運がつく言葉⑫:「少年よ、大志を抱け」

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 札幌バンドの原点となり、札幌農学校で近代日本の方向性を左右するような多くの人材を育てたクラーク博士は、その別れ際にこの言葉を青年達に叫びました。英語ではBoys, be ambitious!です(ちなみに彼の作った農学校の校則は、Be gentleman.「紳士たれ」のみでした)。実はこうした志、夢、理想、目標を持つことは潜在意識を活用する第一歩であり、あらゆる成功のカギは「潜在意識を如何に有効に活用するか」ということに尽きるとさえ言われるほどです。しかも、志、夢、理想、目標を持つことには何の元手もいらず、お金は一切かからない「究極の先行投資」と言えるでしょう(「潜在意識」はよく「銀行」にたとえられ、コツコツと納め続けていくと、巨大な複利がついて返って来ると言います)。
 さらに言えば、「運」などという摩訶不思議なもの(「天運」という言葉があるように、やはり人智を超えたものと見るべきでしょう)が、生きて感情を持ち、言動と行動を通じて日常生活を営んでいる生身の人間の実人生とどこでどう接点を持ってくるかというと、これは潜在意識・深層意識を通じて表面化・顕在化してくると考えられています。例えば、いろいろな成功術の本の中で、「思いは実現する」「思考は現実化する」「人生は思った通りになる」(実際に電話、車、飛行機などあらゆる製品・商品は、最初は単なる「アイデア」から始まっています。ナポレオンなども「想像力が世界を支配する」と豪語しています)などといったことが繰り返し強調されているのは、「与えられる暗示は何でも受け入れてしまう」という潜在意識の特徴があるからです。したがって、「意識と関心を持っていないことは実現しない」「できると思って取りかかることが重要」(禅の革命児・六祖慧能は「全ての幸福の生じる畑は心の中にある」と喝破しています。シェイクスピアも「全ての用意はできている。もしも心に用意があるなら」と言っています)となってくるわけですが、こうした基本理解・基本姿勢を「積極思考(ポジティブ・シンキング)」と言い、「運」を呼び込む必須条件とされています。
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