※このブログは私が運営している個人ブログからの抜粋となります。
婚活適齢期とは?
近年、晩婚化が進む中で40代の初婚が増加している背景には、いくつかの要因があります。一昔前は男女共に、○○歳迄には結婚しておくべき的な空気がありました。
しかし現代社会では若い頃にキャリアを優先し、○○歳になったから結婚しようではなく、仕事や収入が安定したから結婚しようとの考えの方が多くなってきています。
特に女性の社会進出が進み、結婚を後回しにする傾向が強まっています 。さらにライフスタイルの多様化し、結婚が必ずしも人生のゴールであると考えられなくなってきました。
「お一人さま」との言葉の定着と共に一人でも楽しめる環境や施設は年々整っていき、外に出なくても動画配信サイトやオンラインゲームなどの一人でも楽しめるコンテンツが増えています。
つまり、恋愛をせずとも楽しめる社会となったことも、わざわざ誰かと交際したり結婚したりを急がせなくなった理由になるでしょう。
また結婚相談所や婚活アプリなどの婚活サービスが充実してきたことにより、「最終困った時は結婚相談所でも入会したらいいか」と不安に感じつつもどこか楽観視している人もいます。
もちろん経済的要因も大きく、 経済的不安定さや高騰する生活費により、若い世代が結婚や家庭を持つことに慎重になる傾向があります。特に都市部では生活コストが高く、結婚資金を貯めるのが難しいと感じる人も多いでしょう。
結婚や家庭に対する価値観が多様化し、敢えて独身でいることやパートナーと事実婚を選ぶ等、結婚が必ずしも幸せの条件ではないと考える人が増えてきています 。
女性に取って年齢と妊娠は密接に関係していますが、近年医療技術の進歩により不妊治療や高齢出産が可能となってきました。
これにより年齢を気にせずに結婚や出産を計画することができるようになり、結果的に結婚を後回しにする選択をする女性も増えてきました。こういった様々な要因が複合的に影響し、晩婚化の傾向が進んでいると言えます。
自分の中でのベストタイミングは人によって異なりますが、婚活は一日でも早く始めることが重要です。早く動くことで選択肢の幅が広がり、より多くの出会いの機会を得ることができます。
年齢を重ねるごとに希望条件の相手とのマッチングが難しくなる為、少しでも条件のいい相手と結婚するには、少しでも若いうちに行動することが重要と言えるでしょう。
また、婚活を早めに始めることで、自分自身の魅力を高める時間も確保できます。例えば、趣味やスキルを磨いたり、自己改善に取り組むことができます。
自分に自信を持てる事で、相手に対しても魅力的に映ることができます。
これが年齢的に一日でも早く結婚しないと困る状況であれば、正直婚活以外に時間を割く余裕が無くなってしまいます。
婚活をショッピングに例えると分かりやすいと思います。貯金=スキルを磨く、お金=時間、ショッピングモール=結婚相談所、欲しい商品=結婚したい相手とします。
お金に余裕があれば選択肢が広がり、ショッピングモールで見つけた商品が、たとえ高額であっても不足分は貯金額がカバーしてくれて購入する事が可能になります。
そしてこれを婚活に置き換えると、時間に余裕があれば選択肢が広がり、結婚相談所で見つけた相手が、たとえハイスペックであっても磨いたスキルがカバーしてくれて結婚する事が可能になります。
早くから活動することで、失敗や試行錯誤を経験し、理想の相手を見つけるための戦略を練る時間をたっぷり持つ事ができるでしょう。
婚活市場は競争が激しいため、やはり早期に行動を起こす必要があります。どれだけ医学が進歩しても、やはり女性の場合は年齢が進むにつれて出産のリスクやタイムリミットを避ける事はできません。
男性にとっても、若いうちに行動することで、将来的に安定した家庭を築くための経済基盤を整える時間が確保できます。
自分に合ったパートナーを見つけるためには、早期の行動と継続的な努力が不可欠です。いつからではなく今日からでも婚活を始め、一歩ずつ理想の未来に向かって進んでいくことが大切です。
40代からの婚活の特徴
婚活は一歳でも早くする重要性を知ったとしても、このブログを読んでいる時点ですでに40代を迎えている方もおられると思います。
確かに20代30代に比べて40代は不利になってきますが、40代の婚活における強みは多岐にわたります。
まず、人生経験の豊富さが挙げられます。40代の多くの場合、様々な仕事や人間関係を経験しており、物事に対する判断力や問題解決能力が高いです。
これにより、パートナーに対して安定感や頼りがいを感じさせることができます。また、これまでの恋愛経験を活かして、柔軟かつ冷静に婚活に取り組むことができます。
次に、経済的な安定が強みとなります。女性であってもこの年代になるとキャリアが安定しており、経済的に安定した収入を得ていることが多いです。
