2026年3月、私は大学を卒業しました。
そして4月、妊娠中の私は、就職ではなくフリーランスのデザイナーとして歩み始めました。
7月には出産し、母親に。
社会人1年目、そして母親1年目。
人生の大きな節目が重なったこの年、私が選んだのは、誰かが決めた「普通」に合わせるのではなく、自分が信じる未来に向かって挑戦する道でした。
その挑戦の舞台となったのが、ココナラです。
夢は、ずっとデザイナーとして独立することだった。
私がデザインを学び始めたのは、高校生の頃です。
デザインを学ぶ中で、自分のアイデアや表現が形になり、誰かに届くことに魅力を感じるようになりました。
授業だけでなく、自主的にコンペティションへ応募し、受賞を経験したり、マーケットへ出展したり。
自分の作品を外の世界へ届けることに、積極的に挑戦してきました。
大学進学後も、その気持ちは変わりませんでした。
大学ではデザインや情報科学を学びながら、デザイン会社でアルバイトやインターンという形で実務経験を積みました。
学校で学ぶだけでは得られない、お客様の想いを汲み取ることの難しさや、仕事としてデザインを届ける責任。
そうした経験の一つひとつが、私を成長させてくれました。
気づけば、デザインを学び始めて8年目。
大学を卒業してすぐに独立するという選択は、決して思いつきではありません。
長い時間をかけて育ててきた、私自身の夢でした。
学生という立場で家庭を持つことに、不安がなかったわけではありません。
これからの生活はどうなるのだろう。
仕事と家庭を両立できるのだろうか。
自分の夢を叶えることはできるのだろうか。
まだ経験したことのない未来に、戸惑う気持ちもありました。
それでも、不安以上に大きかったのは、これから始まる人生への期待でした。
大好きな家族と過ごす毎日。
一緒に笑い、悩み、支え合いながら、自分たちの未来をつくっていくこと。
そんな日々が、何よりも楽しみでした。
一方で、心のどこかには、世間の「普通」を気にする自分もいました。
若いうちに結婚すること。
若いうちに母親になること。
新卒で会社に就職せず、独立すること。
一般的な人生の順番とは、少し違うのかもしれない。
そんなふうに考えることもありました。
そのとき、家族がかけてくれた言葉があります。
「世間体なんて気にしなくていい。周りと比較せず、自分の道を進めばいい。」
その言葉に、背中を押されました。
結婚する年齢も、子どもを迎えるタイミングも、仕事の始め方も、人それぞれ。
誰かと同じ順番で人生を歩まなければ、幸せになれないわけではありません。
大切なのは、自分が何を望み、どんな未来を生きたいのか。
誰かが決めた正解を探すのではなく、自分で選んだ道を、自分の手で正解にしていきたい。
そう強く思うようになりました。
妊娠中の4月。新卒フリーランスとしての第一歩。
2026年3月、大学を卒業。
翌月の4月、私はフリーランスのデザイナーとして活動を始めました。
当時は妊娠中でした。
以前から独立したいという夢はありましたが、実際に自分一人で仕事を獲得し、収入につなげていくことには、もちろん不安もありました。
これまでデザインを学び、実務経験を積んできたとはいえ、フリーランスとしてはまだ駆け出し。
私のデザインを必要としてくださる方はいるのだろうか。
本当に仕事を獲得できるのだろうか。
そんな気持ちを抱えながら、ココナラでの活動を始めました。
そして、ありがたいことに、活動を始めて間もなく案件を獲得することができました。
初めて自分の力で仕事につながったときの嬉しさは、今でも忘れられません。
決して高額な案件ではありませんでした。
それでも、私にとっては金額以上に大きな意味を持つ仕事でした。
数ある出品者の中から、自分に仕事を任せていただける。
その信頼に、どうしても応えたかったのです。
いただいた金額以上の価値を届けたい。
その一心で、一つひとつの制作に向き合い、納品しました。
私にとってココナラは、単に仕事を獲得するための場所ではありませんでした。
これまで積み重ねてきた8年間の学びや経験が、誰かの役に立つ。
そのことを実感できた、大切な場所になりました。
出産。そして退院から1週間後、再び仕事へ。
2026年7月。
私は、母親になりました。
初めての出産、初めての育児。
これまでとはまったく違う毎日が始まりました。
