『ありがとう』の落とし穴【後編】

記事
コラム
さて、

「ありがとう」ワーク。

三か月間、毎朝、10個の「ありがとう」を、
メールで講師に送るという課題。


毎朝、三か月も続けると、
感謝の念がどんどん湧いてきて

自分の存在にも感謝

できるようになった。


でもなぜか、
自己存在否定が
スッキリとは消えてなくならず
むずむずと顔を出す。。。

なぜ?

まだまだ 感謝が足りないのか?

まだまだ 私が未熟なのか?

そして再び始まる、
自己存在否定


もがいた挙句、気付いた。
その原因は、
講師の方の

「自分に対して、自分が感謝しなくてどうするのですか!
よくそれで、今まで無事に生きてこれましたね!」

という言葉にあったということに!


確かに、これを言われたことで、


それまでの自分に対して
深いふかい感謝の念が湧くようになった。


『わたし』は、今まで長年
こんなにも がんばってきたのに、
私が『わたし』に対して

「よくがんばってるね!」
「いつも ありがとうね!」

って、想えていなかった。

あー、なんてかわいそうなことをしていたんだろう

と気付き、

それなのに、
よくぞ今まで、
私の為に、がんばり続けてくれたね!
健気だね。がんばったね。

本当にありがとう

と、自分自身に深くふかく感謝
するようになった。

それは、すごくいい
すごく良かった


でも同時に、擦りこまれてしまっていたもの。
それは


自分に対して、長年、
申し訳ないことをし続けていた

という、自分に対する後悔の念。


「よくそれで(自分に感謝しない状態で)
今まで生きてこれましたね!」
の言葉が、強過ぎて。。。


自分への罪悪感も生まれてしまっていた。



自分への
罪悪感 > 感謝

いくら感謝が湧いても、
罪悪感も比例して大きくなる。
こうなると、苦しいよね。


でも、その罪悪感は、
ある気付きにより
ウロコがはがれるように
わたしから、ぽろぽろと
剥がれ落ちて行った。


それは、
私が私に優しくできなかったのは、
本当は

自分のことが
『大切』だったから


それまで私は、
自分の存在を否定したり
ダメ出ししたり
心に鉛を流し込んだり
自分に優しくないことを
いっぱいしてきた。


自分で自分を
傷めつけたくてしていたのではなく

自分の心を守る為に、
私自身を守る為に、
していたこと。


そうするしかなかった。
他に方法を知らなかっただけ。


だから、
その根っこには、
ちゃんと

わたしが『大切』

という想いがあった。


それに気付くまで、
自分が落とし穴に落ちていることにすら
気付いてなくて、
自分を責めていた。


でも、
ものすごいステップを経て
ようやく、ようやく気付き、
腑に落ちた時、

ほっとした

安心した

あー、私、
ちゃんと『人』だったんだ!

と、素直に想えた(笑)



そして、それに気付けたのは

私に寄り添い
見守り
導いてくれる人
に巡り合えたから。

そして勿論、
「ありがとう」ワークの講師の方が
いらっしゃったから。

全ては、私に必要なステップだった
穴に落ちていないと、この気付きへの感動はなかった!


心の底から
ありがとう、ありがとう、ありがとう

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