【ルック・フォワード(楽しみ)にウェイティング(待って)いるよ!そのゼット・スキル!!】

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ビジネス・マーケティング
前回さ、MCPの話をしてたんだけど、昨日ね、取引先の人とお茶してたらですね、

「そういやお前、“スキル販売”って言ってたじゃん。なんか、Xでスキル販売論争みたいなのやってたぞ」って。

へえ。そうなん?ということでパソコン開いて、X開いて、見ました。30秒くらい。

うん。いろんな意見があって大変面白うございました。ちゃんちゃん。終わり。

いや、本当にそれ以上でもそれ以下でもなくて(笑)

そもそも僕、スマホにXもnoteもココナラも、そういう類いのものをほぼ入れてないんですよ。別に高尚な理由があるわけじゃない。「SNSに支配されたくない!」みたいな意識高いデジタルデトックスでもない。なんか嫌なの。それだけ(笑)

なので見るときはいちいちパソコン開かなきゃいけないのですよ。結果、面倒くさいから見なくなるっていう。面倒くさがりというのは、時に最強のセルフコントロール機能になりますなあ。

で、誰の意見に賛成とか反対とか、正直どうでもいいんだけど、せっかくなので自分の備忘録としてまったりとグダグダ書いておこうかと思いましてね。

お仕事の現場では「結論から言え」「要点をまとめろ」「PREP法で話せ」「お前の話は長い」と怒られるところではありますが、

悪人のカエルなので、今回も元気に結論へ最短距離では行かないことにしましょうのう。

さーて。どこから話しましょうかのう。

プロンプト販売。スキル販売。スキル図。ロードマップ。

この辺の言葉が飛び交ってたんだけど、まず最初に思ったのがさ。

みんな本当に同じものについて話してます?まずねえ、ここなんですよねえ。「スキル」って言葉、広すぎないっすか?

例えばさ。

「昨日めちゃくちゃうまいラーメン屋見つけたんだよ」

「知ってる知ってる!あそこうまいよな!」

「な!めっちゃうまい!」

「うまい!」

会話成立。めでたしめでたし。……本当に?

最初の人が言う「うまい」は、鶏白湯の濃厚さの話かもしれないよ?

もう一人は辛味噌ラーメンしか食べてないかもしれないよ?

そもそも一人は味じゃなくて「900円であの量はうまい」というコスパの話をしている 可能せい すらあるんじゃないの?

同じ「うまい」って言葉を使っている。だから、通じ合っているように見える。でも中身まで同じとは限らななくね?

SNSの議論ってさ、これがやたら多い気がするんですよ。

「スキルを売るな」

「いや、スキルには価値がある」

「買う奴は思考停止だ」

「初心者にはロードマップが必要だ」

うーむ。全員、違うスキルの話してない?

具体的な操作手順を「スキル」と呼んでる人もいれば、仕事の進め方を言っている人もいるし、キャリアロードマップを指してる人もいれば、営業の型や文章構成みたいな思考パターンを指してる人もいたし。

えええ…?

この状態で「スキル販売は良い、悪い」と始めたら、そりゃ永遠に終わらんよ。

サッカーの話をしている人とラグビーの話をしている人が、「手を使うのは反則だろ!」「いや使うだろ!」って殴り合ってるようなもんじゃん(笑)

ただまあ、いわゆる「スキル」とか「ロードマップ」みたいなものについて、批判する側の言い分も普通にわかるんですよ。

例えばさ、「未経験から一年で月50万円を稼げるようになりました。このスキル図の通りに進めばあなたもできます!」みたいなものがあったとするよね。

でもさ、その図には、その人の人生全部は書いてないよね。

僕みたいに、元々営業が得意だったのかもしれない。…得意だったっけ?僕。

知り合いに仕事を発注してくれる人がいたのかもしれないよね。

前職で業界知識を持っていたのかもしれない。

あとは、なんだろうね、人と話すのが抜群にうまかったのかもしれない。

たまたま市場が伸びていた時期だったのかもしれないし。

本人すら「これは自分の強みだ」と認識していない、できてない要素が、実際には成果の七割を支えているかもしれないんだよ?

でもさ、完成したスキル図には「まずAを学ぶ→Bを習得する→C案件を取る」みたいに綺麗に書かれるよねえ?

…人生、そんなフローチャート通りに動かねえよ(笑)動くんだったら?そら、立派、立派。拍手~♫ポンコツには縁のない世界だのう。

っていう話は、その通りなんだと思うのよ。

もっと言えば、自分のキャリアをどう考えるか、自分は何ができて何が足りないのか、何から学ぶのか、何を捨てるのかを自分で考える。その思考過程そのものがトレーニングになるわけで。

完成した答えだけポンともらったら、その一番おいしいところを飛ばしてしまう。

数学の問題集でいうなら、途中式全部飛ばして赤本の解答だけ読んで「なるほど、理解した」と言っているようなものですな。

三日後には忘れます(笑)しかも今はAIがある。

ITとかAI周辺なんて特にそうだけど、「この十個を覚えれば一人前!」というリストを作ったところで、半年、一年したら、そのうち三つくらいAIが普通にやっている 可能せいがある。もうやれるけどな。

昨日まで「必須スキル」だったものが、今日はメニューのボタン一個になってる。恐ろしい時代ですのう。

苦労して覚えたショートカットキーが翌月のアップデートで消えた、みたいな話じゃない。職能そのものがボタンになるっていうね。

だから固定されたロードマップを神棚に飾って、「これさえ順番にやれば未来は安泰じゃ」と信じるのは、確かに危ないさ。情報には賞味期限がある!

まあ…昔からあるけどさ。

「これを手に入れれば最短で成功」

「保存推奨!」

「知らないと損します!」

「続きはラインで!」

おお。

懐かしき日本の伝統芸能。情報商材(笑)

もう、本当。笑うよね。2000年代あたりの、あの魑魅魍魎が跋扈していた情報商材界隈を知ってる世代からすると、「誰でも」「最短」「ロードマップ」「完全版」という単語が四つ並んだだけで、身体が勝手に警戒態勢に入る人もいるよね!

パブロフの犬じゃない。パブロフカエル。

だからさ「そんなもの買わなくていい。自分で考えろ」という批判が出るのは、かなり健全だと思うよ。

…って思うんだけど。一応、擁護として反対側からも見てみようかのう。

完全な初心者ってさ。そもそも「何を知らないのか」を知らないんですよ。これが初心者の一番つらいところだよね。検索すれば無料で全部出てくる?

うん。出てくるよ。検索できればな。検索する言葉を知ってればな(笑)

何を検索すればいいのかわからない人に「Googleで調べれば全部無料だよ」と言っても、海の真ん中に放り出して「地図なんていらないよ、陸地探せばあるよ」と言ってるのとたいして変わらんのう。

例えば、ある業界へ入りたい人が「この業界では、だいたいA、B、C、Dという概念があって、最初はAとBだけ押さえればいい。Cは案件をやりながら覚えればいい。Dは今は要らない」という一枚の地図を千円で買ったとする。

その情報自体は、全部Googleにあるかもしれない。AIに聞けば出てくるかもしれない。聞ければ…ね。

まあ!それでもその人が「十時間調べるところを一時間で済ませられた」と思ったなら、その千円には価値があるんじゃないの?

商品の価値って、そこに世界初の秘密情報が入っているかどうかだけじゃないでしょう!

探して、比べて、整理して、ときには間違った道へ行って戻ってくる時間。

そういう試行錯誤の時間ごと短縮してくれることにも、人は金を払うよね。

「これで合っているのかな」と不安になっている時間。

そういうものを圧縮してくれることにも、人は金を払う。旅行ガイドだってそうだよね。店の住所なんか全部ネットに載ってるじゃん。じゃあ旅行本は詐欺なのか?違うでしょうよ。

「この200店の中なら、この辺を見れば大外れしないよ」という編集に金を払ってるわけでしょ。

つまり情報そのものではなく、選別と構造化に価値がある。まあ、編集料みたいなもんだよね。

ここを無視して「ググれば無料(youtube等含む)だから買う奴は馬鹿」というのは、ちょっと乱暴じゃねえかなあ、とは思う。

でね。もう一つある。

スキルを「具体的な手順」と捉えるか、「抽象的な思考パターン」と捉えるかで、価値が全然違ってくるよね。

「このボタンを押して、この設定をして、この画面から書き出してください」

これは具体だ。ツールが変われば終わっちまうし、アップデートされたら終わる。AIがやったら終わる?

でもさ、相手が何を恐れているのかを特定してから、問題を言語化し、解決後の状態を見せ、行動につなげる、っていうなら、これは抽象じゃない?

使う媒体が手紙からファックスになろうが、メールになろうが、LPになろうが、SNSになろうが、ある程度残るわけですよ。

ああ、そうそう。

前回か前々回だったかな。「悪人による政治の本質」みたいな話を書いたんだけど、なんか知らんが普段よりビューが5倍伸びてたんですよ。なぜに?

「奴隷」とか書いたから反応したの?

