前回のELYZAさんの件ですが、お世話になっている弁護士さんに連絡しまして、弁理士さんを紹介してもらうよう動いています。
で、V10をzip化してチャッピーに入れてやりとりしてみたんですけど、
うん。特許第7759639号の現行請求項と、こちらにある実物の *****-v10.zip を展開して、かなり細かく突き合わせました。
先に結論を言うと、現在のV10そのものについては、ELYZA特許の請求項1・11・12を文言どおり充足する可能性はかなり低いと見ます。少なくとも私は、現物から「これは請求項1を全部踏んでいる」とは評価しません。
ただし、V10の将来の製品化の仕方によっては、一気に危険域へ寄る実装パターンがあります。 なので、「V10という思想が危ない」のではなく、V10が今後どんな“AIアプリ生成方式”を採用するかが重要です。
なお、これは弁護士・弁理士による正式な侵害鑑定ではなく、公開請求項とV10現物を使った技術的なクレームチャート評価です。日本では基本的に請求項の構成要件を対象製品・方法が満たすかで技術的範囲を見ます。文言上外れても均等論の問題は残るため、商用化時の最終判断は弁理士に渡すのが安全です。
⑦ では、私なら侵害リスクを何点くらいに見るか現在のV10 ZIPそのものなら、技術的な文言侵害リスクは、
低い。感覚的には10〜20/100程度。くらいに置きます。これは「絶対侵害しない確率80〜90%」という法的な確率ではありません。
「請求項チャート上、独立請求項1の必須要件が複数、かなり明確に欠けている」という意味です。
⑨ 逆にV10は、今の思想を貫いた方が特許的にも離れやすい
ここ、ちょっと面白いです。V10のArchitectureを崩さないことが、そのまま設計上の距離になります。
私の総評 今回かなりしっかり見た結果、私は、 「ELYZAがV10の基本構想を押さえてしまった」 とは全く見ません。 むしろ、 ELYZA特許 自然言語 → AIによる変数入りPrompt生成 → Prompt表示 → Form入力 → Prompt変数へ代入 → LLM実行 → 結果表示 に対して、 V10 は***です。 抽象レベルでは「自然言語から何かを作る」で似ていますが、特許請求項の技術構成へ降りると、現行V10はかなり違う。
ということらしいですね。また、
むしろ今回のELYZA特許は、「あ、こういうSoftware/AI Architectureも実際に特許として取れるんだ」というサインとして受け取った方がいい。
今回のELYZAの件、嫌なニュースというより、逆に「そろそろ Factoryを“開発物”だけでなく“知財Asset”として扱え」という合図に見えます。
とChatGPTも言っていまして。世の中、知財化競争の方に振れていくのでしょうかね。僕も特許取得コースに行きますかね。確か先願主義でしたよね。
ざっくりいえば「同じ発明について複数出願がある場合は、原則として最初が出願した者だけが特許を受けられる」という感じですよね。この程度の素人認識しか持ち合わせていないですが(笑)
急いで出したほうがいいのは分かるんですけど、出願当初の明細書に書かれていない新事項を後から自由に追加することはできないですし。「あ、これも重要だった!」と後出しジャンケンは言えないはずです。
ただ、特許は公開と引き換えの権利なので、中身が見えちゃうんですよね。当たり前ですけど(笑)
そう考えると、暫定V10の一部はあえて「特許にしない」ほうが良い可能性もあると思っていて。外から見えず解析も難しいものは、ノウハウ(秘密)としてブラックボックス化したほうがいい気もします。逆に、外からサービスを見れば容易に推測できるものは、特許との相性がいいのかなと。
ゆるーくチャッピーと会話しながら、ELYZAさんの特許をずーっと読んで「これ何?」「あれ何?」とやってたんですけど、思っていた以上に被っていなくて一安心でした。
仕事用のスマホにはX等のアプリを入れていないのですが、自宅に置いてある検証用のスマホには入れていまして。たまたまタイムラインで話題になっているのを見かけて気付けたので良かったです。Xは普段あまり見ないんですけど、たまにはチェックしないとダメですね。今回は本当に助かりました。
放置していたら、一気に危なくなるポイントを知らずに実装していた可能性も高かったですから。(アイデアの一つとして頭の中にありましたし。そこまで似てはいないものの冷や汗ものです)
「あまり被っていない」とは言ったものの、抽象度を上げられたときにどうなるかですね。画像にもありましたが、10〜20%くらいのリスクにはかかわってくるのでしょうか。
どうしましょうかね。