小さな命を抱きしめながら、家族と過ごす時間の尊さを改めて感じました。
もちろん、育児と仕事の両立は簡単なことではありません。
自分の思い通りに時間を使えないこともあります。
それでも、デザイナーとしての夢を諦めたいとは思いませんでした。
私が選んだのは、家庭を大切にしながら、自分のペースで挑戦を続けていくことでした。
出産前、ココナラでは、自分から積極的に案件へ応募するようにしていました。
目標は、毎日10件以上。
一つひとつの募集内容を確認し、自分にできること、自分だからこそ提供できる価値を考えながら、提案を続けました。
もちろん、応募すれば必ず選ばれるわけではありません。
それでも、挑戦しなければ何も始まりません。
そして案件獲得が安定してきたあと出産し、一時期はお休みをいただいておりましたが、退院してからわずか1週間で、見積もり相談が届き、新たな案件を獲得することができました。
母親になっても、私のデザインを必要としてくださる方がいる。
自分のスキルを活かして、誰かの役に立つことができる。
その事実が、本当に嬉しかったです。
(ありがたいことに、私の夢の実現を応援してくれている家族に育児を助けてもらっていたりしています。)
出産を経験したからこそ、家族との時間をより大切にしたい。
もちろん我が子とも。
そして同時に、デザイナーとしても成長し続けたい。
そんな二つの想いを、少しずつ形にできていることに、幸せを感じました。
仕事も、家族も。どちらも大切にしたい。
私は、家族が大好きです。
一緒にご飯を食べること。
何気ない会話をすること。
子どもの小さな成長を、すぐそばで見守ること。
そんな当たり前のように過ぎていく時間が、私にとって何よりも大切です。
そして、デザインという仕事も大好きです。
お客様の想いを聞き、悩み、考え、形にする。
完成したデザインを喜んでいただけたとき、何にも代えがたいやりがいを感じます。
仕事と家庭。
どちらか一方を選ばなければならないと思っていたわけではありません。
でも、どちらも大切にしながら、自分らしく働いていけるのだろうかという不安はありました。
今、フリーランスとして活動する中で、その答えを少しずつ見つけています。
自分で仕事の量や時間を考え、家族の生活に合わせて働き方を工夫する。
もちろん、自由には責任が伴います。
お客様との約束を守り、期待に応えるためには、努力も必要です。
それでも、自分の大切なものを大切にしながら働けることは、私にとって大きな喜びです。
家族との時間を守るために、夢を諦めなくてもいい。
夢を追いかけるために、家族との時間を諦めなくてもいい。
ココナラでの挑戦を通じて、私はそんな働き方の可能性を感じています。
私の人生の正解は、私自身がつくっていく。
2026年。
大学卒業、フリーランスとしての独立、出産、そして育児。
人生の大きな出来事が、わずか数か月の間に重なりました。
振り返れば、不安なこともたくさんありました。
それでも、あのとき自分の気持ちを信じて、一歩踏み出してよかったと思っています。
高校生の頃から積み重ねてきたデザインの経験。
大学時代の挑戦。
家族からもらった言葉。
そして、ココナラで出会ったお客様とのご縁。
そのすべてが、今の私につながっています。
私はまだ、社会人1年目。
そして、母親1年目。
デザイナーとしても、母親としても、まだまだ学ぶことばかりです。
これからも悩むことや、壁にぶつかることがあると思います。
でも、そんなときこそ思い出したい言葉があります。
「周りと比較せず、自分の道を進めばいい。」
人生には、さまざまな選択肢があります。
安定した道を選ぶことも、新しいことに挑戦することも、どちらも素敵な選択です。
大切なのは、誰かの人生と比べることではなく、自分自身が納得できる道を歩むこと。
若いから。
母親だから。
新卒だから。
そんな理由で、自分の可能性を決めつけたくありません。
これからも、デザインを通して誰かの想いを形にしながら、大好きな家族との時間を大切にしていきたいと思います。
そして、もしこの記事を読んでいる方の中に、人生の選択に迷っている方がいたら、伝えたいです。
周りと同じ道を歩まなくても、大丈夫。
自分が大切にしたいものを、信じていい。
自分の挑戦が、未来を変える。
人生の幸せに、決められた順番なんてないのだから。
社会人1年目、そして母親1年目。
私の挑戦は、まだ始まったばかりです。