肚をつくるとどうなるか 【頭より肚が先】
記事コラム
こんにちは。
身体と心を整えれば、人生が整う。
ハリハラ（張り肚）呼吸法とセルフ整体を提供させて頂いている、救急救迷士、すみびとです。
これまでの話で、肚の重要性については、なんとなく分かったかなと思います。じゃあ具体的に実際に肚をつくるとどうなるの？って話なんだけど、
結論
肚をつくることができれば、自分の人生もつくれる。
正確には、人生において迷ったり、悩んだりしたとき、最善の道へと導いてくれる。頼れる水先案内人となってくれる感じ。
自分が自分の最高の見方になってくれる感じ。
そのためにもまず、肚に問いかけ、肚で感じること。そこで得た答えを実際に具体化・現実化する段階で、はじめて頭で考える思考の出番。
です。
もう少し肚をつくるとどうなるか、分かりやすい具体的な例を言うと、
・クヨクヨ悩まなくなった。
・落ち込まなくなった。
・ものごとに落ち着いて集中できるようになった。
・根拠のない、漠然をした不安を感じないようになった。
・直感が冴えるようになった。
・決断力が身についた。
・行動力も身についた。
・毎日が充実して過ごせるようになった。
・人の視線をあまり気にしなくなった。
・キレやすかったのが、穏やかな性格になった。
・自分に自信を持てるようになった。
・いい人を演じなくなった。
・他人と自分を比べなくなった。
・やりたいことが分かるようになった。
・肉体はもちろん、心もぶれにくくなった。
・そして何より、豊かな人生を送れるようになった。
などがあげられます。
あとは、付属的なことだけど、疲れを感じなくなったとか、お通じが良くなった、本来の日本人という意味での「良い姿勢」になったなどがありますね(笑)。
選択に迷ったり、人生に悩んだりしたとき、私たちは、つい、頭の思考で判断しまいがちです。
しかし、頭の思考は、知識や過去の経験に基づいた判断しかすることができません。その結果、選択の幅が狭い、しかも無難な判断をしてしまいます。
ところが、頭で思考するのではなく、まず、肚を意識して肚に問いかけてみる。聞いてみる。肚で感じてみる。
すると、肚は、ひらめきや直感という形で答えてくれ、教えてくれます。
もしくは、最善の結果に向かって導いてくれます。
その際、ほぼ同時に頭の思考が、過去の経験などをもとに、「そんなのできっこないよ」「やめた方がいいよ」と、必ず囁いてきます。
「確かにその方が大きなミスや心身への損害は少なくて済むかも？」とか、「上手くいけば儲かるかも？」といった、損得勘定も頭の中をよぎります。
ここで、この悪魔の囁きに負けて、思考による判断の方を選んでいた頃は、私の場合、ほぼ100％ 裏目に出て、上手くいかずに後悔ばかりしていました。
で、その直後は、今度こそ、最初の直感の方を優先するぞと思っているのですが、喉元過ぎればなんとやらです。
特に重大な選択を迫られた場合などは、絶対に失敗したくないという思いが強すぎて、慎重になってました。
例えば、悩んでいることについて、直感で「Aで大丈夫」と思ったとします。
が、すぐに「でも、普通に考えれば誰が見たってBを選ぶし、損はしないはずだ」などと不安と同時に心がブレて、経験や常識に従ってBを選ぶ。
結果、Aの方が全然よかった→ショックで落ち込むという繰り返しでした。
なので、何か迷った時、悩んだときは考えるのではなくて、まずは肚に意識を向けるようにしてみてください。
肚といっても目に見えるわけではないので、お腹の下の方を意識するだけでもいいです。
まずは、迷ったり、不安なことがあったりしたら、すぐ肚に意識を向けるクセをつけること。
で、肚に向かって「○○で困っているんだけど、何かいいアイデアはある？」「△と□で迷っているんだけど、どうしたらいい？」などと問いかけます。
すると、すぐのときもあれば、多少時間が過ぎてからのときもあるけど、まさに〝肚の底から〟フッと湧き出たようにひらめきや直感という形で、ときには思いもしないアイデアを織り交ぜながら答えてくれます。
そして、それらの答えを、いざ行動に移したり、具体的なカタチにしていく上で役に立つのが、思考です。
そう、ここからやっと、頭の出番です(笑)。
肚が先で、頭は後。
まずは肚で感じて、それから頭で考えるというパターンを身につけることです。
あくまで、肚に問いかけ、聞いたことに対する答え、ひらめき、直感を信じてください。
肚で感じてください。
そして、それを頭（思考）を使いながら実行していく。
結果、最善の現実が、人生がつくれるというわけです。
最初は頼りなく感じたり、本当にこのまま進めても大丈夫かな？と不安がよぎることもあるかもしれません。
でも、肚を信じて実行に移してちゃんとした結果となって現実化していくうちに、ちょ～頼もしい相棒に思えてきますよ。