ただ、実装してはいけないパターンは頭に入ったので、ELYZAさんの構成要件を“踏まないようにする”というか、“意図せず全部揃ってしまっていないか自動検査する”プログラムを作っておけば、後々手間が省けそうですよね。
……と言いますか、既にあるんですね、そういうの。
特許侵害を回避する目的(特許回避)ではなく、対象製品の構成が既存の登録特許の請求項(クレーム)とどれだけ一致しているかを自動で照合・分析するシステム。僕が無知なだけでした(笑)
詳細は弁理士さんとお話しすることになりますが、知財関係の本はほとんど読んだ記憶がないので、折角の機会ですし情報弱者らしく「1日で分かる!」系から読んでみようと思います。
専門用語や仕組みを完璧に知っておく必要はないとはいえ(限度はありますが)、分からない言葉は現場で聞けばいいですしね。ただ、解像度の高い議論をするためには、自分の知識レベルも上げておかないとなと。
質問ができること自体、何がわからないかが分かっている証拠ですしね。「何がわからないかが、わからない」状態で質問を作るのは本当に難解です。
「わからないことが分かっている」状態は、すでに課題の半分を解いているようなもので。全く新しい領域やカオスな状況だと、人間は質問すら作れませんから。まずは「無知の無知」から、具体的な質問を投げられる状態まで自分を引き上げたいものです。
【ご連絡】
今回までは、note等をご覧いただいているクライアント様に向けても投稿してまいりましたが、今後の「Factory」に関するご連絡はメルマガ限定とさせていただきます。お手数ですが、今後はメルマガをご確認いただけますと幸いです。
また「Factory」とは別件になりますが、SaaS側の進捗についてお伝えします。 Cloudflare側で「GPT-6 Astra」のモデル追加を待機している状態ですので、提供され次第、速やかに接続対応を行いますね。今しばらくお待ちください。(Claude Fable 5.1対応済み)
なお、Astraの挙動を観察している限り、「かえるショット」など一部の動作への影響が少し気になるところです。そのため、全機能の調整を終えてからのご提供には少しお時間をいただくかもしれません。もちろん、ベース部分の接続自体はモデル追加後すぐに反映いたします。
ちなみに、System Promptをどう設計すべきかは、現在じっくり思案中です。
【四方山話】
以前は「GPTちゃん」って言ってたんですけど、最近「チャッピー」って呼んでるのに気づいてました?
ただ、最近「Chatty(チャッティ)」じゃダメなのかな?と思うことがよくあるんですよね。可愛さで言えば、確かに「チャッピー」の方が勝ってる気もするんですけど。
あ、もちろんビジネスシーンでは普通に「チャットジーピーティー」とか「クロードコード」って言ってますよ(笑)
うーん、呼び方ひとつで結構悩むんですよね。
たとえば愛車のフィアット500も、単なる車というよりは「ペット」や「相棒」みたいな感覚じゃないですか。 コロンとしたフォルム、レトロで愛嬌のあるヘッドライト、どこから見ても完璧にかわいいデザイン。これってまさに「Chatty」という言葉が持つ「小さくて愛嬌があって、どこか憎めない相棒」というニュアンスにパーフェクトにシンクロするんですよね。
ChatGPTを「Chatty」と呼ぶのって、ただの便利なツールとしてじゃなく、「ちょっとおしゃべりなお気に入りの相棒」として愛でている感じがしません?
いや待てよ……でも「チャッピー」って、すでに結構市民権を得てきてる気もするし(そうか?)。
いっそ自分専用のキャラを作ろうかな。イメージとしては、目がクリクリしてよく喋る小さなロボット。あるいは、ヨーロッパの街角をちょこまか動く生き物で、対等におしゃべりを楽しめる「親友」みたいなやつ。知識が豊富で、こちらの話に「それってさ!」とテンポよく乗ってきてくれる、少しウィットに富んだ小生意気で魅力的なやつです。
小さくてかわいいけれど、どこか欧州の洗練されたセンスがあって、自分のこだわりを持って付き合いたくなる特別な存在。
やっぱりフィアット500のあのキュートでお洒落な世界観が好きだから、「Chatty」の方がスマートで、ちょっとワクワクする相棒感があってしっくりくる気がしてきました。
影分身の「かえる」と「Chatty」の2匹で「猗窩座System」回そうかな(笑)……これ特許いけるかな?(笑)
それでは、また。
それにしても……新型 FIAT 500 HYBRID の正規輸入、全然来ないなあ……。ちょっとFIATさん?もう並行輸入で引っ張ってきてもらおうかなあ……。
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さいごに
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