『ありがとう』の落とし穴【前編】

記事
コラム
以前、ある講座を受講した時に
「ありがとう」ワークがあった。

毎朝、10個の「ありがとう」を、
メールで講師に送るという課題。

三か月間、毎朝!

これは、
実際に実践すると、なかなかに、大変。
(毎朝、そのメールに返信くださる講師の方も、すごい(笑))


このワーク、
単に、ある対象に対して「ありがとう」と
言うのではなく。


○○○:□□□で、ありがとう、ありがとう、ありがとう


という形で、
 ○○○:感謝の対象
 □□□:感謝の理由
まで必要。


まぁ、思いつかなければ、
毎朝、同じものに感謝 でもよいけれど、
できれば
いろんなもの・ことに感謝してください、と。


道具は、そもそも
各々の「お役目」があるので、
「□□□してくれて、ありがとう」
と感謝し易い。

だから最初は
身の回りの物、
身に着ける物
家にある物
いろんなものへの感謝を綴った。


そうすると、しばらくして指摘される。

「ご自身への感謝がありませんねー。」


自分への感謝!?

おー、してない、してない!

なんなら、

まだまだダメだよ!
もっとがんばらないと!
私なんて(>_<)

と、ダメ出しと否定ばっかりしてるよ!


「自分に対して、自分が感謝しなくてどうするのですか!
よくそれで、今まで無事に生きてこれましたね!」

「もっと、ご自身に対して感謝してあげてください!」

と、言われ、自分への「ありがとう」探しが始まる。


四肢や目鼻口から、
ひとつひとつの臓器に至るまで
ありがとう

何かできたら、その
「できた自分」に
ありがとう

失敗しても、そこから学べたから、と
自分にも 出来事にも
ありがとう


優しくされたら、
優しくしてくれた人にも、
してもらえた自分にも
ありがとう


毎朝、三か月も続けると、
感謝の念がどんどん湧いてくるようになる。


もー、突き詰めれば
すべてに対して感謝!


「ありがとう」メールをうってるだけで、
「じぃ~ん」と感動して、
ほろりと涙がこぼれたり
するようになる。


がんばって、良かったね~。
素晴らしい習慣だったね~。
続けてきたからこそ、の境地だよね~。

と、三ヶ月が経つ頃には、
「ありがとう」ワークに
心から感謝。


ところが!

そこには「 落とし穴」があって、

私は気付かないうちに、
しっかりと

ハマっていた!

(長くなるので、続きは次回に。。。)

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