朝のルーティンが一日を決める
ビジネスでもスポーツでも、勝負を決めるのは「最初の一歩」です。
前回の記事で「周波数を整える」重要性について触れましたが、それをもっとも実感できるのが「朝の時間」だと、著者デービッドさんは強調しています。
📚『“メンタルの体温”を上げるビジネスルーティン』
で探してみてください。
彼の言葉を借りれば――
「朝は一日の設計図を描く時間。ここで心と身体をどうスタートさせるかで、その日の成果が決まる」
私自身、数々の経営者やアスリートを取材してきましたが、例外なく成果を出している人は「朝に自分のための儀式を持っている」と感じます。
デービッドさんの“モーニングセット”
デービッドさんの朝は、とてもシンプルで再現性の高いルーティンから始まります。
起床後すぐの水分補給
寝ている間に失われた水分を補うことで脳と身体を目覚めさせます。
「水は一番手軽なエネルギー源」と彼は語ります。
ボディスキャン(身体の声を聴く)
数分かけて頭から足先まで意識を巡らせ、「今日の自分の調子」を確認します。
これにより「無理をする日」「調整する日」を自覚でき、結果的にパフォーマンスを安定させられる。
朝日を浴びる
太陽光は体内時計をリセットし、ホルモン分泌を整えてくれます。
忙しいビジネスパーソンでも、カーテンを開けて数分間深呼吸するだけで効果があります。
書く習慣(ジャーナリング)
ノートに「今日やること」「ありがたいこと」「気になること」を3行で書き出す。
頭の中のノイズが整理され、心が軽くなります。
軽い運動
ストレッチや腕立て数回でも構いません。血流を促すことで「メンタルの体温」を上げ、一日の集中力を高めることができます。
これらを合わせても、実際にかかる時間は20〜30分程度。特別な器具も不要です。
朝を制するアスリートたち
デービッドさんは多くのトップアスリートを支援してきましたが、誰もが「朝を大事にしている」といいます。
その一人が、陸上や投てき競技で活躍する北口榛花選手。
彼女は試合当日の朝、必ず「ルーティンの体操」を行い、笑顔をつくることを心がけているそうです。
「緊張で身体が固まっても、笑顔で深呼吸すれば自然と力が抜ける」――。
世界の舞台で結果を残してきた彼女の姿は、まさに「朝のルーティンが一日を決める」ことを証明しています。
ビジネスパーソンに応用するには
では、私たちビジネスパーソンはどう応用すればよいのでしょうか。
大切なのは「続けられるシンプルさ」です。
出勤前に窓を開けて朝日を浴びる
コーヒーを飲む前にコップ一杯の水を飲む
ノートに「今日やること」を一行だけ書く
会社に着く前に一駅歩いて身体を温める
この程度でも十分に効果があります。重要なのは「毎日繰り返す」こと。
続けることで心と身体が「この行動=高い周波数の状態」と覚え、スイッチのように切り替えられるようになります。
私が実践して感じたこと
編集者として、朝から締め切りに追われる日も少なくありません。以前は起きてすぐにメールを開き、頭がぐちゃぐちゃのまま仕事に突入していました。
しかしデービッドさんの勧めで「起きてすぐ水を飲む」「ノートに今日の一言を書く」ことを始めたところ、驚くほど心が落ち着き、作業のスピードが上がったのです。
ルーティンとは、努力や根性でなく「自分に合った型を用意しておくこと」なのだと実感しました。
明日の朝、あなたに試してほしいこと
明日の朝、ぜひやってみてください。
「起きたらまずコップ一杯の水を飲む」。
そして、ノートやスマホに一行だけ「今日やること」を書いてみる。
たったそれだけでも、心の温度は確実に上がり、一日が違って見えるはずです。
👉 次回予告:「日中のルーティン――集中力と判断力を守る」
午後の疲れや周波数の乱れをどう整えるか、アスリートのルーティンから学びます。