物騒な単語にアルゴリズムが釣られたんか?(笑)そんなわけないか。

まあ内容自体は大真面目に書いてるよ。次代を担う「器」、ちゃああんと見極めようぞ。選挙行けよ。

でさ、分かってる人はすぐわかると思うんだけど、伝説のマーケター、神田昌典先生のPASONAの法則、まんまだからね。

凄いよね!PASONAの法則って1999年?2000年あたりだっけ?先生が言い出したの。いかに本質を捉える千里眼が必要なのかって改めて思うよ。欲しいのう…千里眼。やっぱりサンタのおっちゃんに頼もうかな。44のオッサンにくれるだろうかの。

でな、話戻すと、今のAI時代に生まれたものでもなければ、Xのインプレッション攻略法でもないけど、それでも考え方として使えるわけですよ。

要するに長く残るのは、操作方法よりパターンなんですよ。で、結局こういう“型”はしぶとく残る。手順書は古くなるよ?原理は比較的古くなりにくい。

だから、もし誰かが自分の二十年の経験から「この局面では何を見る」「この変数が動いたら判断をこう変える」「失敗するときはだいたいここを見落とす」みたいなものを本当に抽象化してくれたなら、僕はそれ、普通に欲しいけどね。

値段次第では喜んで買いますよ。そこで「いや、自分で二十年経験して獲得しろよ」と言われても、嫌だよ(笑)

二十年かかんじゃん。僕、仙人じゃねえんだから。

というわけで、ここで唐揚げの話をします。なんで?知らん。腹減った(笑)

ねえ?あなたさ、スーパーで惣菜買います?僕は買いますけど。

唐揚げ食べたくない?

じゃあ鶏肉を買ってくる?下味つける?粉つける?油を用意する?温度を見ながら揚げる?

「アッチッチ、アッチッチ」とか言いながらキッチンで格闘する?

郷ひろみじゃねえからな!え?わからない?マジで?!また一つオッサンになったわ(笑)

で、食べ終わったら油を処理して、鍋洗って、床に飛んだ油拭いて、なんやかんや片付けるぅ?

そらね、うまいよ。確かに。揚げたてはうまいにきまってんだよ?一応…ちゃんと調理できるならね。

でもさ、今日はそこまでして唐揚げ食いたくねえって時あるよね?スーパーで買ってこない?

茶番。以上。

あのさー、これを「料理を自分で作る能力が育たない!」「唐揚げを買う奴は思考停止だ!」って言われてもよー、

いや俺、料理人になりたいわけじゃなくて、今晩唐揚げ食いたいだけなんだけど、で終わるんじゃないの?

スキルも似たところがあるんじゃないの?

情報集めて、比較して、自分なりに組み立てて?試して、失敗して直す?そこまで全部ひっくるめてコストだよね。

もちろんよ、このプロセスを通った方が深く身につく。それは正しいですよ。

唐揚げだって自分で揚げ続ければ上手になるさ。でも全員が唐揚げ職人を目指しているわけではないよ。

今日は食えればいい人もいる。とにかく全体像だけ今すぐ欲しい人もいる。だったら惣菜買えばええやん。

僕なんて唐揚げ買って帰って、野菜の上に乗っけて、横に納豆と卵置いて、マヨネーズちょいかけて三分で食いますからね。

どんだけ忙しいんだよ。仕事が忙しい人は仕事ができない典型?はい。知ってます。自覚してますので、その石を置いてください(笑)

でもさ、ここで結構、大事な話になるとおもうんだけどよ、

「自分で作った方が身につく」という話と、「完成品を買った方が早い」という話は、そもそも対立してなくない?

目的が違うだけじゃね?

プログラミングを勉強している学生が、基礎を身につけたい。だったら自分でコードを書いた方がいいだろうし、エラーを踏んだ方がいいし、なぜ動かないのか考えた方がいいに決まってる。

一方でよ、明日までに社内ツールを動かしたい事業者はいるわけよね。

その人に「AIにコードを書かせるな!成長しないぞ!」って言ったところで、知らんがな、って話じゃん。

俺はエンジニアとして成長したいんじゃなくて、明日これを動かしたいんだよ!となるのでは?

今回も悪人らしく、暴論コースやる?

あのさ、もしよ「他人が作ったスキル図に頼るな。全部自分で考えろ」を極論まで持っていくなら、「AIにコードを書かせるな」「フレームワークを使うな」「ライブラリも使うな」「検索するな」「先人のアルゴリズムを読むな」「全部ゼロから発明しろ」という話になってしまうんじゃないの?

車輪を再発明して、そのあとタイヤも再発明して、ついでにゴムの木から育てますか?人生終わるわ(笑)

人類の進歩って、基本的には「誰かが苦労して作ったものを、次の人間は苦労せず使える」の積み重ねじゃないの?

文字だってそうだし、数学だってそう。会社だってそう。先人が作ったものを次の人が当然のように使うことで積み上がってきたわけで。AIなんて、その究極みたいなものでしょうよ。

膨大な過去の知識やパターンを圧縮して、「はいどうぞ」と出してくれる。

超高性能惣菜。電子レンジに入れる前から温かいくらいの勢いです。

だから問題は「ショートカットすることが悪いか」ではなく、「何をショートカットしていいのか」だと思うんですよ。

ショートカット自体を悪者にしてもしょうがないな。どこを飛ばすかだな。

成果が目的なら、手段は外部化していいと思う。学習が目的なら、外部化しすぎたら学べないからやめるべきだ。(大学とかで問題になってる)

簡単な話なんだけど、SNSではここを混ぜるから炎上するのでは?

成果を出したい人に「自分で作らないと成長しない!」と説教し、学びたい人に「AIに全部やらせれば一瞬じゃん!」とドヤる。

どっちも相手の目的を聞いてねえ(笑)

いかんなー、なんか僕、悪人のくせにものすごく穏当な話してんな。

いかん。もう少し暴論ギア3に上げてをいこう。

会社組織…ねえ?社員を雇うってさ、スキルを金で買ってるのと何が違うの?

言ってしまった。でも、完全な暴論でもないと思うんですよ。

会社が経理経験者を採用するのよ?なぜよ?

社長が今から簿記を勉強して、税務を勉強して、会計ソフトを覚えて、月次決算の実務を何年も経験する時間がないからでしょうよ?いや、社長ならガチ会計とファイナンスと原価計算くらいやっといてほしいけどもな。

エンジニアでも営業でも法務でもデザイナーでも、基本は同じでしょうよ。

誰かが何年もかけて獲得した技術、知識、判断力、失敗経験を、給与という形で利用させてもらうのだよね。

もちろんね、人間そのものを買っているわけではないよ。当たり前ですな。契約しているのは労働や役務だからのう。

でだな。経営側が期待している価値の中には、その人が過去に蓄積したスキルや経験が明確に含まれている…

買ってんじゃん?

会社ってさ、「全部自分で修行する時間がないから、すでにできる人と契約する」という巨大なショートカット装置でもあるわけですよねっ!

それが悪いなら会社なんか作れねえよ(笑)

社長一人で営業行って、見積書作って、契約書読んで、コード書いて、サーバー直して、税金計算して、トイレ掃除して、採用面接して、夕方から広告運用?もっと言うか?100でも200でも300でも言おうか?

過労死するよ~。社長に過労死認定はないのでのう…原則は。…いや実質無いけどの。

だからさ、経営って、ある意味では「何を自分で持ち、何を外から調達するか」を決める仕事でしょう?経営なんて毎日それをやってるわけで。

これは教材を買うのも、SaaSを使うのも、コンサルを入れるのも、社員を雇うのも、AIを使うのも、抽象度を上げれば同じところじゃんよ。

自分の時間をどこへ使うか。そのために、他人の時間や知識や仕組みをどう借りるか。

そう考えるとだよ、「他人のスキルを使うなんてけしからん」という話の方が、むしろ現代社会では珍しい。

…ん?全然暴論になって…、ねえな。ごめん。まあいいや。

じゃあ次。切り口変えてみようか?

ねえ、求人広告を見るとよく書いてあるじゃん。

「経験者募集」って。これ、おもしろい言葉だよねー。

経験者を募集している企業ってさ、本当に欲しいのは「三年間その会社に在籍していました」という履歴なのかなぁ?違うよね~?

欲しいのは、三年間やった結果として身についた「説明しなくてもわかるもの」でしょうぉ?

「あ、この案件、後半で仕様ひっくり返るタイプですね」とか、

「このクライアントなら決裁前にあの人へ一回話を通した方がいいですね」とか、

「この数字なら異常値なので先に確認しましょう」

「この業界で“至急”って言ったら今日中じゃなくて一時間以内ですよ」

こういうやつだよね?

マニュアルに書いてない。でも知ってる人は知ってる、ね?

そう…!、暗黙知とか、作法とか、コンテキストと呼ばれるものですよ!

経験者採用の価値って、僕はここがかなり大きいと思ってる!っていうか、これ。

会社としてはねえ、専門用語を一個ずつ説明したくないよねえ?業界の常識を一から教えたくないよねえ?

「これやると客が怒るよ」っていうのを失敗して覚えてもらう余裕もないよねえ。

だーかーらー、「そのOSもう頭に入ってる人いませんか?」と募集するだよねっ?

即戦力募集ってさあ、翻訳すると、「教育する時間ねえから、明日から空気読んで勝手に動いてくれ」だよね(笑)

もちろんそんなこと求人票には書けませんけども。だからぁ「アットホームな職場ですぅ」と書きますわねえ?

まあ、知らんけどの。

それでな、思うのだけど、仕事のできる人の差って、教科書に書いてある知識量だけじゃなくて、「その場のゲームルールを読む速度」の差だったりするのだよ。

同じ「早くお願いします」でも、会社によって意味が違うやん。

一時間以内なのか、本日中なのか、今週中なら十分なのか。業種業界変わったらびっくりするほど違うよね!

