わたし自身について③ 誰かのフィールドに合わせに行く楽さとしんどさ

記事
占い
以前の記事でも書きましたが、私はとにかく「自分以外の誰か」のが良しとするものに自らをはめにいく、というような生き方をしてきました。

大きなところで例えると、自分で1から会社を起こし、ルールを決めていく。という作業よりも、「誰かが作った組織、誰かが決めたルール」の中に入り、「誰か」が良しとする行動をすることで「誰か」評価してくれる。
この方が正しいのか正しくないのかがわかりやすいですし、何より楽です。

でも、「正しいのか正しくないのか」って判断しているのも自分ではない「誰か」で、誰かのルールの中で意にそぐわないことをしたら自分には価値がないと判断する。
これが当たり前だと思って生きてきました。
小さいところでも、グループの中で「〇〇はダサい」という価値観があれば「〇〇ではない私」であろうとするし、ある人の中で「▲▲な人はかわいそう」という概念があれば「▲▲でない自分」であろうとする。
無意識、無自覚でずーっとこんな風に生きていました。
ある意味では、相手にとってもそれは楽で居心地が良いのかもしれません。
また、社会の中で生きていく事において、少なからずは必要なことでもあります。
でも、「本来の自分と繋がる」ということからはとても離れた概念です。
「誰かの価値観」の中であまりにも長く生きてきて、それが当たり前になりすぎていた私にとって、「本来の自分と繋がる」ということはもはや見当もつかない概念でした。
こう書くとこれらも全て悪いことのようですが、舵の切り方を少し変えればこれも武器になります。


人には誰しも陰陽の両面があります。陰は悪い、陽は良い、ということではなくて、「女性性(陰) 男性性(陽)」という感じでどちらも必要な要素です。
なんとなく自分は女性性が強いかな?とか男性性が強いかな?という感覚はあるのではないかと思いますが、四柱推命で命式を見るとそのあたりもなんとなくではなくはっきりと出ます。
そして、女性性が強めの命式の方は程度の差はあれど、基本スタンスが「誰かのフィールドに入る」スタイルであることが多いです。
これは短所でもありますが長所でもあります。
上手に活かせている人は、「誰かのフィールドに入る」スタイルでありながらもしっかりと自分の軸があり、ジャッジをしない在り方をしています。
上手に活かせれば、「相手を柔らかく受け止める」「ふわっと相手の懐に入る」といった、人を癒せる力になり、強みになります。
以前の私はその真逆で、常に「何か」に反応する在り方でとても軸が不安定で、ただただ疲弊していく。
そんな自分にも気づかないという有様でした。
まずは気づくことだけで、大きく進みます。
自分を知ること。
「良いか悪いか」を知るのではなく、それを「どう活かすか」です。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す