きょうだい児の寂しさ苦しさを身近でみて思ったこと

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こんにちは、木下愛理紗(ありさ)です
3日間もお休みをいただいて閲覧数ががくっと下がり
少々慌ててしまいました

でも、新しく私を見つけてくれた方とお話ししたり
DMでやり取りした人とやっとお話しできたりと
嬉しいことがあって

閲覧数を気にするのをやめようと思えるようになりました

ところで…
皆さんコロナの時は美容室など髪の毛をどうしていましたか?
私は感染すると危険なので切りに行けず
自分で前髪やサイドを切っていました

しかし後ろは一人では切れず…

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腰のくぼみあたりまで伸びました(^^;)
寒くてもこもこ来ています着ぶくれどころの話じゃないですw
首と手のもこもこの部分はダイソーのアームウォーマー
さわり心地もおすすめですよ!

わたしの髪の毛はまっすぐまとまりやすいのが救いです…
(ココナラのブログさんは挿入の写真サイズ変えられないのでしょうか
毎回調べてみてもサイズ非ばかり出て諦めております

ではブログの本題へ入っていきましょう


みなさん「きょうだい児」という言葉を聞いたことがありますか?
とても簡単にいうと
病気や障害をもつ兄弟姉妹を持つ子供のことです

これは私の体験談ですので、すべてのケースに当てはまるかはわかりません

大学一年生の春休み(大学は休みが長い)に奨学金をもらったため
その分勉強してるか個人的にしている分野の
論文・レポートを出さなくてはなりませんでした

当時、私が興味を持って勉強していたのは
・強迫性障害を持つ人と認知行動療法(これは卒業まで学んでいました)
・過疎地域における福祉施設の不足
・愛着障害と産後うつについてです

そこで選んだのは
「過疎地域における障害児童への福祉サービスの不足」についてでした
実際に雪国の小さな集落、しかも春休み、ということは
毎日雪かきです!屋根の上の雪も落とさなければ屋根が壊れることもあるそう
新しい家には屋根にヒーターがあってとかしてくれるそうですが
私の言った家は古くまた広く毎日筋肉痛でした

雪かき要員になる代わりに2か月近くいさせてもらいました

障害を持った子を毎朝車で1時間以上の道のりで施設まで行き
さらに夕方には発達を促すためのサービスを受けにまた他の施設へ

いつかこのことについてもブログで書きたいと思います


では、きょうだい児についてお話しします
じゃあ、その子は小学生2年生の男の子としましょう
(プライバシーや特定を避けるための
       フェイクを入れていくのはお許しください)

その子は人見知りで私に興味があっても
なかなか部屋の隅の子供用テントから出てきませんでした。

しかし、数日も立つとちょっと過剰なほど甘えてくるのです
小学二年生、学校に行くときは普通なのに
家に帰ると幼児退行とも思えるほど幼い感じになるのです

当時の私はまだ知識もなく、そういう子なのかなと思っていました

しかし、私は居間でレポートを書かせてもらっているとき
(煙突みたいな大きな口を開けたストーブのある部屋以外氷点下です)

その子がお母さんに学校の話をしていました
何か良いことがあったようで褒めてほしかったみたいです

しかしその時、障害を持った子の方が声をあげ何か訴えています

母親は癇癪につながることをおそれてか
すぐにそっちの子の方へ行き世話をし始めました

母親が悪いわけではありません
障害によっては思い通りにならないと
癇癪をおこし長時間大声を上げ続けたり
物を投げたりと問題行動をしてしまいます
それを止めるためその子の要求をすぐに叶えようとしたのです

しかし、その結果残されたのは二年生の男の子

私は、「○○ちゃんだけずるい!」「話を聞いて!」
と怒ると思ったのです
しかし彼の横顔はやけに冷静にその光景を感情のない目で見ていたのでした

その時の表情が忘れられません

よく兄弟が産まれると上の子が幼児がえりしてあまえるとか
下の子をかまったら必ず上の子にもそれ以上かなってあげること
と育児書にはあります

下の子が手がかからなくなったら段々兄弟平等になりますが

「きょうだい児」は違います

もちろん家族全体で男の子を可愛がっていました
しかし、いつも優先されるのは障害を持った子だったのです
幼い時からそういう立場にいたのでしょう
諦めなのか当時の私はわからず

「レポート進まない~!△くん遊んで~」といって
その子を可愛がり、私がその話を聞くことしかできなかったのです

一度気づいてしまうと、彼があの目をしているのに気が付くようになり
当時同時に別の課題としていた愛着障害…?
当時のことなので断言でいないし、普段は母親に抱き着いてニコニコ笑ってる

そんなとき私は自閉症の子と家族の漫画
「光とともに…」を思い出していました

その家庭では
ぐいぐいくるお姑さんと、自分の意思を伝えられる妹
お母さんも妹の持つ寂しさなどを知り
その妹との特別な時間を作るようにする

果たしてその妹は本当に日常的に兄の自閉症児が優先されるなか
たまにある特別で心は満たされていたのだろうか…

最近また勉強を始めた私は
その子たちのことをもっと知りたいと思っています

もう大きくなったあの子はどうしているのだろうか

障害を持った子の世話はもちろんすごく大変で
母親ひとりでまわせるはずないのです

障害を持っている人へのケアは大事
        でも、どれと同じくらいケアする人にもケアが必要

このことを知らずに無理をしてしまう家族が日本中にいると思う

たとえばショートステイは一泊二日から最大30日預かってもらえる
家族の緊張は解けケアから解放されて休むことができるんです

ケアする人は、人の力、制度の力をどんどん頼って
それは悪いことではないしケアを続けるために大切なこと
レスパイトケア(ケアをしている人への小休止的なケア)
はとても必要こと

でも結構それを受けるための申請が大変だったり…
でもまず言えるのはケアマネージャーさんなどに相談してみましょう

また、介護保険を使わない自費サービスというのもあります

ごめんなさい、話がそれました

「きょうだい児」は我慢の連続だとおもいました
例えば学校や近所、お出かけ先で奇異な目で見られたり
実際いじめにあったり、自分を誰より優先してくれる人がいなかったり…

決して母親の愛が足りない、家族からの愛がたりないわけじゃない

でも、心のどこかになにか
寂しいという塊が沈んでいるように思えます

これから先、「きょうだい児」の問題は減るかもしれません
この問題に多くの人が気づき、お母さんに伝えることがあるそうです

では、すでに「きょうだい児」になってしまい
心のどこかが不安定なところがある人
きっとたくさんいると思います

そんなきょうだい児として育った
あなたの心にたまった我慢、寂しさ解消します

精神保健福祉士の資格を持っています
相談者の話は守秘義務で外に漏れることはありません

感情的になってもいいし、口下手でも大丈夫です
もしよろしければ一緒に心の穴をうめていきませんか?


もしくはもっと軽い感じでお話ししたい方は

また長文になってしまいました…
次こそはもっと短めの読みやすいものをあげたいです

では、皆さまよい夜を!
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