皆様はじめましてPARADOX SOUDNSです。
■この出品者はどのような編集をしているのだろう?
■ミックス、マスタリングって何?どんな事やってるの?
■きちんとした作業をしてくれるのだうか?
ご依頼時のお悩みや不安要素を少しでも解消できればと思いこのページを作らせていただきました。
今回は【Vo編集、ミックス&マスタリング工程について】ご説明させていただきます。
今回は歌ってみたの制作にフォーカスしてご説明させていただきます。
○編集工程○
■ピッチ、リズム編集 ※クオリティーに差が出る部分
世界的なシェアを誇り海外、日本のレコーディングスタジオ、業界標準装備のソフト、Melodyne5 studio を使用しピッチ(音程)やリズムを編集します。
■MIX師によってクオリティーが違う気がします。どこで差がでるの?
×比較的安価なサービスの場合×
※一括編集をしている場合が稀にございます。※
ピッチ修正ソフトでは、ワンクリックにより、一括で音程とリズムを修正する機能がございます。
編集自体が5秒くらいで終わる事でしょう(´;ω;`)....
粗が目立つ、リズムや音程がズレている、機械的になっている、
などの問題が生じてしまう可能性があります。
残念ながら比較的安価な場合はこちらを注意をする必要がございます。
◎当サービスでは一音一音丁寧に精査し、音楽的な響きを大切にしつつ編集させて頂いております。
独自の方法を用い、メジャーアーティストのボーカルエディットの経験、
年間600曲以上制作させて頂いている経験を活かし習得した技術を取り入れ、頂いた音を更にブラッシュアップできるように制作させて頂いております。
当サービスであえて強調したい箇所の母音や子音、ロングトーンのビブラートの揺れまでを可能な限りコントロールすることが可能です。
ベテラン歌手の方が何年もかけて得た歌唱技術をこのソフトを使用する事で短時間で可能な限り再現することができます。
完璧にピッチを直すことで音楽的には良くないといった状態を作ってしまうこともあるためPARADOX SOUDNSでは歌い手様のエモーショナルなエッセンスを反映しつつ、良い作品になるよう編集させて頂いております。
■EQ処理
「EQ」とは「イコライザー(Equalizer)」のことで、特定の周波数を上げ下げするエフェクトです。
周波数を細かく上げ下げしていく事で、聞きやすい音に変化させます。
マイクや録音環境により、キンキンする音やこもって聞こえる音をEQ処理で
調整することが可能です。
オケ(歌無し音源)には沢山の周波数で埋まっており、ボーカルの周波数と住み分けをよくするため、どちらも周波数を上げ下げし、バランスをとっていきます。
■コンプレッサー
主に音量をなるべく均一にする、音そのものを骨太にしたり質感を足す
目的で使われます。
コンプレッサーの種類を使いわける事によって
シャリっした音、柔らかい音、芯のある音に変化します。
楽曲の中でボーカルの音量に差がでるとします。
例えば
「いつも いつも ごめんね」という歌詞の「つ」と「り」の部分が声を張っていて音量が大きくなっているとします。そこをギュッとコンプが圧縮して、他の部分となるべく均一にすることができます。
PARADOX SOUDNSでは特殊な使い方をしております。種類の異なるコンプを2段使用する事もあり、その都度最善と思える方法を用います。あえて強調した方がよい、母音や子音にフォーカスし音量を上げるなど、更にはその他独自の編集技術を用い不自然なく編集することが可能でございます。
■ノイズ除去
録音時にマイクに入ってしまった環境音や、衣服の擦れる音・リップノイズ(唇から出る「ペチャッ」「クチャッ」などの音)を除去します。
鉛筆ツールを使い、波形に線を描くことで消えるノイズもありますが、完璧に消えないノイズもあるため。
音楽業界に限らず、ナレーションの現場などで用いられるノイズ除去ソフトを使用しての処理をおこなうことで、大半のノイズはクリーニングされます。
iZotope RX7 Advanced
稀に完全に取り除けないノイズもございますので、録音する際はポップガードやリフレクション不ルターを使用する事をお勧めします。
ポップガード:マイクを使用した録音時に、息によって「ボフボフ」というマイクの吹かれる音やノイズを軽減するものです。
■空間系エフェクト(リバーブ、ディレイ)
こちらのエフェクトをかけることにより、音に広がりを持たせることができます。やまびこのように編集したり、お風呂や洞窟で歌うように、残響空間を演出するためのエフェクトになります。
PARADOX SOUDNSではジャンルによって異なるエフェクトを使い分け、空間を作り出すことをイメージし制作させて頂いております。とくにバラードでは空間演出する技術が求められます。
■オケ(歌なし音源)とボーカルトラックの音量調整
こちらは基準の音量をdbを確認しながら進めていきます。
サビになると音量が小さいといった場合、先ほど記載したEQと、サビのみ少し音量を上げる編集により改善されます。独自の技術により、上手くエフェクトを使い違和感なくスムーズに調整することが可能です。
■マスタリング
前述の工程が全て完了した段階でマスタリングに移ります。
『ミックスとマスタリング違いについて』
○ミックス
ボーカルの編集、EQ、コンプなど編集した後、音量バランスなどを整えて聞こえをよくする編集のことです。
○マスタリング
ミックスした後の最終仕上げ、適正の音圧に調整し、更には音の広がりを
演出するものになります。マスタリングで音圧を上げすぎても音割れしてしまうため、もしご自身で行う場合は注意が必要です。
最終チェック
Apple AirPods、 ヘッドホン(業界リファレンスヘッドホンSONY CD900st)・スピーカー・iPhoneスピーカーで行っております。
スマホ、イヤホンやヘッドホンなどは種類によって特徴や音質が全く異なりますので、どれで聞いても違和感があまりないように調整をします。
先ほど記載した、EQやコンプはあくまで一部になります。こちらは
ソフトによりエフェクトにかかり具合が異なるため、その都度
ベストなエフェクトを選択し歌い手様の声質にあうように編集することをこころがけております。
エンジニアの思い
以上、PARADOX SOUDNSでは基本的なボーカル編集やミックスマスタリングにおいて、一般的な編集の観点を踏まえ、斜め上から見た発想の展開から良い作品を作ることを常にこころがけております。
日々研究し、常に楽曲にベストな編集方法で制作しております。