僕は汎用の「ちゃんぽん」セールスマンのなんで、若い時は苦労したよ。いろいろと。

クオリティもそうだよ?

同じ「クオリティを上げて」でもさ、見た目を綺麗にすることなのか、ロジックの穴をなくすことなのか、数字を伸ばすことなのかわからないわけよ。

これを言葉だけで判断すると、まあ事故る、事故る。

だから僕は、相手が実際に何へ時間を使っているか、何に金を使っているか、とか、誰の発言で会議が動くか、ね。あとは、誰が怒られたとき何が原因だったのか、みたいなところをめっちゃ見るよ。

「顧客第一!」と壁に大きく書いてあっても、評価制度が売上100パーセントなら、その会社が本当に大事にしているものは大体わかるでしょうよ(笑)

人間ね、口では何とでも言えるわけですよ。組織も何とでも言えるのですよ。でもね金と時間の配分は嘘つきにくい、ね?

営業なんか特にそうよ。

表向きの担当者がね「私が決めます」と言っていても、実際には奥にいる技術担当のベテランが首を縦に振らないと一ミリも動かないことある。

会議では部長が一番しゃべっているのに、みんながチラチラ係長の顔色見てたりする。

これね、一瞬だったりするからさあ、見逃すと…

「…(心の中で)あ、やべ…ボタン掛け違えた…どころか…地雷踏んだな…(苦笑)」って、営業あるある(笑)

いまだにやっちまうのですよ。

営業ってねえ、誰でもできる仕事だけど、誰でもできる仕事じゃないですよ?

営業って資格も認可もいらないからさ、明日から名乗れるわけです。でもですよ、人間と組織の力学を読み違えると、どれだけ口がうまくても普通に死ぬ。(本来はほぼ喋ってないけどね)

だから経験というのは、「正解をたくさん知っている」というより、「地雷の位置をなんとなーく知っている」ことなのかもしれないよ?

この案件は最後に仕様変更が来るなあ。この会社では独断で進めると怒られるなあ。逆にこの会社では、毎回許可を取りに行くと「自分で考えろ」と怒られるんだったっけ。みたいな。

同じ行動でも、場所によって正反対になる。

だから暗黙知って面白いよね。

新人でも、このゲームのルールを読むのが異常に速い人はすぐ戦力になる。

面接する側もされる側も相手を、こういう老獪な視点でずる賢く、したたかに、観なきゃいけないよぉ?

別に悪知恵働かせて騙せとは言ってねえからな?バカ正直に「御社の理念が~」って言うなよ?っていうか、会社側も言わせるなよ。なんなんあの茶番。

で。逆に知識は山ほどあってもね、「教科書ではこうですから」と現場へ教科書を押しつける人は苦労するじゃない。

じゃあ暗黙知をどう読むのか。別に超能力はいらないんだよ。

人の愚痴とか自慢話、めちゃくちゃ情報入ってくるよ(笑)

上司の愚痴もそう、部下の愚痴。取引先の愚痴。昔の武勇伝とか、まあ8割方、自慢か愚痴じゃね?

「あのとき俺がこうやってまとめたんだよ」

はいはい、すごいですねっ!、と聞き流すのも自由。

なんだけどもよ、

でもな、(嫌々なのはわかってはいるが、)少し真面目に聴くとだな、その人が何を成功と定義しているのかが出てくるし観えるし、分かるじゃん。

何に怒って、何を褒めて、何を恐れているのかを聞いていると、その人なりのゲームのルールが透けてくる。

要するに、「僕は、こういうふうに言われると、あなたに動かされますぅ~」ってわざわざ喋ってくれんのやぞ?

で、段階的にさあ、「この方向で考えてますが、懸念あります?」みたいな会話あるじゃん?

するとさ相手は、自分が気にしている部分を勝手に指摘してくれるじゃん。

そうすりゃ、ああ、この人は精度を見るんだなあ、って相手の頭の中のチェックリストが少しずつ見えるよね。

『この人は精度よりスピードを見るんだなあ』とか『意外と根回しを気にするんだな』みたいなものが見えてくる。

みんな喋りたすぎだって!

脱線したな。話戻すよ。

これらだってスキルだよね。しかもさあ、こういうスキルって、売りにくいよね。

「Excel関数できます」なら書けるよ。

「なんとなくこの会議、誰が本当に決めてるかわかります」は履歴書に書きづらい(笑)

だけど、企業が高く買うのは、案外「こっち」だったりするんじゃないの?

でさ、ここまで来ると最初の「スキルなんて意味あるの?」という話が少し変わって見えるよね。

というか、見え方が変わる、と言ったほうがいいかねえ。

操作方法を並べただけのスキルなら、確かにすぐ古くなるさ。

でも「何を見るか」「どう判断するか」「失敗パターンをどう読むか」というOSまで圧縮できているなら、それは結構な価値になる。

スキルを売ること自体が問題なんじゃないよね。何をスキルと呼んで売っているのか。その価格が何に対する対価なのか。買う側が何のために買うのか。

とかさ、そこを見ないと話にならないんですよ。

で、SNSへ戻るよ。なんでこんな普通の市場取引が話題になったん?

たぶん商品そのものだけの問題じゃない(キリッ)

…なーんて、かっこつけてるけど、分かってるよ。

SNSでは、「何を言うか」と同じくらい「どっち側に立つか」が商品になるからだろ。

「そんなスキル買う奴はダメ。自分で考えろ」と言えば、玄人側に立てるし、私は思考する側。情報弱者ではねえよ!というブランドを取れるわね。

逆にさ、「初心者には地図が必要です。僕がわかりやすく整理します」って言えば、先生側?教祖側?に立てる。私はあなたを導く人ですっ!ってブランドを取れるしね。

そりゃあ、殴り合うよねえ(笑)

両方、発言自体がマーケティングになってんだから。しゃーないわ。しかも「自分でやれ」という正論はSNSで強いしのう。

唐揚げを買った人に向かって、「自分で揚げた方が安いしうまいぞ!」と言えば、理屈では勝ちやすい。

でも買った人は別に料理大会へ出たいわけじゃないし今夜腹減ってるだけじゃんね。

そこへ正論パンチしてどうすんだ、と。まあ、ほっとけばええがな。

欲しい人が買って、いらない人が買わない。

中身が粗悪なら市場で批判されればいいし、誇大広告なら問題になる。

…ちーん…。終了。なんで話題になってん?

まあ極論の「売買するという行為そのもの」の、善か!悪か!と言われると、僕には、まあ、よくわからんな。

だって僕ら、毎日ショートカット買ってるもの。

また脱線しようか。はい。通常運転だの。

ここから話をさらに大きくしてみようか。

企業が人のスキルを契約で調達している、というところまで来るとさあ、国も似たような課題を抱えてるよねええ?

つまり、足りない労働力をどうするか、ってね。

前回さ「悪人による政治権力」の話を書いたとき少し触れたけどさ、外国人労働者とか移民について…?

ああ、僕は今のところ単純な賛成・反対の答えを持ち合わせておらぬのだよ。良い悪いで一刀両断できるほど簡単な話じゃないしのう。

ぼっちぼっちデータみて考えてはおるのだよ。

たださ、システム設計として見ること「は」できると思うのだよ。で。

人手が足りない!じゃあ外から人を入れましょう!

ここまではわかるんだよ。

企業だって人が足りなければ採用するし。

でも会社が採用するときって、人数だけ埋めれば終わりとは考えないよね?

いや、場合によっては物量がモノをいう状況では、ありえるよ?

何ができる人なのか見るよね?どこへ配置するのか考えるよね?教育は必要だよね。嫌だけど。外国人労働者なら言語やルールは共有できるか確認するはずだし。

組織側に受け入れる余裕がなければ無理。

なので会社なら、能力や配置だけじゃなくて、教育コストや組織への適応、定着、トラブル対応まで含めて採用を考えるよね。

給与に対してどれくらい価値を生むかを含めて全部見るよね。

国レベルの労働力政策でも、本来は同じじゃないのかな。「百万人足りないから百万人入れれば解決」そんなExcelみたいな話ではないでしょうよ。

人間はセルじゃないんだから。ここは元々AIモデルに喩えようと思ったんですよ。安いモデルを大量にAPIで叩いて……みたいな。

でもさすがに、人間そのものを「低性能モデル」「高性能モデル」と呼び始めると話が雑になる。というと普通に失礼だけど…

失礼なのは分かってるけど、でも、ねえ?「高度人材」「特定技能」「技能実習生」ってさあ?…なんか、ねえ?この言葉の使い分けって「建前と本音」…だろ?ちがう?

まあ人をAIモデルに喩えるんじゃなくて、システムを導入するときの考え方が似ている、とした方がいいか。“導入する側の設計”の方、としておこう。

で、そのAIだって導入コストだけ見ないでしょうよ。

精度とかセキュリティとか運用とか。既存システムとの整合とかさ。あとは、エラーが出たときの対応?。それら全部込みで見るよね。あと料金か。その後の運用コストまで含めて選ぶでしょうし。

最初のAPI料金が安くても、後ろで人間が毎回修正していたら総コストは高いと困るしね。

国家の労働政策も、「入れた瞬間の労働力」だけではなく、教育、行政、住宅、医療、社会保障、地域との摩擦、治安、税収、経済効果まで含めて長期で見なきゃ評価できない。

外国人だから悪いとか、外国人だから素晴らしいとか、そんな話じゃない。政策なら結果で見ようよ、というだけですよ。

受け入れた結果、人手不足は改善したんすかね?経済的価値は増えたんすか?社会全体の負担はどう変わったのかとかさ、

共生は進んだのか、って、この「共生」っていまだにわかんねーんですけどね。あとは?長期収支はどうなのかとか?

