「千葉鑑定団」から消えゆく書籍コーナー

「千葉鑑定団」から消えゆく書籍コーナー

記事
コラム
 齊藤祐作です。
 皆さん、いつもお世話になっております。

 突然ですが、皆さんは「千葉鑑定団」というものをご存じでしょうか?


 「千葉鑑定団」とは?

 「千葉鑑定団」は文字通り、千葉県北部を本拠地とするリサイクルショップのチェーン店です。
 千葉県では、酒々井町や、八千代市や、千葉市稲毛区などに店舗を構えています。
 私が株式会社Hに在籍していた2010年の時点では、全部で7~8店しかありませんでしたが、令和に入ってからは成田芝山店や、八街店などがオープンしたことで、2025年現在ではそれが10数店にまで増えています。

 私は2009年に、新卒で株式会社Hに入社してから、定期的に「千葉鑑定団」に足を運んでいました。
 特に、酒々井店は印西市の自宅と、佐倉市にある株式会社Hの中間地点(通勤経路の途中)にあることから、私は仕事が終わった後、よくそこに足を運んでいました。
 八千代店も少し遠回りすれば行ける場所(京成勝田台駅の近く)にあることから、1~2カ月の周期で定期的に足を運んでいました。
 私の目当ては、主に書籍でしたが、「千葉鑑定団」に行くと珍しい書籍や、昔話題になった書籍がたくさんありました。
 そこで購入した書籍を読み終わった後で、Amazon.co.jpに当該書籍のレビューを投稿したことも、数えきれないほどあります。


 縮小が止まらない書籍のスペース

 だが、書籍(以下、コミックを除く)の売り上げは、年々減少を続けていました。
 「千葉鑑定団」に持ち込まれる書籍の量も、大幅に減少していました。
 店員に訊くと、私のように活字の書籍を好んで購入したり、不要になった参考書を持ち込んだりする客は、令和の時代では非常に珍しい存在になっていたと言います。
 そのため、書籍のスペースは配置換えの度に縮小されて、2025年の3月末に、とうとう酒々井店では書籍のコーナー自体が消滅してしまいました。
 2025年4月に酒々井店に行った際に、下のような貼り紙を見つけた瞬間、私は思わず「ほあぁ―――っ!?」と大声で叫んでしまったほどです。


 2025年4月に「千葉鑑定団」酒々井店で実際に貼られていたもの(その1)
    ↓ 
書籍コーナー消滅.JPG


 その隣には、下のような貼り紙もありました。
 つまり、一般書籍(古書)が欲しければ、さらに遠くの八街店まで足を伸ばすか、近隣のブックオフに行くしかないわけです。


 2025年4月に「千葉鑑定団」酒々井店で実際に貼られていたもの(その2)
    ↓

八街に行って!.JPG


 幸い、自宅から2番目に近い八千代店では、まだ書籍のスペースが残されていますが、こちらも酒々井店と同じで、配置換えの度に書籍のスペースが縮小されています。
 店の中は段々と、ゲームセンター(ゲーセン)や、ガチャガチャ(カプセルトイ)に置き換えられるようになっています。
 このままのペースで行くと、八千代店で書籍のスペースが消滅するのも時間の問題と言えます。

 酒々井店・八千代店の次に近い「千葉鑑定団」は成田芝山店ですが、そこでは開店当初から、書籍のスペースが全くありませんでした。
 一応、成田芝山店でも書籍の買取は受け付けているようですが、店員に訊いてみると、酒々井店・八千代店と同じで、書籍を持ち込んでくる客は滅多にいないと言います。


 2024年9月には文化庁が毎年行っている『国語に関する世論調査』で、「1カ月に1冊も本(活字の書籍)を読まない」人の割合が調査開始以来、初めて6割を超えたことが教育・出版業界全体に大きな衝撃を与えましたが、これらの実態を聞かされると、紙の本&活字の本離れが私の想像をはるかに上回るスピードで進行していることを、まざまざと思い知らされてしまいます・・・。


 <追記>
 最後に話は変わりますが、本記事の投稿から1週間後の2025年5月3日~5月5日までの3日間、千葉市美浜区にある幕張メッセで、『幕張メッセ どきどきフリーマーケット2025』が開催されます。
 そこに私の弟が、店を出すことになっています。
 私の弟が店を出すのは、4年連続4回目となります。
 最初の2回は父親が同行していましたが、昨年からは私が同行するようになっています。
 今年も昨年に続いて、私が弟に同行する予定となっていますが、昨年行った時も、本を出品している人はそれほど多くありませんでした。
 肝心の本の中身も、コミックや、ライトノベル(ラノベ)ばかりでした。


 掘り出し物が見つからない状態では、弟に言われるまま、黙って店番をするしか無さそうです・・・。


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