「FXで勝つために必要なこと」というのはたくさんあると思いますが、もし私がFXの”手法”を一つしか使えないというようなことになったらまず一番に
「ダマシを使ったエントリー」を選びます。
それはダマシを逆手に取ったエントリーこそが最も安全で最強の手法だと思うからに他なりません。
(※ダマシ・・・正確にはフェイクセットアップだとかフォールスブレイクアウトだとかの名前は色々ありますが、私はこれらを一緒くたにまとめて「ダマシ」と呼んでいます。)
例えば、先週(2023年11月3週)のユーロドルにおいては、正にダマシを逆手に取ったエントリーが刺さる典型的な場面がありました。
こちらはユーロドル1時間足ですが、水曜安値と木曜安値が重なるラインを金曜日に下にブレイク・・・と見せかけて完全なダマシになりむしろ上昇に転じていったという場面です。
やはりFXというのは”他者の損切りを多く巻き込むポイント”に乗ることが最も安全で勝ちやすいパターンと言えますので、このエントリーはもはや鉄板とも言えますね。
上昇トレンド中にダブルトップが形成されそのネックラインを割ったところですから、いかにもここでショートエントリーしたくなりますよね。
細かいことを言うと、前日に日足レベルの高値ブレイクを試みるも失敗してダマシに終わっているというのもポイントです。
いわばこれは「ダマシのダマシ」というわけですね。
ダマシのダマシは通常のダマシよりも強烈なトレンドを形成しやすくなります。
これが余計にネックライン割れショートの飛び乗りを誘発し、それが逆に行くとたちまち日足レベルの高値をあっさり抜けていくほどの強烈な上昇トレンドとなりました。
比較対象として欧州通貨という共通点からユーロと連動した値動きをすることが多いポンドを見てみると、ユーロと違ってポンドにはこのような強いトレンドは見られませんでした。
ポンドの方のチャート形状は強い上昇トレンドが発生した後の調整局面のレンジというのはユーロとほとんど同じなのですが、金曜日に起こった木曜安値へのアタックもユーロほど明確に抜けてダマシになったという感じではなく単にラインに阻まれたような印象です。
正確にはちょっとだけ下に抜けてブレイクしているんですが、抜け方が不十分なのでそれに飛び乗るショート勢もユーロ程多くなく”燃料”としての損切りが不十分だったようです。
そのため、一応はそのラインで反応して上昇はしているもののユーロのように日足レベルの高値を更新するほどの強いトレンドにはならず、ダブルボトムのネックラインの少し上に乗った程度で週足がクローズしています。
まあそもそもポンドはボラが大きいのでこれでもユーロとそれほど変わらないpips数の動きをしているのですが、チャート形状としては上昇トレンドが不完全に終わっていますね。
こうして比較して見ると、きちんとテクニカルが機能しているということがよく分かる場面でもありますね。
さらに言うと、ユーロドルで起こった1発目の高値ブレイクのダマシでエントリーしても、ダブルトップネックライン到達まで十分な値幅があり”ダマシのダマシ”を予見できなかったとしても適度に利食いすることが可能だったわけです。
やはり”ダマシ”こそが最強のエントリーサインと言えますね。
安易にブレイクアウトに乗る一か八かのギャンブルをするよりも、グッとこらえてダマシになるのを待った方が安全です。
このラインブレイクアウトのダマシを狙い撃ちするのを手法としてルール化した教材を販売しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。