「5文型理論」のルーツ①:オニオンズの「5文型理論」

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 オニオンズはOxford English Dictionaryの編纂にも携わった人です。後にも出て来ますが、「25動詞型理論」を提唱したホーンビーもThe Advanced Learner’s Dictionary of the English Languageを中心的に編纂しており、「7文型理論」を確立したクァークは「英語慣用調査」(Survey of English Usage)と呼ばれるプロジェクトで得られた資料を基にしていますので、膨大な事例・文例研究から「文型理論」「動詞型理論」(ちなみに「文型」は「文の要素の機能function」に注目した概念であり、「動詞型」は「文の構造structure」に注目した概念です)が生まれてきたと言えるでしょう(日本語研究で画期的な成果を出した大野晋なども、古語辞典の編纂を研究のベースとしています)。
 オニオンズはAdvanced English Syntax(1904)で「述部」(predicate)を5つの形式に判別しています。
①第1形式 主語+完全自動詞
 The shades of night were failing.
②第2形式 主語+不完全自動詞+補語
 He will become a good doctor.
③第3形式 主語+完全他動詞+目的語
 The man killed a bear.
④第4形式 主語+完全他動詞+間接目的語+直接目的語
 John gave Mary a book.
⑤第5形式 主語+不完全他動詞+目的語+補語
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