空だって飛べるよ ~はじめに~

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私は結婚して2人の子どもを持つ兼業主婦です。

優しい夫に恵まれ、一部上場企業でシステムエンジニアとして働きながら
都内に一軒家を建てる事が出来ました。

その後、起業して個人事業主として働きながら
母親業も楽しんでいます。

学校から帰ってきた子どもたちに
手作りのオヤツを作ったり
料理教室の先生もしています。
自慢をしているのではありません。

人は願えば何だって出来ると言う事をお伝えしたいのです。

空を飛びたいと強く願った人が飛行機を作りました。
宇宙に行きたいと願った人がスペースシャトルを作ったのです。
遠くに行きたいと願った人が車を作り、離れた人と喋りたいと思った人が電話を作りました。

人は本気で変わろうと望めば、あらゆる状況を乗り越えて変わる事が出来るのです。

かくいう私はと言うと
虐待、カルト宗教、借金にまみれた両親の元で束縛された生活を続けていました。宗教以外の友達を作る事を禁じられ、結婚する事を禁じられました。
そして大学へ行く事、就職する事を禁じられました。
母からネガティブ志向を植え付けられ、出来ない子と言うレッテルを貼られました。

宗教の教えに背いた意見を言うと、問答無用で親子の縁を切られます。
私には選択の余地はない。
私は何もできない
ずっとそう思って生きてきました。

そうした生い立ちをした私はついに壊れます。

過食、拒食、心療内科へ入院、自殺未遂、精神科へ入院。
うら若き22歳。
彼氏無し、友達無し、高卒、フリーター。
両親は自己破産。現役カルト信者。

人生摘んだね。

そう言われて仕方ない状態でした。

這いつくばって這いつくばって、血反吐吐きそうな思いをして。
人生に希望なんて持てない、光なんて無い。
私なんて死んだ方が良いんだ。その方がみんな幸せだ。
いや私が死んだって何も変わらない。それくらい無意味な存在だ。
ずっとそう思ってました。

これはそんな私の快進撃。

人生逆転の半生です。

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