「実店舗だけでなく、ネットでも商品を販売したい」という相談は年々増えています。ECサイトを始めるにはさまざまな方法がありますが、規模・目的・予算によって最適な選択が変わります。この記事では、小規模ビジネスが最初に知っておくべきEC開始の選択肢を、初心者向けに整理します。
「ネットショップを始めたいけど、何から手をつければいいか分からない」というご相談をいただくことがあります。ECサイトには「モールに出店する」「自分でショップを作る」という大きく2つの方向性があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
この記事で分かること
・ECモール出店と自社ECサイトの違い
・各プラットフォームの特徴と費用感
・商品数・売上規模別のおすすめの始め方
・ECを始める前に準備すべきもの
・決済・配送・法律面で最初に確認すること
ECモール出店 vs 自社ECサイト
比較
■ECモール(Amazon・楽天・minneなど)
□自社ECサイト(Shopify・WooCommerceなど)
集客
■モールに来ているお客様にリーチできる
□自分で集客する必要がある
初期費用
■低め(プランによる)
□制作費が必要(数万〜数十万円)
手数料
■売上の数〜15%程度がかかる場合が多い
□決済手数料のみ(3〜4%程度)
ブランディング
■モールのデザインに縛られる
□自由にブランドの世界観を作れる
向いているケース
■まず試してみたい・商品数が少ない
□ブランドを育てたい・長期的に運営したい
プラットフォーム別の特徴
01. minne・Creema:ハンドメイド・手作り作品を販売するなら
ハンドメイド作品・アクセサリー・布小物など、手作りの商品を販売するのに適したプラットフォームです。登録無料で始められ、売れたときに販売手数料(約10%前後)がかかる仕組みです。京都の手仕事・伝統工芸と相性が良く、全国のお客様に届けられます。
02. BASE・STORES:自分のショップを手軽に持ちたいなら
無料または低コストで自分のネットショップを開設できるサービスです。デザインテンプレートを選んで商品を登録するだけで始められ、専門知識は不要です。BASEは無料プランあり、STORESも月額費用が抑えめです。本格的な自社ECへのステップとして試しやすいです。
03. Shopify:本格的に自社ブランドを育てたいなら
世界中で使われているECプラットフォームで、デザインの自由度・機能の豊富さが最高水準です。月額費用(スタータープランで2,000円〜)がかかりますが、販売手数料は低く、長期的にはコストパフォーマンスが良くなります。Shopifyを使った本格ECサイト制作もご依頼いただけます。
EC開始前に準備すべきもの
1. 特定商取引法に基づく表記を用意する
ECサイトでは「特定商取引法に基づく表記」(販売者名・住所・電話番号・返品条件など)の掲載が法律で義務付けられています。個人事業主でも本名・住所の公開が必要になる場合があるため、事前に確認してください。
2. 商品写真を準備する
ECサイトは商品写真が売上を大きく左右します。白背景・複数アングル・使用イメージの3種類を最低限用意しましょう。スマートフォンでも、この記事で紹介した物撮りの方法を使えば十分なクオリティで撮れます。
3. 配送方法と梱包材を決める
クロネコヤマト・ゆうパック・ゆうメールなどの配送方法と、商品に合った梱包材を準備します。送料を誰が負担するか(お客様負担or無料配送)も早めに決めておきます。送料無料にすると購入率が上がる傾向があります。
4. 決済方法を設定する
クレジットカード・コンビニ払い・PayPay・銀行振込など、お客様が使いやすい決済方法を複数用意します。クレジットカード対応は必須で、PayPayなどのQR決済も対応しているとコンバージョン率が上がります。
✔ モール出店か自社ECかの方針を決めたか
✔ 特定商取引法に基づく表記の内容を準備したか
✔ 商品写真を複数アングルで揃えたか
✔ 配送方法と送料の方針を決めたか
✔ テスト購入で注文〜受注メール〜配送の流れを確認したか
ShopifyやWooCommerceでのEC制作も承っています
「どのプラットフォームが合っているか」という相談から始められます。