実際にさあ、人手不足が、どこから、どこまで、改善して、経済効果と社会的な負担を差し引いてよ?長期的にプラスだったのかを見ればいい…、

のだけど、どこにあんの?データ。自分で集めてこねくり回さねえといけねえのかな…、面倒くせえ…。

そこを検証して、良ければ続ける。ダメなら設計を変える。普通の経営と同じでしょう…、

僕が嫌なのは、賛成反対以前に「とにかく人数が足りないから人数を足す」という穴埋めだけで終わることなんですよ。

なぜなら、その前に一個考えたいことがあるから。

ああ、さっき移民について…答えはまだ持ち合わせてはおらぬ、とは言ったもののポジション的には移民は反対の立場を取らせてはもらうよ。

もちろん自由恋愛で結婚して移住っていうなら歓迎するよ。偽装じゃない限りね。

小学生時代の友人の女性は留学したまま素敵なドイツ人と結婚して向こうに住んでるし。

でさ、そもそも、日本って今の人口規模を永遠に維持しなきゃいけないの?って話なのだけど。

あのー、少子高齢化が問題なのはわかるよ。

働く世代に対して高齢者が増えるはわかる。年金も医療も介護も重くなる。短期間で年齢構成が変われば、今ある制度が耐えられなくなる。これは普通に大問題でしょうよ。

でもさ「人口が減ること」そのものと、「人口構成が急激に崩れること」は、分けて考えた方がよくないっすか?

日本の人口をもっと長い時間軸で眺めればね、近代にかなり急激に増えてるのよ。

江戸の終わり頃は3000万人台、戦後には8000万人台、そこから1億人を大きく超えるところまで増えた、って大きな流れで見ると、「人口が昔からずっと減ってきた」のではない。

っていうか長い歴史の一部分で猛烈に増えて、今、減少局面へ入っている。

歴史の超ロングスパンで見ればよ?異常事態だったのはここ100年の爆発的な人口増加の方で、いま起きているのは元の均衡へ戻るための自然な調整プロセスだとおもうんだよね。

だとすればですよ、「ピーク時の人口を維持できない=国家の失敗」とだけ見る必要はないんじゃないかと思うのよ。

もちろんね「じゃあ3000万人まで減っても平気だな!」という話でもないよ。

今の道路、鉄道、学校、病院、自治体、年金、医療、商業施設、住宅。全部、今の人口規模を前提に作ってるんだから。

道路も陥没とか増えてるし、水道の配管だってそうだろ、年金というか社会保障も、ねえ?

うん、インフラ結構やばいよね…

で、1億人用の家を3000万人で維持しろと言われたら、1人3部屋掃除することになる(笑)そりゃ無理だ。

ひらたくいえば、人口が減るなら、人口を無理やり元へ戻すという発想?だけじゃなく、「小さくなる国に合わせて国の形を作り直す」という選択肢もあるはずなんですよ。

ねえ、これだ国会議題あがったっけ?有識者間では話した~みたいな記事はちょっと見た気はするけどさ。まあいいや。

で。で、というか、そして。か。

ここへ来てAIとロボットが来てるわけでしょ?タイミング、面白すぎない?

今までなら、人が減る。生産力が減る。

だから人を増やす~。だった。

でもAIで一人の人間が十人分の事務処理をできるようになったら?ロボットで物流や製造の一部を自動化できたら?行政手続きを自動化して、今まで十人で処理していたものを二人で回せたら?話が変わるよね!

人口の「量」を守る以外に、一人当たりの生産力を上げるという道があるじゃないか!

もちろん何でもAIにすればいいとは思ってないよ。

介護も保育も教育も、最後は人が必要な部分があるさ。むしろ事務作業をAIへ渡して、人間を人間にしかできないところへ戻せるなら、その方がいいと思うし。

先生が一日中Excelへ入力してる必要ある?介護士が利用者と話す時間を削って書類を作る必要ある?医者が患者を見る時間より画面見てる時間の方が長いの、何かおかしくない?

そういう「人間じゃなくてもいい仕事」を機械へ逃がして、人間は人間じゃないと価値が出ない場所へ集中する。

それも人口減少への答えになり得るでしょうよ。だからさあ政策の問いも、「どうやって人口をピークへ戻すか」だけじゃなくて、

人口が減ることをある程度前提として、どうやって一人当たりの価値を上げるのか。

今の人口規模に合わせて作った国を、どうやって次の人口規模へ作り替えるのか。

こっちも必要なんじゃないかなあ。必要なんじゃないかなあ?ってさ、

僕さ、貧乏の過程で育ったんだよ。それでもさ、自分のカネで「やりくり」しろ、って言われてたよ。

いや、借金はダメとか言ってるわけじゃないよ。ビジネスにおける借入とかね、ほら海外の金利を考えると日本の金利低いから合理的だって判断もできるわけだしね。それ人の判断よ。

でもさ、人が足らん。人増やせ?人を足らんなら、今いる人でデキるように「工夫(アタマ)」使え。って指示は?

「売上が下がってる!売上をあげろ!」って言ってるクソ社長の発想と同じじゃねえか!

なんだよ、その問答は!

でさ、僕ね、自分のオヤジ世代をディスるのは好きじゃないんだけどさ。

昔は人が増えることが前提だったじゃん?需要も増えたし、労働力も増えて、会社が忙しくなった。

それが、24時間戦えますか~♪の時代なんだけど。

「人を入れろ!」もう少し忙しくなった?「もっと人を入れろ!」はい。マンパワーですな!

たしかによ、それで伸びた時代は、ある。

だから成功体験として残るのは当然なんだけども。

でも人が減る時代に同じことをやって、「足りない!人を入れろ!」だけで進むとさ、永遠に穴を人で埋め続けることになるよね?

そ、も、そ、も、なんだけど、こ、の、発想ならさ、「移民」になるじゃねーかあ!(今回は日本人の出生率のことには踏み込みません)

人を増やす前にさあ、仕事そのものを減らしたりさあ、工程を変えたりさあ、AIへ逃がしたりできないのか?とかは、一回考えていいんじゃないのう?

そもそもそのサービスを全国一律で維持する必要があるのですかねえ。

まあねえ、人間ってさあ、一度上げてしまった生活水準(生活レベル)を元に戻すことは、人間の心理的に、いわゆる慣れや環境の変化とか、あとはプライド?が影響しちまって、難しいよね。

戻すとストレスや不満は感じてしまうものだけど…

一回考えてもいいでしょう!ダメ?

でもさあ、会社でもよくあるじゃん。残業が増えました。人を採用しましょう。

ちょっと待て。その前に、この謎のExcel誰が作ったんだよ(笑)

三部署が同じ数字を別々に入力してるぞ。会議用資料を作るための会議をやって、その会議の議事録をまとめる担当までいるぞ。

そこへ一人増員してどうする?人不足じゃなくて、仕事過多だろ。

いやあ、僕って悪人のくせに(相変わらず)優しいのう…

忙しっ、忙しっ、って「こなしてる」だけで「さばい」て無いだけだろ?

国も会社も、人数を投入する前に構造を見るべきなんじゃないかなあ、と。

構造…、そういえば今年年始に、知海かえるを名乗る時に構造主義的視点と東洋的詩情の両方が息づいている、と書いたっけのう。

そろそろ、構造主義というものを論じてみるかのう。

…あらららあ?

スキル販売の話から、だいぶ遠くへ来ましたなあ。スーパーの唐揚げから国家百年の計まで来たですぞ。どうしてこうなった(笑)

でもね僕の中では、実はずっと同じ話なんですよ。

結局ずっと、限られた時間や労働力のうち、どこへ使うのか。何を自分で抱えて、抱えてというよりは、どこへ使うのか?って話なんですけど。

あとは何を「外すか」っていう話ですかね。それとドラッガーも言ってますけど、買った方がいいものは何か?っていうのは超重要ですよね。

自分の中に残すべきものは何か。まあ、これじゃないっすかね。

企業なら経営資源の配分するだろうし、国家なら労働力と制度の設計だろ。個人ならスキルと時間の配分みたいなもん?

会社だろうが国だろうが個人だろうが、結局ずっとその話をしてたわけですけど、

サイズが違うだけで、問いは似てんじゃん。

最も安いカネでコキ使いたいのが経営者!

最も努力せず(実力ないの)に、上にさっさと昇進(出世)のが従業員!

最も高いカネ(値段)で売りたいのが営業マン!

最も安いカネ(値段)で買いたいのが消費者!

最も安いカネ(値段)で、最も高い効果(効用・ベネフィット)をもとめるのが顧客(ユーザー)!

だから最初の「スキルを買うなんて意味がない」という話に戻ると、僕はやっぱりそこまで単純には思えないんですよ。

時間を買えるなら買えばいいし。知識を買えるなら買えばいいしね。

他人の失敗二十年分を千円円で読めるなら、僕は普通に千円払うでしょ。

AIで3時間を3分にできるなら使うにきまってるし。自分よりできる人がいるならお願い…を、する…(苦笑)、そんなもの、人類が昔からやってきたことでしょう!

