くまね。
6月の終わりって、少し不思議な時期だと思っている。
年が明けてから半年。
春に婚活を始めた人も、少し動いてみた人も、そろそろ一回こう思いやすい。
「思ってたより進んでないな」
「いい人に会えてないな」
「このままでいいのかな」
「私、何してるんだろう」
くまは思う。
その気持ち、かなり自然。
婚活って、始める前はもっと単純に見える。
登録する。
申し込む。
会う。
いい人と交際する。
結婚に進む。
流れだけ見ると、すごくまっすぐ。
でも実際は、けっこう曲がる。
申し込みが通らなかったり。
お見合いで疲れたり。
仮交際で温度差が出たり。
条件はいいのに気持ちが動かなかったり。
逆に、気持ちは少し動いたのに現実が合わなかったり。
婚活は、人に会っているようで、同時に自分の反応も見せられる。
ここがしんどい。
「私はこういう人がいい」と思っていたのに、実際に会うと違った。
「条件は大事」と思っていたのに、一緒にいて安心するかどうかのほうが気になった。
「もっと前向きに動けるはず」と思っていたのに、想像以上に疲れた。
そうやって、婚活をすると、自分の知らなかった自分が出てくる。
くまはそこを、失敗とは思っていない。
むしろ、婚活をしたから見えた情報、だと思っている。
うまくいかなかった半年にも、ちゃんと材料はある。
どんな相手だと疲れたのか。
どんな会話なら自然に話せたのか。
どこで無理をしたのか。
何に引っかかったのか。
何を大事にしたいと思ったのか。
そこを見ないまま、「成果がなかった」だけで終わらせるのは、少しもったいない。
婚活って、成婚まで進まなかったら全部ムダ、というものではない。
もちろん、結果は大事。
でも途中で見えた違和感や、自分の傾向や、合わない相手の特徴も、次の判断材料になる。
くまは思う。
上半期に婚活がうまくいかなかった人ほど、いったん必要なのは、根性論じゃなくて
振り返り。
もっと頑張る。
もっと申し込む。
もっと会う。
それも必要なときはある。
でも、何に疲れているのかも見ないまま、同じやり方で増やすと、ただ消耗することがある。
だから6月の終わりに、少しだけ見てほしい。
この半年、何がしんどかったのか。
相手に会うことなのか。
申し込みが通らないことなのか。
断ることなのか。
断られることなのか。
自分の気持ちがわからなくなることなのか。
しんどさの正体がわかると、見直す場所も変わる。
プロフィールなのか。
写真なのか。
申し込み相手なのか。
活動ペースなのか。
仮交際の進め方なのか。
自分の判断基準なのか。
全部を一気に変えなくていい。
でも、一個だけでも見直せると、下半期の婚活は少し変わる。
くまは、婚活で大事なのは「ずっと元気でいること」ではなくて、疲れたときに立て直せることだと思っている。
上半期、思ったように進まなかった人へ。
それは、あなたがダメだった証拠ではない。
ただ、次に進む前に、一度整理したほうがいいサインかもしれない。
半年ぶんの婚活を、ただの反省会にしなくていい。
ちゃんと見れば、次に使える地図になる。