金銭的余裕は交際相手に対する経済的な依存が少なくなり、対等な関係性を築きやすくなります。これは結婚相手を探している男性にとって、とても魅力的な要素の一つとなります。
経済的な余裕は、趣味・旅行・自己啓発などのライフスタイルにも反映され、若い世代に醸し出せない人間的深みを与える事ができます。
40代は結婚に対する覚悟や真剣さを持っていることが多いです。若い頃のように軽い気持ちで婚活をするのではなく、人生のパートナーを真剣に探しているため、相手に対しても誠実さを感じさせます。
これにより、同じく真剣に結婚を考えている相手にとっては非常に魅力的な存在となります。
ただし全ての40代が精神的に成熟しているわけではありません。40代になっても大人になり切れていない、ピーターパン症候群の大人も存在します。
また、常に自分の頭の中に「女性はこうあるべき」「男性はこうあるべき」という物を持っていて、それを頑なに崩さない人もいます。
もちろん理想の相手と結婚する為に、自分の信念を持ち続ける事は決して悪い事ではありません。しかし年齢を重ねる事で、婚活における需要と供給のバランスは明らかに崩れ始めます。
婚活当初から妥協する必要はありませんが、婚活を本格的にスタートしてから1年経過しても出会えないのであれば受け入れる必要があります。
好き同士でお付き合いをしていても、どうしても相手の些細な事が気にはる事もあると思います。特に女性は男性にエスコート能力に対して不満を感じる事が多いです。
~婚活において女性が不満に感じている事~
・デート代が毎回割り勘
・自分から誘ってこない
・待ち合わせ時間に遅刻する
・お店を予約して欲しい
確かにどれも無理な要求ではありませんし、これを全てこなしてくれる男性はとても魅力的だと思います。しかしこれらのこだわりは結婚後どれだけ重要な要素か今一度考えてみましょう。
●デート代が毎回割り勘、結婚(同居)で無くなると思います
●自分から誘ってこない、結婚(同居)で無くなると思います
●待ち合わせに遅刻する、結婚(同居)で無くなると思います
●お店を予約して欲しい、結婚(同居)で無くなると思います
この様に交際中に重要視する点やポイントが高いとされる行動は、結婚した後はさほど重要でない場合があります。それよりも交際中に重要視した方がいいのは、いかに融通が利くかです。
融通が利くという事は、相手の意見に耳を傾けてくれるという事です。これは結婚生活において非常に重要な要素で、双方で妥協点を見つけようとしない限り、間違いなく結婚生活は破城します。
せっかく条件がいい相手とお付き合いしているにも関わらず、男性はこうあるべきとの固定概念に縛られていませんか。
そしてもう一お聞きします、今あなたが交際相手に対して抱いている不満は、結婚生活に大きな支障をきたす程、こだわり続ける必要があるモノなのでしょうか。
40代婚活の邪魔をするもの
40代になると既婚歴がある人も多く、その場合、前の結婚生活での経験や子供がいることが新たなパートナー探しの際に障壁となることがあります。特に初婚の人にとっては、過去の結婚歴や前パートナーとの関係が気になるポイントとなることが多いです。
子供がいた場合、親権は母親側が持つ事が多く、同じ再婚であっても子供がいない分、男性の方が有利かもしれません。
子供がいた場合、当人同士が良ければOKではなく子供の意向も重要になってきます。
まだ自我が芽生えていない時期であれば問題ないかもしれませんが、ある程度物事が判断できる年齢に達していた場合、子供との関係を深めていく必要があります。
子供がいる場合、新しいパートナーシップを築く際には子育ての責任や家族構成の調整が必要となります。子供の受け入れや新しい関係の構築に関する不安や心配は、彼女たちの婚活プロセスにさらなる複雑さをもたらします。
再婚で子供の反対により結婚に至らない場合、まず子供の気持ちを理解し、尊重することが重要です。子供がなぜ反対するのか、その理由をよく聞き、共感を示しましょう。子供にとって新しい状況が不安や恐れを引き起こすことは自然なことです。
オープンなコミュニケーションを通じて、再婚相手の人柄や家庭の変化について具体的に説明し、子供が安心できる環境を作ることが大切です。
また、子供と再婚相手が徐々に親しむ機会を増やし、信頼関係を築けるようにサポートしましょう。専門家のカウンセリングを利用することも有効です。子供の意見を尊重しながら、家族全体の幸せを追求する姿勢が大切です。
もう一つ40代の結婚を妨げる障壁として、結婚に対する理想や条件が高くなり過ぎている問題があります。
これまでの恋愛経験から、自分に合ったパートナーの条件が明確になっている反面、理想が高すぎて現実とのギャップに苦しむことがあります。
