こんにちは、瀬名しとりんです。
他の占い師さんが、連日「満枠対応中」となっている中、私のところには、依頼が来ない日もあります。
心がぐらつくこともありました。
それでも今は、「私は私のペースで」と思えています。
周りの期待ばかり気にしていた私が、占い師になって何が変わったのか。
そのお話をしたいと思います。
周りの期待
子どもの頃から、物語や漫画を描くこと、歌詞を考えること、占いが好きでした。
でも進路や仕事を選ぶ時は、「好き」より周りの意見を優先してきました。
親の勧める安定した道を選び、学んできたことを活かせる会社へ就職。
この道を選んだからこそ学べることも多かったので、後悔しているわけではありません。
親も私の将来を考えてくれていたのだと思います。
ただ、「自分はどうしたいのか」より、「どう見られるか」「何が無難か」を考えてしまう癖は、仕事を選ぶ時にも残っていました。
心の中には、「好きなことを仕事にできたら」という思いが、小さな灯火のようにずっとありました。
占いに救われた日々
仕事で人間関係がうまくいかない時、私を救ってくれたのは「占い」でした。
「明日、どう声をかければうまくいきそうか」を見ては、励まされていました。
占いの言葉に触れて気持ちが軽くなり、「もう一度前を向こう」と思えたのです。
いつしか、今度は私が悩んでいる人の力になりたいと思うようになりました。
完璧じゃなくていい
その頃、Xで目にしたある占い師さんの言葉が、深く心に響きました。
その方も前は別の仕事をしていて、ずっと好きだった占いを仕事にした方です。
「好きなことを仕事にするといい。準備も文化祭みたいで楽しいよ」
「完璧にしてから始めるでは遅い。やりながら始めるでも全然いい」
準備を整えてから、と考えていた私に、この言葉は刺さりました。
そして、「自分の好きなことなら、学ぶ時間も工夫する時間も楽しめるはず」と一念発起。
それから、タロットの勉強を本格的に始めました。
半年の勉強と、100件の無料鑑定
テキストを繰り返し読み、単語カードを作ってカードの意味を覚えました。
半年ほど経った頃、Xで「100件無料で占います」という企画を行い、実際に100件占わせていただきました。
同じ恋愛の悩みでも、状況や気持ちによって、知りたいことは一人ひとり違います。
カードの意味を覚えるだけでは得られない学びでした。
一人では、立ち上げられなかった
占い師になると決めても、何もかも一人で立ち上げるのは、分からないことだらけでした。
そんな時、よく見ていたYouTubeの占い師さんが、動画の最後に毎回「ココナラでも占いをやっています」と話していたのを思い出しました。
他のスキルマーケットとも比べた上で、ココナラで出品することにしました。
初めての依頼が届いたのは、出品して7日後でした。
その前にメッセージでお伺いが来ていたので、「正式に依頼が来るまでに腹ごしらえをしておこう」と、買い物に出かけたのを覚えています。
いざ依頼が届いた時は、嬉しさと緊張で、スマホを持つ手が震えました。
ココナラという場があったから、何も実績のない私でも、まず一歩を踏み出せました。
始めていなければ、私はまだ「いつか占い師になれたらいいな」のままだったと思います。
誰かの心に届いたこと
鑑定をお届けした後、相談者の方から、鑑定文が心の支えになったことや、つらい時に助けになったことを伝えていただいた経験があります。
自分が好きで学んだことが、誰かの役に立っている。
自分の言葉が、誰かの心に届いている。
そう感じられたことが、本当に今も私の支えです。
この経験があったからこそ、占い師を続けてみようと思えました。
自由に決められる働き方
以前は、何時に出社して、何時が定時か、決まっている働き方でした。
やりがいは少しありましたが、続けていた一番の理由は、責任感と、お金を稼ぐためでした。
毎日同じ時間に通うことに、疲れを感じることもありました。
結婚を機に会社を離れることになった時、「このタイミングで辞めるのもいいな」と思えました。
今は、主婦業をしながら、占い師として活動しています。
働く時間も、鑑定を受ける量も、自分で決められます。
この「自由に自分で決められる」ことが、私にはとても合っていると感じています。
周りの期待に合わせて選んできた私が、自分で決めた働き方を選べている。
これは、私にとって大きな変化です。
満枠の人と私
冒頭に書いた通り、依頼が来ない日は、今もあります。
他の占い師さんの「満枠対応中」を見て、心がぐらついたこともありました。
でも、満枠になっている方たちには、これまで積み重ねてきた経験があるのだと思います。
上を見すぎない。今は、跳ねるための準備中。
そう考えるようにしています。
それでも焦りそうな時は、鑑定を通じて感じたことを思い出します。
すると、「私は私のペースで」と思えて、ぐらつくことが少しずつ減ってきました。
昔の私なら、周りの目を気にして、自分の気持ちをしまい込んでいたと思います。
今は、自分が納得できる鑑定を届けることを選べるようになってきました。
満枠じゃない今だからこそ、一人ひとりのご相談に、ゆっくり向き合える時間があります。
焦っていた頃は気づけなかった、今のペースだからできることです。
心理学を学んだ理由
鑑定を通して、相手を優先するあまり、自分がどうしたいのか分からなくなってしまう方がいると知りました。
それは、昔の私にも覚えのある気持ちでした。
もっと専門的な知識で向き合いたいと思い、心理学を学び始めました。
本を読んだり、資格の勉強をしたりしながら、今も続けています。
学んだことは、私自身の支えにもなっています。
人と比べて焦った時、「数字だけ見ると、他の人のほうが上に見える。でも、途中経過は見えていない」と考えられるようになりました。
落ち込む時間が減って、自分の気持ちに目を向けられるようになりました。
だから今は、タロットで気持ちを読み解きながら、心理学の視点も使って、依頼者さんが「私はどうしたいんだろう」と考えるきっかけを届けたいと思っています。
最後に
昔の自分が今の私を見たら、きっとびっくりすると思います。
周りの目を気にして「無難な道」ばかり選んでいた私が、好きだった占いを仕事にし、自分らしい働き方を叶え始めているのですから。
もし今、やりたいことがあるのに、周りの目や「自分には無理かもしれない」、「まだ準備ができていないから」と足が止まっているなら、伝えたいです。
遠回りをしても、過去の葛藤や経験は、誰かの気持ちを考える時に活きていると感じます。
私も、完璧になってから始めたわけではありません。
最初の一歩は、Xで「100人無料で占います」と宣言することでした。
そして今も、まだ途中です。
それでも、やりながら始めてよかったと思っています。
あなたの最初の一歩も、小さくて大丈夫です。
「一人ひとりが自分のストーリーを生きていく世の中に」。
ココナラのこの言葉の通り、私はここで、やりたかった人生を始められました。
ココナラで出会ってくださった皆さま、ありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。