この黒猫バーテンダーはきっと敏腕バーテンダーですね!
3杯完成させてさらに作ってますから、大人気のお店なんだと思います。😊
前回はバーテンダーを目指すことになった理由について書きました。
わたしがバーテンダーをやってみようと思ったあとにどうしたかというと、
まずは前回登場したまるで薬剤師さんのように
一人一人に合わせたドリンクを作る方のお店に連絡をしてみました。
その方の仕事のスタイルが素敵なので、
そのお店で修行できればうれしいな、
もし入れなくてもどこかご紹介いただけるかもしれない、
と思ったのです。
電話をすると、その方は今募集はしていないけど紹介くらいはできるから、
一度来てみて、と言ってくださいました。
すぐに行って、お話をしていると、
募集はしていないけど、オーナーに聞いてみるよ、と
言ってくださり、ありがたいことにその後採用していただけたのでした。
初めから、結婚する時にはやめるくらいの気持ちなら
やめておいた方がいいよ、と言われました。
独立を目指していない人は採用しない方針だったようです。
お店で働きだす前に、ちょうど世界の食品や飲料の展示会のような
ものがあったため、スタッフみんなで勉強に向かいました。
たくさんの国のまだ輸入元も決まっていない食品やお酒などが
多くあり、とても興味深い展示会でした。
勉強で多くのものを試食・試飲出来てなんて楽しく勉強になる
イベントなのでしょう!と感激しました。
中でも印象に残っているのは、メキシコのブースで
日本の輸入業者を探すために美味しいテキーラを出品しに来ていた
おじさんにあった時のこと。
私と一緒に会場を回っていたマスターに、
メキシコ人のおじさんは
「タバコくれない?」
と、ジェスチャーで伝えてきたのです。
マスターがすぐに、いいよ!とタバコを差し出すと、
二人とも満面の笑みで吸いはじめました。
するとおじさんはテキーラ飲むか?と
グラスを見せて聞き、
いいね👍と返事をして、いただくことになりました。
まだバーで働いてもいない私には、
常温のストレートで飲むテキーラは
きついものがありましたが、
ちびちびと飲んでいると、
たばこ2本目を吸いはじめて打ち解けた二人は
言葉は通じないのになぜか異文化交流が進んでいる様子でした。
するとメキシコ人のおじさんは日本の友のために、
とっておきのものを持ってくるから♪という感じで裏へ行き、
なにかプラスチック製の保存容器に入ったものを
持ってきました。
なかにはおがくずのようなものが入っています。
するとおじさんはおがくずの中に指をいれて何かを探し出し、
白い丸いものをマスターにプレゼントしたのです。
マスターは、もらっていいの!?というリアクションで
これまた満面の笑みでぱくっと口に入れたのです。
よく状況を呑み込めないまま、
おじさんは横にいる私にもその白いものをくれました。
掌にのった瞬間、私は気づきました。
それがなにかの幼虫であることに…🐛
いいから遠慮なんてするな!とでも言わんばかりの様子です。
でも幸いなことに、幼虫は冷蔵庫に入っていたようで
固まった様子で動きません。
怖すぎる~~~~~~~🥶
と思いましたが、
これはマスターを見習っておいしそうに食べなかったら
メキシコ人のおじさんはきっと悲しむ、
そう瞬間的に感じたわたしは、
ありがとう!という気持ちを込めて
ニコッと笑ってパクっと食べたのでした。
正直、味はあまりなくて、豚の角煮の固まった脂のような
感じですこし安心しました。
世界のお酒や食べ物に触れる機会の多い職業ですが、
それ以降ずっと、先入観で否定せずに受け入れることは
相手を理解するために大切かな、と思っています。
おじさんに感謝です🥰
*テキーラのつまみに虫🐛 解説*
メキシコではテキーラのおつまみとして、
虫を食べる文化があります。(当時はそんなこと知らない😵)
特に、テキーラの原料であるリュウゼツランに生息する
イモムシ(グサーノ)はよく食用として食べられます。
リュウゼツラン畑
おじさんのイメージ