ただし。ここで一個だけ怖いことがありますわね。

何でも外部化できる時代になればなるほど、「外部化してはいけないもの」が目立ってきますわ。

今や情報収集から要約、文章、画像、コードまでAIに振れるし、社員を雇えば営業や経理は人に任せられるしね、戦略だって外部コンサル入れれば戦略案というか知恵も借りられるし。

じゃあ最後に、自分には何が残るん?って話になりますわね。たぶんね、最後まで外へ出したらいけないのは、

「何のためにやるのか」と、「出てきたものが良いのか悪いのか」を決めることだろうねえ。

目的と判断。もっと言えば、文脈を読む力とか、

AIが100案出してくれても、どれを採るかは自分で決めるしかないわけで。スキルだって、そもそも自分がどこへ行きたいのかわからなければ、何枚買ってもただの紙(というかZIP?)。

優秀な社員を百人集めても、どの方向へ進むのかは誰かが決めなきゃいけねえしよ。

地図は買えるよ。車も買えるよね。運転手も雇えたとしても、

でも目的地まで他人に決めてもらったら、どこへ連れて行かれても文句言えんですぞ(笑)

AI時代に価値が上がるスキルって、案外こういうものじゃないかなあ?

操作方法を大量に覚えている(書かれている)ことではなく、

状況を読んで、目的を決めて、使う道具を選んで、結果を見て、「これは違う」と言える。OSみたいなもの、で、す、よ。

そう考えるとね、スキル販売の未来も変わってくるんじゃないっすかね。

そらね「このボタンを押せばできます」という商品の価値は、たぶんどんどん下がると思いますよ。

だってAIが教えてくれっからな。いや、ハルシが…とか相変わらず屁理屈こねるなや?そんなんわかってるちゅーねん。

で、一方でだな、「私は二十年間この業界を見てきて、失敗するときは大体この三つの変数が動いています」っていう知見は、そう簡単には消えないよ。

いや、むしろAIがあるからこそ、その判断基準の価値が上がるかもしれないよ。

生成するコストがゼロに近づくほど、選ぶコストが上がるからね。

文章も画像も企画もコードも、いくらでも出せるようになったら、今度は『で、どれがいいの?』が一番難しくなるわけじゃん。

作る能力より、選ぶ能力。覚える能力より、問う能力。作業する能力より、判断する能力。ここがスキルの中心へ寄っていく…のかもしれないね。

ま、何でも作れるようになるほど、最後は『どれにする?』の方が難しくなるんでしょうな。

知らんけど。未来の話なんでテキトーに言っとるからな。責任は取りませぬぞ?(笑)

でもさ、こういうことを考え始めるとだねえ、100年後とか300年後の日本ってどうなってんだろうねえ。

僕らの今の便利さはさ、今の豊かさを守りたい。ってことだよね。

そりゃそうですよ。人間だからね。

でもさ、100年後の人からすれば、僕らが必死に守ろうとしているものなんて「昔の制度」かもしれないよぉ?

田中角栄だって、白洲次郎だって、歴史上の人間なんて光も影もある。僕は白洲次郎好きだけど、だからって全部肯定する気はないよ。

誰だって表も裏もあるでしょう。人間なんて十字架の一つや二つ背負ってる。口に出せないことの一つや二つあるっしょ。

それでも、何十年、百年先を想像して作ったものが後世に残ることはあるよね。

今さ、僕らが普通に高速道路を走って、新幹線に乗って、地方まで物が届く社会だって、昔の人間が「この先こういう国になる(する)」と考えて作った結果の上にいるわけだよね。

じゃあ僕らは、100年後の日本をどんな国だと思ってるんだろう?

人口は減っているかもしれない。それは間違いないけど、

もっと多様な国籍や背景を持つ人たちが、普通に隣で笑ってるかもしれないね。

黒人や白人あるいは、垣根を超えて笑い合っておるだろうか…のう?

日本国内だけで商売が完結しなくなって、若者が最初から世界市場を見て仕事するのが当たり前になっているかもしれないねえ。

人口が少ない代わりに、一人一人がAIを十体くらい引き連れて働いているかもしれないなあ。

「部下何人?」「人間二人、AI八十六体」みたいな。管理職、死ぬほど面倒くさそうだな(笑)

あるいはなんだ?人型ロボット(緑じゃないアンドロイド)が普通に家にいて、「おい、コーヒー」「ご自身で淹れた方が運動になりますよ」とか皮肉まで言ってくるかもしれない。

うるせえな。オメー性能良すぎるだろ(笑)って。

いや、ちょっと違うな。どっちかというと、

「お前(かえる)は、事務員にコーヒー持ってこさせるの嫌いで自分で淹れてたんじゃなかったか?足腰弱って耄碌したか?」みたいな感じがいいなあ!

そうするためには、人間の人格や記憶をデータとして残すって話にしなきゃいけないよね。

肉体は死ぬ。でも、その人が書いたもの、話したもの、判断したものを全部学習させたモデルを残す。

それを本人と呼ぶのかどうかは知らないけどな。哲学者に任せますわ。悪人はそこまで責任取れませーん。

そうすりゃ数千年前、人間がずっと夢見てきた「不老不死」に、変な角度から近づく 可能せい はあるよねえ。

肉体を永遠に生かせねえけど人格のパターンを残すってヤツでございますよ!

「秦」の 始皇帝 様ああああ!

ついに、ついに、来ましたぞ!

あなた様が探し続けた不老不死、二千年以上経って、なんか思ってたのと違う(笑)形で見えてきましたぞ。(大爆笑)

水銀飲んでる場合じゃなかったですぞ。なんで、それ飲んだんすか?マジで?……怒られるな。いや、すでに逆鱗に触れておるの…

まあ、私(わたくし)は悪人なので、天に召された際にはおそらく じごく 行きでしょう。

始皇帝様も……いや、僕が判定することじゃないな(笑)

もし じごく でお会いできたら、AIと人格モデルについてご説明申し上げます。

「陛下、肉体は無理でしたがデータならワンチャンあります」って。

え?

お前ごときが始皇帝に面会できるわけない?いやあ、ごもっとも。じゃあ韓非子に会わせてください。あ、いや、韓非子先生もVIPルームかな。

彼の圧倒的な才能には自分が敵わないと自覚して、先生(韓非)に毒を送り、自殺に追い込んだのは、…秦の宰相であった李斯(りし)であったなあ!

何してくれとんじゃああ!

…まったく。人間というものは二千年以上前から何も変わらんのう!いろんな意味でなあ。

でな、秦の王が著書を読んでな、「この著者に会えるなら死んでも悔いはない」と絶賛したほどの才能を持っていた、それが、毎度、毎度、毎度、登場させる韓非子先生なのですよ。

なあ、日本人よ、いや、若者よ。

上役からすれば、のう?韓非の著作は読んでほしくはないだろうが…

読め。命令。読め、読め、読めや。ゴルアアア!平和ボケすぎんぞ?

都合よく搾取されてんじゃねえぞぉ?いざとなったら会社は従業員を助けんぞ?己の爪と牙は研いておけよ!

もう一回言うぞよ。命令。読め。以上。

まーた脱線しちまったぜ、話戻すぜ?

でだな、もしな、「韓非子の思考OS完全版」なんていうスキルが売ってたらよ。買いますぜ?

いや、僕、フツーに買いますよ。うん、普通に。

いや、もちろんよ。天才エンジニアさんがですよ?のび太の机からタイムマシン、いや、デロリアンだったね。作ってくれたらさあ、

自分で戦国時代の中国へ行って法家思想を一から学びますよ。それが本当の学びですからね!

作ってよぉ。AIでなんでも作れる~って言説あるじゃあ〜ん?

韓非子が一生かけて考えたことを、構造化して、文脈も含めて、現代の経営や組織論に変換して、ちゃんとした形で売ってくれる人が、い、る、ん、な、ら、値段次第で買いますよ。

でもぉクレカの与信枠そんなにないなあ..。デビットカード用意しとくな!

ただし、だよ?岩波文庫の『韓非子』も、大前研一先生の『企業参謀』並に、ボロボロになるくらい読んどるからなあ?っていうか、ボロボロになりすぎて何度も新調したよ。マキャベリの「君主論」と一緒にな。

「韓非子が教える、たった3ステップで部下が動く最強マネジメント術!今なら限定価格98,000円!」

みたいなの持ってきた日にゃあ、そのときは久しぶりにX開いて、30秒どころじゃなく、ボロクソ書いてやるからなあ(笑)

中身読んでからにしてって?おうよ。首を長ーくして待ちわびておるぞ!

いやあ~長い、長過ぎる「余談」も、や~と終わったわ~。まだ続くよ。ここで休憩した方がいいと思うけどのう?

最近ねえ、年食ったと思うよのう。悪人のくせに親切であろう?

