こんにちは。矢内綾乃です。
みなさんは、普段の生活の中で「食品ロス削減」を意識することはありますか。
スーパーで食材を買いすぎてしまったり、冷蔵庫の奥にしまっていた食品の賞味期限が切れてしまったり。
日常のちょっとした場面で、食品を無駄にしてしまうことは誰にでもあるのではないでしょうか。
近年、環境問題への関心が高まる中で、食品ロス削減は私たち一人ひとりが取り組める身近な社会課題として注目されています。
私は経営者として、オーガニック・エシカル専門店「natural style BIO SOPRA Tokyo(ビオソプラ)」の運営に携わっています。
今回は、私、矢内綾乃が考えるエシカルな暮らしと、食品ロス削減を通じて私たちができることについてお話ししたいと思います。
食品ロス削減は、身近にできるエシカルな行動
「エシカル」という言葉をご存じでしょうか。
エシカルとは「倫理的な」という意味を持つ言葉で、環境や社会、人に配慮した考え方や行動を指します。
例えば、環境に配慮した商品を選ぶことや、長く使えるものを大切にすること、そして食品ロス削減に取り組むこともエシカルな行動の一つです。
食品ロスとは、本来食べられるにもかかわらず、捨てられてしまう食品のこと。
食品を生産するためには、水やエネルギーなど多くの資源が使われています。
そのため、食べ物を無駄にしないことは、食材を大切にするだけでなく、環境への負担を減らすことにもつながります。
では、私たちにはどのようなことができるのでしょうか。
例えば、
買い物の前に冷蔵庫の中身を確認する
必要な分だけ食材を購入する
賞味期限と消費期限の違いを理解する
すぐに食べるものは手前の商品から選ぶ
余った食材を別の料理に活用する
どれも、今日から始められることばかりです。
エシカルな暮らしというと、何か特別なことをしなければならないと感じる方もいるかもしれません。
しかし、私は「日々の小さな選択を大切にすること」が、より良い未来につながっていくと考えています。
無理をして一度だけ大きな行動をするよりも、自分の生活に合った方法で続けていくこと。
食品ロス削減も、そんなエシカルな暮らしへの第一歩ではないでしょうか。
事業を通じて大切にしていること
私が経営に携わる「natural style BIO SOPRA Tokyo」は、オーガニックやエシカルをテーマにした商品を取り扱うセレクトショップです。
お店を通じて大切にしているのは、商品を販売することだけではありません。
お客様が日常生活の中で、自分自身にも環境にも配慮した選択をするきっかけをつくることです。
BIO SOPRAでは、「100年後の東京湾を、透明に」という未来への想いを掲げています。
私たちが日々使うもの、購入するものは、社会や環境と決して無関係ではありません。
だからこそ、毎日の暮らしに欠かせない日用品から、エシカルな選択肢を広げていきたいと考えています。
これは食品ロス削減にも共通する考え方です。
例えば、見た目や形が不揃いという理由だけで、十分に食べられる食材が活用されないことがあります。
そうした食材を有効活用する商品や取り組みを知り、選択肢の一つとして考えることも、食品ロス削減につながります。
経営者として私が大切にしたいのは、社会にとって良いことと、お客様にとって魅力的なことを両立させることです。
どれほど環境に配慮した商品であっても、使いにくかったり、生活に取り入れにくかったりすれば、長く続けることは難しいかもしれません。
だからこそ、品質や使い心地、デザインなど、商品そのものの魅力も大切だと考えています。
「これが好きだから使いたい」
そんな自然な選択が、結果としてエシカルな消費につながっていく。
私は、そんな社会が広がっていくことを願っています。
エシカルな未来をつくるための一歩
食品ロス削減や環境問題という言葉を聞くと、課題が大きすぎて、自分一人の行動では何も変わらないと感じることもあるかもしれません。
しかし、社会をつくっているのは、私たち一人ひとりの日々の選択です。
一人が食材を大切にする。
一人が必要なものだけを購入する。
一人がエシカルな商品に興味を持つ。
その小さな行動が少しずつ広がっていくことで、社会全体の意識も変わっていくのではないでしょうか。
私は、事業を通じて人の可能性を広げること、そして次の世代にもつながる価値を生み出すことを大切にしていきたいと考えています。
エシカルな暮らしも食品ロス削減も、最初から完璧を目指す必要はありません。
大切なのは、まず知ること。そして、自分にできることを一つ選んで行動することです。
例えば、今日の買い物で必要な分だけ食材を購入してみる。
いつもなら捨ててしまう野菜の部分を料理に活用してみる。
そんな小さな一歩からでも、未来に向けた変化は始まります。
自分にとって心地よい暮らしが、誰かの幸せや地球の未来にもつながっていく。
私は、そんなエシカルな社会を目指して、これからも事業を通じてできることに取り組んでいきたいと思います。
みなさんも、まずは今日からできる食品ロス削減を一つ始めてみませんか。