中3物語/子どもの味方の大塩平八郎

中3物語/子どもの味方の大塩平八郎

記事
学び
2021年10月20日
学習塾リバティ 木村友彦


 子どもたちは学ばなければならない。でもそれは子どもたちに苦役を強いることではない。どんなことでも「学び」は本来楽しいものである。

 「子どもは叱らなければ言うことを聞かない」と言う人がいるとする。それはその人が自分の子どもを「叱らなければ言うことを聞かない子」に育てた結果にすぎない。

 「子どもは言わなければ勉強しない」と言う人がいるとする。それは勉強の楽しさを教え損ねた結果なのだ。

 「犬猫のしつけ」とは違うんだぞ。犬でさえ、一度たたいてしまうともう「わかる」と言った愛犬家がいたのを覚えている。
 私は、チヤホヤすることを言っているのではない。現実は厳しいものである。現実を乗り越えていく力を、子どもたちは身につけなければならない。子どもたちに現実を見せればいいのだ。そして、一緒に歩いていく態勢を示してあげればいいのだ。夢や希望を心に得た子どもたちは、自分の足で、自分の力で歩くようになる。それが「教育」というものだ。

 「理想」と「現実態」があると仮定して、「現実態」の否定に反発する。「子どもの気持ち」を理解しようとしない人に抗議する。大人の方に「理」があるのは承知の上。でも、理を伝えたいなら子どもと一緒に歩いて。それをしないのは大人の怠慢。私は『子どもの味方の大塩平八郎』だ。
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