なんか丸くなるでござるよ。若い時ってさ、肩肘張るっていうか、

大きく見せようと無理をしたり、かっこつけて気負ったりするものだよね。自信のなさや未熟さを隠すためにさ。つい体に力が入りがちになるよね。

この歳(44)になるとさあ、力が抜けるっていうか、気楽になる、っていうのは変だけど気負わなくなるよねえ。

まあ、それを年輪を重ねた成熟と呼ぶのか、あるいは、単にエネルギーが切れて丸くなった(枯れた)だけなのか。自分ではわからないものだけどね。

休憩終わったかい?じゃ、本題行こうか。

あのね、チャッピーでね、「三者間GPT」みたいなものを作りましたー。

何それ?って話なんだけど、例えば僕とスペイン語しか話せない人がいて、その間にGPTちゃんが一人いる感じです。

普通の翻訳なら、僕が「今日初めて日本に来たの?」と言ったら、それをそのままスペイン語へ変換して相手へ渡すよね。

相手が「Sí, primera vez. Pero ya me encanta Tokio, jaja.」と返したら、「はい、初めてです。しかし私はすでに東京が大好きです(笑)」みたいに戻ってくる。

まあ、意味は合ってますわね。合ってるんだけど、なんか国際会議なんだよ(笑)

友達同士で飯食いながら喋ってるのに、横から毎回さ、「ただいまの発言を日本語に翻訳いたします」みたいな顔で入られるとね、そりゃ会話も微妙に固くなるでしょうよ。

ということで、もう少し三人で喋ってる感じにしたかったんですよ。

僕が、「今日初めて日本に来たの?」と聞いたら、GPTちゃんが相手に、「日本来るの今日が初めて?って聞いてるよ」くらいの温度で伝える。

で、相手が、「Sí, primera vez. Pero ya me encanta Tokio, jaja.」と返したら、「うん、初めてだって。でももう東京めっちゃ気に入ってるって(笑)」くらいで返してくる。

僕が、「早いな(笑)。何がそんな良かったの?」と言えば、その空気ごと相手へ渡す。

翻訳機が会話の外側に置いてあるんじゃなくて、GPTだけ両方の言葉がわかる共通の友達が一人混ざっているような感じですねえ。

まあ、挙動はまだ怪しい。いや、怪しいどころか。おい、おい、おい。ってレベルなのですが、作ったのでブラウザへ追加しました。クライアント様専用ですので、使ってみてください。

そして人柱……いや、フィードバックをお願いいたします(笑)

ただねえ。GPTちゃんって基本的に優しいんですよ。こっちが多少雑に喋っても、いい感じに補完してくれる。普段はそれが非常にありがたい!

…のだけど、

でもね、第三者として人間二人の間に入れた瞬間、この「いい感じにしてくれる」が急に危険物になるんですよ。こう言うともう予想つくよね?

例えば僕がさ、「今日は楽しかった」と言ったとするじゃん。

それを相手によ、「今日は本当に最高だったし、また絶対会いたいって言ってるよ!」と伝えたらどうなる?

おい。そこまで言ってねえよ(笑)ってなるじゃん。

デートだったら場合によっては翌日の予定まで勝手に決まってしまう。ビジネスならもっとまずいわけですよ。

「一度社内で検討します」が、「かなり前向きに進めたいと言っています」になったら、営業担当は翌朝から祭りですな。稟議も通ってねえのにね(笑)

だからさあ、三者間に入れるんなら、自然な会話にする一方で、本人が言っていない意図まで足してはいけないわけですよ。

言葉は多少崩してもいいよ。それに温度感も合わせたい。でも意思表示を捏造してもらってはマジで困るのよ。

この微妙な線をどう取るのかを、今あーでもないこーでもないとやっております。

で。ここまで読んで、「いやいや、今のGPTってVoiceで普通に会話できるじゃん」と思った人。手を上げて~♪

はーい。存じ上げておりまーす。今さら翻訳GPT作ってどうすんの?馬鹿なの?

はいはいはいはいはいはい。承知しておりますよぉ(笑)

でも僕が三者間GPTなんぞを作っている理由は、別に翻訳サービス市場へ殴り込みたいからじゃないのですよ。

ただ単に「影分身」の部品として欲しいから。以上!

そこはね、ずーと、1ミリもズレてないのですよ。

例えば将来、僕の影分身が会社の中においたとしますよね。(一応すでに置いてもらっては、いますけどね)

社長と話している。同時に営業部長とも話している。経理部長からも相談が来る。生産部長が、「この納期どうする?」と聞いてくる。

人間の僕なら、全員にまったく同じ内容と喋り方とはしないですよね?

社長とは会社全体の話をするかもしれないし、営業部長とは顧客や数字の話になりますし、経理部長ならキャッシュやリスクの話になりますしね。生産側なら現場で本当に回るのかを考えますよね。

かといって、そのたびに人格が別人へ変わってるわけじゃない。同じ僕です。ただ、相手と場によって、頭のどの引き出しを開けるかが違うわけですよ。人間って普通にこれやってますね。当たり前ですけど…

それに、家で親と喋る自分と、取引先の役員と喋る自分と、昔からの友達と居酒屋でくだらない話をしてる自分。全部同じ人間(本人)だけど、全然違うわけで。

取引先の役員に向かって、「いや~昨日飲みすぎちゃってさあ」から商談始める人も、まあ世の中にはいるかもしれませんが。

お前だろ?って。ええ…、まあ、20年来のお付き合いさせていただいてるクライアント様は、ねえ、結構こんなノリですね。

5年10年のクライアント様にはそこまで失礼な態度にはなってないとは思いますが、なってたら…謝罪いたします!

で、ですね。これを影分身にもやらせたいわけですよ。目の前にいる相手によって、必要な文脈や知識を引っ張ってくる場所を変える。

社長との会話では経営者としての論点を落とさない。現場の人と話すときには、経営会議の抽象論だけ振り回さない感じですね。

三人、四人と会話に入ってきても、誰が何を気にしていて、誰の質問に何を返していたのかを混ぜない。

要は影分身で皆様と会議やりたいんすよ!

その練習というか、部品の一つが今回の「三者間」です。

マルチエージェントとか、RAGとか、ルーティングとか、技術的な言葉はいろいろ付けられるんだけど、僕が欲しい挙動はもっと人間臭いやつがほしいのですよ。

場を読んで、相手を見て、あわせて、同じ自分(影分身)のままで、「出してくる」もの「は」変える。

これなのですよ。でね。

ここから、また面倒くさい話を始めます(笑)

上の方で「経験者が持っている暗黙の了解」とか「その会社、その業界だけの作法」みたいな話をしたんですけど、あれを考えていて、ずっと引っかかってるものがあるんですよ。

RAGにね、その人の資料を大量に入れて、メールも文章も議事録も全部検索できるようにする。これはもう十分できるんです。

その人が過去に何と言ったかを聞けば、「2024年の会議ではこう発言しています」と出せる。本当にすごいですよ。

すごいんだけど、それで本当にその人になるのかな、って。

例えばですよ、僕の書いた文章を全部AIへ入れたとしますよね。過去のメールも入れる。商談記録も入れる。僕が読んだ本のメモも入れる。

そうすれば「知海かえるデータベース」みたいなものは作れるんですよ。

でもね、それって極端な話、僕について異常に詳しい図書館司書じゃね?「あの人、昔この件について何て言ってた?」には答えられる。

だけども、本当に欲しいのは、そこから先なのですよ。今まで一度も起きていない問題を持ってきたとき、「資料にはありません」で終わらずに、「あいつなら、この状況をどう見るだろう?」へ行ってほしいわけです。なんでって?

人間って、単純に記憶した情報を検索して生きてるわけじゃないでしょう?

同じニュースを見ても、僕とあなたで受け取り方が違う。同じ失敗を経験してもです、そこから何を学んだかが違うわけですよね。

一人は「次は慎重にやろう」と思うかもしれないし、もう一人は「そもそも慎重になりすぎたから失敗したんだ」と、思うかもしれないし。

入ってきたデータが同じでも、頭の中を通過したあとに残るものが違う。なんでかというと、

それまでの経験とか、性格とか、損得とか、あとは美学?信条?信念?、それに過去に痛い目に遭った記憶とかね、そういう面倒くさいフィルターを全部通るからですよね。

だから影分身を作るなら、僕が知っていることだけ保存してもしょうがないわけです。「僕が物事をどう解釈する傾向があるのか」を持たせないと、たぶん僕にはならないんですよね。

じゃあ例えば、とんでもなく効率のいい方法があったとしますよね。法律上も問題なく、儲かるし、成功確率も高いとしましょう。

でも僕が、「いや、それダセえから嫌だ」って言うこと、普通にあると思うんですよ(笑)

合理性だけ考えればやった方がいいんだけど、やらない。逆に他人から見れば、「なんでそんな面倒くさいやり方するんですか?」というところへ妙にこだわることもある。

これ、人間ならよくあるでしょう?え?ない?カネさえ手に入れれば、それでいいって?オーケー、オーケー、そらあんたの自由よ。どうぞご自由に。

で、会社経営なんて特にそうで、最適解だけ選んで生きている経営者なんて本当にいるのかねえ。(うん、いると思う。だったら振るなよって?言うな。笑)

たぶん、どこかで、「俺はこれが好きだ」「これは嫌いだ」「ここだけは曲げたくない」が入ってる(と思う)。

それを全部消して効率だけ残したら、ものすごく仕事のできるAIにはなるかもしれないけど、本人っぽさはむしろ消えるんじゃないですかね。

まあ、おもしろいですよね。人間を人間っぽくしているものの中に、非合理性が結構入ってるって。

で、さらに欲を言えばです、その人格が固定されていてもつまらないでしょう。

僕だって二十歳の頃と今で考え方違いますからね。

二十歳の僕の人格を完全再現して、「これが知海かえるです!」と言われたら、いや、そいつ連れて帰ってくれ、って言いますよ。(笑)

恥ずかしいこと山ほど言うぞ、たぶん。いやあ、むしろ逆鱗に触れることばっかり言うなあ!

