どこから採るかで、9割決まる。
私がいつも言っていることです。今日は、その理由を、インドネシアの教室で見てきたことから書きます。
教室で、笑顔が消えた日
私たちは東南アジアに自社の学校を持ち、日本人の教師が日本語を教えています。来日前の生徒たちは、YouTubeや先輩の話から、日本の会社のイメージを持っています。でも、そのイメージは、実際の日本の会社とはかなりちがいます。
教室で、日本の職場の本当の姿を話すと、生徒たちの笑顔がなくなります。
「あいさつさえすればいい」は、通用しない
多くの生徒は、「おはようございます」「ありがとうございます」を言っておけば大丈夫だと思っています。でも日本人は、しぐさや働きぶりまで、意外とよく見ています。仲間だと思ってもらえるまでには、時間がかかります。
それを知らずに来日すると、最初の壁で心が折れてしまいます。だから私は、来日前にはっきり伝えています。それが本人を守ることになるからです。
大阪で再会した日
教室で教えていた生徒たちと、大阪で再会したことがあります。本当にほっとした笑顔。一人は、涙を流しながら握手を求めてきました。
まだ20歳前後で、親元を離れて初めての海外。いっぱいいっぱいになりながら、精一杯頑張っている。それが伝わってきました。
会社の側にも、できることがある
仕事がまだできなくても、日本語がまだうまく話せなくても、気持ちを汲んで、声をかける。それが、人間関係をつくる第一歩だと思います。
今日できる一手
いまの送り出し機関や紹介会社に、「来日前に、日本語以外に何を教えていますか?」と聞いてみてください。答えに、その会社の姿勢が表れます。
外国人スタッフの定着や受け入れのご相談は、こちらのサービスで承っています。
明日は「“選ばれる会社”は、給料だけでは決まらない」を書きます。