また、婚活の時間が長ければ長い程、ここまで時間を費やしてきて今更妥協はできないとの心理が働きます。
しかし高い条件を求めすぎることで、出会いの機会が減少し、結果として婚活が長引く傾向があります。
自身の年齢が上がっても、結婚相手にこだわるのが年齢です。40代男性であれば20代、40代女性であれば同年代を希望します。
多くの人は物事を疑ってかかる事が多いにも関わらず、芸能ニュースで年の差カップルが結婚したニュースを目にすると、なぜか「自分にもチャンスがある」と勘違いをしてしまいます。
もちろん周りがどれだけ難しいと思っていても、あなたの理想の人と結婚できない事を100パーセント断言する事はできません。
ただ、可能性はゼロでは無いかもしれませんが、やはり自分の年齢をキチンと受け止めて年齢に応じた婚活をお勧めします。
また、40代男性は仕事のキャリアが充実している一方で、仕事に忙殺されることが多く、婚活に割く時間が十分に取れない場合があります。
仕事の忙しさやストレスが原因で婚活に積極的になれなかったり、デートの時間を調整するのが難しかったりすることがデメリットとなります。
経験があるが故に、恋愛や結婚観に対して考え方が固まりすぎている場合もあります。過去の経験をポジティブに捉え、柔軟な考え方を持つことが重要です。
また、仕事と婚活のバランスをうまく取りながら、自分に合ったパートナーを見つけるための努力を続けることを心掛けて下さい。
目的を持って婚活をする事が大事
SMARTゴールという言葉があります。SMARTゴールとは、効果的な目標設定のためのフレームワークで、目標を具体的(Specific)、測定可能(Measurable)、達成可能(Achievable)、関連性のある(Relevant)、期限付き(Time-bound)にすることで、実現可能性と明確性を高めるものです。
Specific(具体的)
目標は具体的で明確にする必要があります。曖昧な表現ではなく、詳細に定義することが重要です。
例:「婚活を始める」ではなく「1ヶ月以内に結婚相談所に入会する」
Measurable(測定可能)
目標の進捗や達成度を測定できるようにします。定量的な指標を設定することで、進捗状況を確認できます。
例:「お見合いを申し込む」ではなく「最低30件は申し込む」
Achievable(達成可能)
目標は現実的で、達成可能なものであるべきです。無理な目標を設定すると挫折しやすくなります。
例:「3ヶ月以内に2人と交際する」
Relevant(関連性のある)
目標は自分の目的や長期的なビジョンに関連しているべきです。自分の価値観や目的に合致しているかを確認します。
例:「一緒にいて居心地のいい人とお付き合いする」ではなく「結婚のゴールが明確な人とだけ付き合う」
Time-bound(期限付き)
例:「自分と合う人と出会う迄頑張る」ではなく「6ヶ月以内に理想のパートナーと出会う」
成婚する迄は定期的に婚活状況を確認し、目標達成に向けて必要に応じて活動内容を調整します。
たとえば、3ヶ月経過後に出会いの機会が少ない場合は、カウンセリングを受ける・プロフィール画像を撮りなおす・連盟主催の婚活パーティーに参加する等、異性と出会う頻度を増やす為の対策を練る事が大切です。
各段階で得たフィードバックを元に、自分の婚活戦略を改善していきます。うまくいったこと、改善すべきことを振り返り、次のステップに活かします。
婚活において理想のパートナーと出会うためには、毎回のデート後に振り返りメモをつける事もお勧めします。
まず、振り返りメモをつけることで、各デートの進捗状況を詳細に把握できます。これにより、どのようなタイプの人と会ってきたのか、どんな会話が交わされたのか等。
そして、その時に自分がどのような印象を受けたのかを正確に記録できます。こうした情報は、次回のデートや新しい出会いに向けて大いに役立ちます。
さらに、振り返りメモは自己理解を深めるツールでもあります。デートのたびに自分の好みや相手に求める条件が明確になり、自分がどのような人と相性が良いのかが見えてきます。
例えば、共通の趣味や価値観を持つ人とのデートが楽しいと感じる場合、それを基に次回のパートナー選びに反映させることができます。
また、デートの内容や相手の言動を詳細に記録することで、次回のデートに役立てることができます。相手が話したことを覚えていることで、相手は喜びを感じて親密さや信頼感が高まり、関係性をより深める事ができます。
デートの振り返りメモは古典的でありながら、実は一番効率がいい方法かもしれません。
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