中古バッグを買う方は多いと思いますが、「角スレ」「ハンドルの汚れ」以外にも見ておくべきポイントはあります。
私は15年くらいバッグを査定してきましたが、買取の際にもうっかり見落とし厳禁のポイントです。
表面の傷
ぱっと見キレイそうにみえてもちょっとまって。
角度を変えて照明にあてたりすると、見え方が変わって「あっこんなところに傷あるじゃん」
ってわかったりします。
角スレ、つまり品物の角は、ぶつかりやすいので一番ダメージが出る場所で、チェックポイントとしてはメジャーですね。
ハンドル
やはり前持ち主の使い方や使用頻度が出てきます。
特に男性ですと、体温が高く汗ばみがちでハンドルが黒ずみやすいですね。
女性の場合は、ハンドクリームを塗る人も多いので、ハンドルがぺたっとしたり香りがついてしまったりします。
エルメスのバッグにはハンドルにツイリーというシルクスカーフを巻く習慣がありますが、オシャレと同時に、ハンドルの保護のためでもあります。
金具が実は大事なんです。
ショルダーストラップの着脱の金具とファスナーが主ですが、デザインによれば他にもあるでしょう。
他記事で触れた、財布のスナップボタンなんかもそうですね。
バッグ、革製品、となると、金具部分は副次的な要素なので見落としがちです。
しかし正常に動くものと、壊れかけているものでは大違い。
お客様が買った後すぐに壊れて使い物にならなくなった、なんてことになります。
仕入れ後の発覚であれば、販売価格も予定より下げなければいけません。
ショルダーストラップの金具には、大きな負荷がかかります。荷物の多い方は特に注意です。
ファスナーの場合は、引き手に負荷がかかりやすいので、
強く開閉を繰り返す場合は気をつけましょう。
中古品を選ぶ場合、金具が傷んでいないか(外観というよりは、駆動部分の動きや、つなぎ部分のゆるみやガタつき)
をチェックする必要があります。
また、新品を選ぶときにも、この視点は活かせます。
安い金具を採用している製品の場合、バッグはまだまだ綺麗なのに金具が強度に耐えられず壊れることがあります。駆動部分だけでなく、本体そのものがパキッと割れたりします。
私は昔、某海外のファストファッションのセールで、
一応本革でオシャレなバッグをお得にゲットし、ほくほくしていたのですが、一ヶ月もしないうちに金具が壊れてしまい、手放すことになった思い出があります。
荷物多いヤツなんでね私、、、
ハイブランドはその点、信頼性が高いんです。
もちろん誰が使っても絶対に壊れないというわけではないですが、
安物との違いが出るところです。(万が一壊れても、修理してくれます)
また、例えば生地の格はわかりにくいものです。
帆布生地なんかを思い浮かべてみると、納得できると思います。
偽物の判別においても、アパレル系、素材での判別はやりにくいです。
その場合は金具を見て(触って)
「なんか、安っぽいなぁ、、、」と感じたら
その製品やブランドの格がなんとなくどれくらいかイメージできます。
ハイブランドを十把一絡げにここで勧めるわけではありませんが、
何かを買うときには、金具部分を確認することをお勧めします。
例えば、スマホストラップとか、キーホルダーのような小物でも。
せっかく気に入って買ったのに、金具がすぐ壊れたら悲しいでしょ?
© irie.Accurate* 無断転載・無断配布を禁じます/引用は出典リンク付きで可
著者紹介:
フリーランスの古物商です。
三級知的財産管理技能士/ CWCウオッチコーディネーター
普段の活動はこんなかんじ
・機械式時計の分解組み立ての勉強を少しだけ(全然進んでない)
・古物市場への参加
・オンラインでのハイブランド中古品販売
・オフライン/オンラインのワークショップやリユースビジネスサポート
など
フリーランスだからできる、既存でない活動に挑戦中!