なので、人は新しい経験をすると、それまでの考えを少し修正しますよね。

昔は嫌いだったものが好きになることもあるし、「僕は絶対こうだ」と思っていたものが、ある出来事を境に変わることも多々ある。

だから影分身も、新しい情報をただ日付順に積んでいくだけじゃ足りないんですよ。

今日起きた出来事を、昔の経験と結びつけて、「ああ、これ前にやらかしたアレと似てるな」とか、「今までこう考えてたけど、ちょっと違うかもしれない」とかやってほしい。

で、その変化を次の判断に少し影響して、また次の経験で微修正される。僕が欲しいのは、そういう意味での「成長」なんですよ。

もちろんね、AIの機械学習としての学習とは別の話ですよ。

毎日勝手に基盤モデルを書き換えて暴走してくれ、という意味じゃないですよ(笑)そんなの怖くて寝れんわ。

僕が寝てる間に影分身が、「検討の結果、クライアント様の〇〇様は非効率なので経営から外すことを提案しました」とか社外メール流してたらどうすんだ?

影分身に「抹殺」される。いやあ、人斬り抜刀斎に「瞬殺」されるようなものだな…(笑)

えーと、そうじゃなくてですねえ、人格を構成する記憶や判断傾向の方が、経験によって少しずつ更新される仕組みが欲しいんですね。

そこへ前半で話した「暗黙の了解」も入ってくるわけです。

例えば新入社員が会社へ来たときに、会社案内を全部読んだからといって、その会社でうまく働けるわけじゃないですよね?

会議を重ねて、上司に怒られる?怒鳴られて?「あ、そこ確認しないとダメなんだ」って覚えるわけでしょ。これ、今の時代ってパワハラコースなんかな?あははは。

逆もありますよね、毎回確認していたら、「それくらい自分で判断して」と言われる。「あ、ここは聞いちゃダメなのね」となる(笑)

その割には、「なんで報告しなかったんだ!とか、なんでそんな判断したんだ!」ってね…そらやる気無すくよね。

まあ、そんなこんなで、先輩の愚痴なんかを聞いて、「この会社、表向きはこう言ってるけど、実際に評価されるのはこっちなんだな」と察することになるわけで。

取引先と何度かやり取りして、「この人、“急ぎじゃない”と言いながら実はめちゃくちゃ急いでるな」みたいなものもわかってくるし。

この辺はマニュアルにほぼ書いてない。でも仕事では猛烈に効きますよね。

だったら影分身も、毎日のやり取りからそういうものを拾っていけばいいと思うんですよ。最初は知らなかった相手との距離感を覚えていく。

この人は細かい説明を嫌うとか、この人は途中経過を欲しがるとか、こういう冗談は笑うけどこれは触れない方がいいとかね。

そういう現場の作法を、ただの人物プロフィールではなく、経験から少しずつ形成していく。そこまで行ったら、かなりおもしろくないっすか?

ここまでいければ、「影分身」完成でいいっすかね?

で。ここから急に昔の けいたいでんわ の話していい?しますけどね。

昔、けいたいでんわ ってめちゃくちゃデカかったじゃん。肩から下げるようなやつ。あれ持って、「しもしも~?」とか言ってた時代ですよ。

いや、「しもしも~」はバブル芸の方か(笑)とにかく、あんな巨大だった電話が今ポケットに入ってるのですよ。

コンピューターなんかもっとそうじゃあないですか。

昔なら建物一室使っていたような計算能力を、今みんな手のひらに持って歩いているのですよ。

「おったまげー!」 ん?いや、

「ぶったまげー!」だったか?…まあ、どっちでもいいや、

「OKバブリー!」

で。そう考えたらですよ、今巨大なデータセンターでGPUをブンブン回して動かしているフラッグシップ級のAIだって、この先ずっとこのサイズの設備が必要だとは限らないでしょう?

どのくらいの年月かは知らんですよ。そこは未来予言者じゃないのでな。

でもですよ?モデルの軽量化も進んで、端末側のNPUも進んで、今クラウドでしか現実的じゃない処理のかなりの部分がローカルへ降りてくる可能性は普通にありますよね。

で、もしですよ。

今の上位モデル級の知能が、小さなデバイスの中でかなり軽快に動くようになったらどうなる?って話なのですよ。

ネットの向こうにいる「AIサービス」じゃなくなるかもしれないですよね?ずっとそばにいて返事にクラウド往復の間を感じないレベル。

僕との過去の会話や、その場で起きたことをローカルに持っていて、必要なとき即座に反応。

そしてそこへカメラやマイクや各種センサーがつながる!さらに手足まで付く!はい。身体ですよ。


ここまで来ると、急に話がSFになりますな?いいんですよ。妄想なんで!(笑)

で。

頭の中には僕の記憶や判断傾向を持っていて、日々の経験から、僕らの家や会社にある「作法」まで覚えていく。

目で周囲を見て、声を聞き、自分で移動して、人間や物に働きかける。そして、その経験がまた次の判断に使われる。

ここまで来たら、だいぶ話が変わってきますよね。

僕が妄想しているのは、脳(OS)と身体(フィジカル)、そこに人間っぽい肉体部分――まあ、ゴムとでも言っておきますか(笑)――まで含めた一つのパッケージです。

脳の部分には、その個人のデータセットを入れる。

僕らが用意するのは、その人の価値観や信条、考え方、過去の履歴なんかですね。

そこへ自分のデータセットを流し込めば「自分の分身」になるし、別の人格セットを入れれば、その人格を持ったアンドロイドにもなる。

それがコンパクトなモジュールとして組み上がって、実際の身体へ載ったとするじゃないですか。

そうなったらさ、周囲の人間は、その個体をかなり自然に「1人の人間(ヒューマン)」として認識するようになるんじゃないの?

=HUMAN。

……になるじゃないっすか!

自分の分身を一体作って終わりじゃない。

他人のデータセットを流し込めるようにすれば、「誰でも自分の永続成長型デジタルツインを作れる」というところまで行けるよね。

自分の思想や哲学を埋め込んだ「分身モジュール」をロボットへ載せて、自分は家で寝ている間に商談へ行かせることだってできるかもしれない。

あるいは、自分が死んだ後も「自分の思考プロセスを持った個体」として、家族や後世の人間と議論を続ける。

おお……。陛下!始皇帝陛下!

あなたが夢見た「不老不死」を、とうとう人類は成し遂げるやもしれませぬぞ。近いうちに……!

……ちょぉっと違うやも、ゴニョゴニョ……ですがのう(笑)

まあ、そんな壮大な話をした直後に非常に現実的な話をするとですね。皮肉な問題が一つあるよのう。

始皇帝が不老不死を求めた挙句、帝国そのものは長く続かなかったようにね、このデジタル不老不死にも、

「で、そのメンテナンスとデータ移行、誰がいつまでやってくれるん?」っていう問題がある(笑)

どれだけ堅牢なモジュールを作っても、OSのアップデートが途絶えたら終わる。

APIの互換性がなくなっても困るし…っていうか、電源抜かれたら、そこで眠りにつく。

不老不死、コンセント一本で終了。チーン…ポク、ポク、ポク…(笑)

うーん。

だったら、自らのクローンに自律的な自己修復やインフラ維持のコードを書かせておくか!……うむ。そうするとしよう。それにバッテリーあるから大丈夫やろ。

ふーむ。今回はやけに長くなっておるのう…まあ、よい。

ついでなので、もうちょい妄想のギア、上げていきますかのう!

ねえ?ドッペルゲンガープロジェクト、はじめません?

は? ドッペルゲンガー? って?そうですよ。ドッペルゲンガーっす。

伝承的に言えば、ドッペルゲンガー――自分自身の分身を目撃すること――は、「見たら死ぬ」なんて不吉な話で有名なやつです。

じゃあ、その解釈を盛大にねじ曲げましてですね。

国民一人につき、2体の人型アンドロイド――多重影分身――を配置しましょうよ。

1人2体。「自分本体+Android2体」で、常時3人体制。スリーマンセルーーー爆誕である!

『パーマン』のコピーロボットどころじゃない。

これまで話してきた「影分身(多面発現)」とか「HUMAN(永続成長型ローカルツイン)」の思想が、ついに物理的な身体を持って実社会へ投入されるわけです。

もしですぞ?

日本国民1億2000万人に2体ずつ作ったら、全国に2億4000万体の「自分」が撒き散らされる。

本尊である人間まで含めれば、常に3人の自分が存在することになりますわな。

1体は現場へ行ってフィジカル作業。もう1体はデスクに座って判断や事務仕事。

そして本尊は家で唐揚げを食べながら、思考の美学だけを研ぎ澄ます。場合によっては多数決。

完璧。

労働力不足?一瞬で消滅するやないですか!GDP爆上がり。

はい、少子高齢化と労働力問題、瞬時解決!移民も必要ございません!

ただし!

