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AIに文章を書かせれば、発信が楽になる。そう思って始めた方から、最近こんな声をよく聞きます。
「下書きは早いのに、仕上げるまでが終わらない」
その通りだと思います。私も同じ場所で止まっていました。今回は、そこを抜けた方法を書いておきます。
時間が減る理由は、たった1つです
AIに「書いて」と頼むと、数秒で返ってきます。読んで、直して、また頼む。
この往復が、1本あたり何十回も発生します。
しかも途中で「そういえばこの話も書けるな」と別のネタが浮かぶので、案件が枝分かれしていきます。気づけば同時に何本も走っていて、どれも仕上がっていない。
作業は速くなっているのに、終わらない。速いのは下書きまでで、そこから先は速くなっていないからです。
往復をゼロにする
私がやっているのは、単純です。AIとやりとりをしません。
朝、パソコンを開くと、その日の投稿案が数本できています。前日のメモを材料に、自分の書き方を覚えさせたAIが書いたものです。
やることは、出すか出さないかを決めるだけ。1本あたり10秒かかりません。
「もっと良くしよう」と手を入れた瞬間に、あの往復が始まります。だから直さないと決めました。気に入らないものは、直さずに捨てます。
7割は捨てます
出てきた案の、およそ7割を捨てています。
もったいなく感じるかもしれません。ですが、ここが一番大事なところです。
自分で1時間かけて書いた文章は、出来が悪くても捨てられません。 かけた時間に未練が残るからです。結果、いまひとつのまま世に出すか、さらに時間をかけて直すことになります。
AIが書いた案には、その未練がありません。書く工程を通っていないので、数秒で「これは違う」と判断して次に行けます。
捨てる前提で多めに作らせる。これだけで、1本にかける時間が桁で変わりました。
増えたアイデアは、その場でやらない
作業中に浮かんだ別のネタは、リストに放り込んで、その日は何もしません。
これをやらないと、AIの速度に合わせて仕事が並列に増えていきます。思いついた瞬間にやらないと忘れる、という不安がなくなると、急がなくてよくなります。
記録が残る場所さえあれば、来週書いても来月書いても構いません。実際、この記事のネタも数日リストで待っていたものです。
事業をされている方には、ここが効きます
発信を続けようとすると、多くの場合いちばん削られるのは本業の時間です。
この形にしてから、発信にかける時間は朝の10分ほどになりました。ネタを考える時間も、書く時間も、直す時間もありません。残ったのは「出すか出さないか」を決める時間だけです。
以前は1本30分かかっていたので、1日20分の差です。年間にすると約120時間——ご自身の時間単価を掛けてみてください。
決めることは、人に任せられません。逆に言えば、それ以外は全部渡してしまってよかった、というのが今のところの結論です。
正直に、向いていない場合
- 1本を練り上げたい方——推敲する楽しみは減ります。数を出して選ぶやり方です
- 過去に書いたものがほとんどない方——材料がないので、まず材料づくりから始まります
- すぐに完成品が欲しい方——最初の1〜2週間は、出てくる文章が自分に似ていません。回しながら精度が上がっていきます
ご相談
「自分の環境でどう組めばいいか分からない」という方は、画面共有しながら一緒に作るサービスも出しています。
出品ページからご覧いただけます。日程は購入後に調整させていただきます(平日夜の枠で承っています)。
なお、いま出しているモニター価格は8月末までです。9月からは内容を増やして通常価格に改定します。
読んで自分で試したい方は、この記事のやり方をそのまま使っていただいて構いません。