装代や教材費のように、子どもや演目によって変わるものは、料金表に並べなくても大丈夫です。ホームページによくある質問のページがあるなら、そこに載せておくのもおすすめです。
■ホームページは、入会前にこっそり確かめられる場所
お金のことは、体験レッスンで先生に直接聞くのは少し気が引けます。
「お金のことばかり聞く親だと思われたらどうしよう」と、つい遠慮してしまうんですよね。
だからこそ、ホームページに書いてあるとありがたいんです。
ホームページは、保護者が入会前に自分のペースで、こっそり確かめられる場所です。
■とはいえ、全部書けばいいわけではありません
ここで、ホームページを作る側の目線も入れておきます。
料金の内訳を細かく書きすぎると、それだけで「高そう」「大変そう」と感じて、問い合わせる前に離れてしまう方もいます。
本当は、生徒さんの発表を見て「うちの子にもやらせたい!」と気持ちが高まったところで、気軽に問い合わせてもらえるのがいちばんです。
だから大事なのは、全部を書くことではなく、何を先に知らせて、何を体験のときに伝えるかを分けることだと思っています。
■ホームページに書くこと、体験で伝えること
おすすめの分け方は、こんな形です。
ホームページに書いておくこと(家計の準備に必要なもの)
・月謝の目安
・入会金や施設費など、毎月・毎年決まってかかるもの
・発表会があるかどうかと、費用のだいたいの目安
・年払いやお休みのルールがあるかどうか
よくある質問のページがあれば、そこに載せると安心なこと
・衣装代はかかりますか?
・教材は何を用意しますか?
体験や問い合わせのときに伝えること(細かい内訳)
・発表会費の正確な内訳
・衣装・教材の詳細(レンタルか購入か、いくらか)
・割引の条件
・1年間のスケジュール
ポイントは、金額をぴったり書くことより、「何にお金がかかるか」が分かるようにしておくことです。
衣装代の金額までは書いていなくても、よくある質問に「衣装代はかかりますか?」が載っているだけで、保護者は心の準備ができます。
■発表会の費用は「目安」を書き、衣装のことはよくある質問に
たとえば、料金のページにこう書いてあるだけで、ずいぶん印象が変わります。
発表会:年1回(参加は自由です)
参加費の目安:〇万円前後
詳しくは体験レッスンのときにご説明します
この書き方なら、
・隠していないことが伝わる
・参加が自由なら、それも安心材料になる
・詳しく知りたい人は、問い合わせのきっかけになる
という良さがあります。
よくある質問のページがある場合は、衣装のことをこんなふうに載せておくと、料金表はすっきりしたまま伝えられます。
Q. 発表会の衣装代はかかりますか?
A. 演目によって、衣装のレンタル代または購入費がかかります。詳しくは体験レッスンやお問い合わせのときにご説明します。
せっかくのすばらしい発表会です。お財布のことで、親の「通わせてよかった」が少しでもくもってしまうのは、もったいないと思うんです。
発表会の写真を添えて、どんな舞台なのかが分かるようにすると、「この舞台なら、このくらいかかるよね」と納得してもらいやすくなります。
■早めのお願いには、理由を一言添える
発表会への参加を早めに確認したり、年払いの割引を用意していたり。教室の事情で、先にお願いしたいこともあると思います。
そんなときは、理由を一言添えておくのがおすすめです。
・「会場を1年前に予約するため、参加の確認を早めにお願いしています」
・「年払いの途中でおやめになる場合のお取り扱いは、こちらをご覧ください」
保護者は、1年先に子どもが続けているかどうかまでは分かりません。
理由と、途中でやめるときのきまりが分かれば、安心して返事ができます。
■細かい内訳は、体験のときに。問い合わせのきっかけにする
ホームページで目安を伝えたら、細かいことは体験のときに直接お話しする。
この流れにしておくと、
・保護者は「詳しいことは体験で聞ける」と安心して申し込める
・先生は、教室の雰囲気を見てもらってから、費用の説明ができる
という、どちらにもうれしい形になります。
「料金のことも、体験のときに遠慮なく聞いてください」と書いておくと、聞きにくさがさらに減ります。
■SWELLなら、料金ページを自分で見やすく整えられる
SWELLには、こうした情報を見やすくまとめるブロックがそろっています。
・表(テーブル):月謝・入会金・発表会費などを一覧に
・キャプションボックス:「月謝以外にかかるもの」を枠で囲んで目立たせる
・FAQ:「衣装代はかかりますか?」「発表会は必ず出ないといけませんか?」を質問と答えで並べる
料金や発表会の予定は、毎年少しずつ変わるものです。
自分で更新できるホームページにしておくと、変わったときにすぐ書き直せるので、「書いてあることとちがう」も防げます。
■確認メモ
・衣装代や教材費のことを、よくある質問のページ(あれば)や体験のときに伝えられるようにしている
・発表会の費用は、だいたいの目安だけでも書いている
・早めに確認したいことや年払いには、理由とやめるときのきまりを添えている
・月謝以外にかかるものを、料金ページの一か所にまとめている
・「詳しくは体験のときに」と、問い合わせのきっかけを用意している
書き方を変えれば、すぐに入会が増えると約束できるものではありません。
それでも、保護者が「この教室は、先にちゃんと教えてくれる」と感じることは、入会のあとも長く続く信頼になると思っています。
まず今日は、ご自分の教室の料金ページを、入会を迷っている保護者のつもりで読んでみてください。「これ、急に知ったら慌てるかも」と思うものが一つ見つかったら、それが最初に書き足すところです。
■ご相談について
ココナラで、教室・習い事・スクールのホームページ制作を承っています。
WordPressのテーマ「SWELL」を使い、公開後はご自身で更新できるホームページをお作りします。
「料金ページに、何をどこまで書けばいいか迷っている」
「月謝以外の費用を、どう見せたらいいか相談したい」
という段階のご相談も大歓迎です。サービスページの「見積り・仕様の相談」から、お気軽にメッセージくださいね。