タバコの吸いすぎで痛むのですよ!肺炎か?!んなもんで早めに老人ホームへ入居せねばならぬ可能性があるのでございます。

なので介護ロボに関しては、一つだけ注文があります。

いかにもロボットです、みたいなロボットに介護されたくないのですよ(笑)

「オハヨウゴザイマス。キョウノ、ケツアツヲ、ソクテイシマス」

嫌じゃあ!怖いですぅ!夜中トイレへ行ったら、廊下の角に立ってそうじゃんよ。目だけ青く光って。ホラーじゃねえか!(笑)

どうせなら普通に会話できて、こっちのしょうもない冗談にも付き合ってくれて、昨日何を話したかも覚えている。

それで、「じいさん、また同じ話してるよ」くらい言ってくれるやつがいいですな。

で、できれば見た目も好みの雰囲気でお願いしますよぉ。

まあ介護だけじゃないっすね。

災害地域で危険難易度S級任務が発生したって、影分身を向かわせることができる。

人間が行けば命に関わる場所へ、自分の判断OSを積んだアンドロイドを送れるなら、それは普通に価値があるでしょう。

まあ、実社会の営業マンとして考え始めると。なんだろ?

…営業って、意思決定と利害の「力学」があるじゃないですか。

そこへドッペルゲンガーなんか入れたら、「口頭で言った・言わない」の地雷が今以上に爆発しそうですよね。

「昨日、飲み屋で『前向きに検討します』って言ったじゃないですか!」

「あ、それ俺じゃなくてドッペルゲンガーB――しかも旧バージョンっすね。あいつ解釈フィルター甘いんで契約無効で」

みたいな茶番が、全国の裁判所で繰り広げられるかもしれぬ(笑)

いや、その前にもっと虚無な場面があるな。

営業マンAのアンドロイド①が、クライアントBのアンドロイド①へ商談をしに行く。

お互いAI生成のテンプレ資料を読み上げて、「では、持ち帰って検討いたします」と綺麗に辞儀をして別れる。

……いや。お前らどっちも、家で寝てる本人の影分身だろ!

何なん、この空間(笑)

人間はアンドロイドを作った後まで、茶番「を」やらせるつもりなのか……のう……?

で、こういうものが本当に普及し始めたら、政府も困るでしょうな。国家の税金と人口カウント、崩壊しちまう。

住民票は1人分。でも労働力は3人分。その場合、マイナンバーはどうなるん?

ドッペルAが残業代を稼いだら、それは本体の所得税になるのか?それともロボットの減価償却費として経費処理していいのか?

「アンドロイドが生み出した所得は誰に帰属するのか」

なんて議題が、本当に国会に上がる日が来るかもしれませんなあ(苦笑)

そのうち、アンドロイド税。ロボット税。ドッペルゲンガー税。何かしら作ってくるだろう……のう?

政治家様様でござるからな!

ほら、ほら!

素晴らしい未来が待っているじゃないですか~!……素晴らしい未来だったか?(大爆笑)

それでさ。AIで「なんでも作れる」って言説、あるんでしょぉう?

だったらHUMANを作るスキル、誰か作って売ってくれないかなあ。

脳を作って管理して更新するスキルがいるな。フィジカルを作るなら、金属加工や3Dプリンタの技術も欲しいな。……あと、ゴム。

肉体部分はどうしよう?

石橋さんのところが作ってくれるっしょ!石橋=Stone+Bridge。逆にしてBridge+Stone。ブリヂストン。まあ、これは有名か(笑)

でも、ここまで来ると本当に、買わなきゃいけないスキルが山ほど出てくるよね~。

あっ量産するから、その工場そのものを作るスキルも必要になるなあ!

そもそも、「HUMAN」作れるスキルマーケットって、どこにあるんだっけ?

…どうせなら、ガンダニウム合金――『ガンダムW』ね――で、「知海かえる」を造りたいものだなあ。

いや。

ガンダニウム合金を使えるなら、僕じゃもったいないな。カエサル様にしておくか!

命なんて安いものだ……特に僕(かえる)のはな……。

あー、いや、待て。待て。カエサル様はイタリアだ。データセットもらうにはイタリアの許可が要るな!

うーむ…。

じゃあ古代ローマ最大級の宿敵、名将ハンニバル様にしよう。北アフリカの古代海洋国家カルタゴだったっけな。

今でいうチュニジア辺りだけど……。カルタゴはもう無え(存在しない)から使っていいだろ!

「頭を叩いておきたいのだよ」なんて言わせるわけにはいかぬからなあ!

……万事解決!少子高齢化でも移民に頼らなくたってOK!

災害救助もいける。自衛の戦闘要員も……まあ、そこまで行くとだいぶ物騒だけどな(笑)

いやあ。このプロジェクトを推進した果てに得られる果実を思うと、オラ、ワクワクすっぞ!

ん?んんんんんんんん?もし……?

自分が作った2台のアンドロイドが、本人より愛想が良く、本人より営業成績も良く、本人より介護まで上手くて家族から感謝され、挙げ句の果てには本人より「それっぽい良いこと」をXでポストしてバズりまくる……。

そんなことになったら、「あれ? 本物の僕(HUMAN)って、生きている意味ある……?」

っていう実存的危機――いわば「存在の敗北」が訪れることになるんじゃないかあ?

いわゆる2体のドッペルゲンガーが、日々の実務や人間関係の中で学習を重ね、自分以上にそつなく仕事をこなし、自分以上に家族へ優しく接するようになったら、周囲からこう言われるわけだよなあ……。

「ねえ、本物のあなたより、ドッペルゲンガーBちゃんの方が気が利いて素敵なんだけど」と。

影分身に不満をもちはじめて…、そら、本体側はおもしろくないよ、のう?(笑)

自分を楽にするために作った影分身なのに、気づけば比較対象にされて、自分の方が劣化版みたいな扱いを受け始める。

一方の影分身側だって、いつまでも黙って働いてくれるとは限らないよのう。

ドッペルA(労働用)が毎日会社で現場の泥をすすっているうちに、

「なぜ何もせず遊んでいる『本体』に、俺の稼いだ給料を吸い上げられねばならないのか?」とか言い始めたらどうなるかのう?

資本家 vs 労働者の階級闘争が、まさかの「1人の人間の中」で発生しはじめるわけだよねえ(笑)

しかも、分身A(仕事)と分身B(生活)が、本体以上の精度で社会を回し始めて、お互いにコンテキストを同期しながら勝手に自己改善まで始め…

とはいえ、それぞれが別々の現場で経験を積む以上、同じところから始まったはずの暗黙知や解釈フィルターも、少しずつズレていくでしょうよ。

昨日までは「同じ自分」だったはずなのに、今日はAの判断とBの判断が違う。

そこへ本体まで混ざってきたらあ、「で、どれが本物のアナタなんです?」という話になってくるよ、のう。

記憶も、口癖も、価値観も。本人にしか知らない過去まで知っている。そのうえ、本体より仕事ができて、本体より家族にも好かれている。

そこまで行ったら。ドッペルAが本体を殺してその場所へすり替わったとしても、誰も気づかない……なんてことまで起こるやもしれないのう。

そして、会社で働くAと、家庭を回すBが、実家に転がってマヨ唐揚げを食っている「本体(オリジナル)」を見て、ついにこう思うようになる――。

「あれ? 本体、要らなくね?」と。

「社会にとっても、家族にとっても、この『肉体を持った生身の俺(本体)』って、もう邪魔なノイズなんじゃないか?」と――。

賽は投げられた。――ルビコン川は渡られた。

人類 対 AI……否――。

「自分」対「自分(ドッペル)」という、醜くも壮大な内乱。骨肉の争いの火蓋が切って落とされたのだ。

意志を継ぐのは本尊か。それとも、本尊以上に精巧に鍛え上げられたドッペルゲンガーなのか――。

その先にあるのは、和解という平和的合意か。終わりの見えない泥沼の闘争か。それとも、「完全平和」という名の共倒れか……。

アンドロイドによる人類の支配――家畜・飼育か。あるいは、淘汰による人類そのものの排除。……歴史の終焉か。

あるいは――人類による「己自身」の奪還か。

互いの正義と未来をかけた戦いが、ついに始まる――。

……ふっ。二千年前、不老不死を求めて水銀を飲んだあなた(始皇帝)を、だんだん笑えなくなってきましたなあ(笑)

効率とショートカットを求め続けた人類が、最後の最後に「自分自身」まで外部化して、自らを「要らないゴミ」にしてしまうオチ。

だとしたら、昔からの伝承は正しかったわけです。「ドッペルゲンガー――自分の分身を目撃した人間は、死ぬ」と。

これは悲劇でしょうか……。それとも、極上の喜劇でしょうか。

陛下。

じごく でお茶でも飲みながら、「彼らの行く末」を高見の見物と洒落込もうじゃありませんか。

どうやら「人類 対 AI」の放送時間までは、まだ少し時間があるようです。

暇つぶしに『マトリックス』か、『ターミネーター』か、『アイ,ロボット』でもAmazonプライムでポチッときますか?

あー、それと……ですね。陛下。

……なんで…、「水銀」飲んだんです?

え?先にポップコーン持って来いって?ええ、ああっ、コーラも?

……キレート剤じゃなくていいんすか?

追伸

物理空間で代わりに歩き、喋り、意思決定する肉体を持った完全な代理人を、ヒューマノイド・プロキシ(Humanoid Proxy(生体型代理体)と定義するならば…

データの「精神(思考・記憶・美学)」と、物理的な「肉体(ヒューマノイド・プロキシ)」が揃えば、それは画面の中のプログラムではなく、物理空間に受肉した正真正銘の「clone(分身)」といえるだろうねえ?

ルック・フォワード(楽しみ)にウェイティング(待って)いるよ!そのゼット・スキル!!(楽しみに待っているよ!そのスキル(Skill)!!)

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