30歳の私には、「少し先を行く人」と話す時間が必要だった

30歳の私には、「少し先を行く人」と話す時間が必要だった

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今でこそ、オンラインで検索すれば、

「この人の話を聞いてみたい」

と思った人を見つけて、そのまま相談できる時代になりました。

でも、私が30歳前後だった頃は、今とはずいぶん違いました。

自分より少し先を歩いている人に会いたいと思ったら、

セミナーに行く。
講演会に行く。
誰かに紹介してもらう。
高い講座に申し込む。

そんな方法しか、ほとんどありませんでした。

私はその頃、アパレル店長をしていました。

仕事はしている。
店長にもなった。
でも、もっと先へ行きたい。

そんな時期でした。

振り返ると、私はそこでたくさんの「先を行く人」に出会っています。

そして今思うのは、

何かを教えてもらったこと以上に、その人と話せたこと自体に価値があった

ということです。

「月給を5万円上げたい」と相談したら


当時、私は給与をもう少し上げたいと思っていました。

そこで、あるコンサルタントの方に、

「月5万円、給与をアップさせるにはどうしたらいいでしょうか?」

と相談しました。

私はてっきり、

「こうアピールしたらいい」
「こんな成果を見せたらいい」

というアドバイスが返ってくると思っていました。

ところが、返ってきたのは質問でした。

「もし、月給100万円の店長なら、何をする?」

私は即座に、

「ホームページを作りたいです」

と答えました。

すると、

「じゃあ、作れば?」

と。

それだけでした。

でも、この問いで私の考えている範囲が一気に変わりました。

「どうやったら5万円上げてもらえるか」

ではなく、

「100万円もらう人なら、何をしているのか」

という視点になったのです。

翌日、私は電気店へ行き、ホームページ作成ソフトを購入しました。

そして5日ほどで、渋谷店のホームページを作りました。

2004年のことです。

まだ、個人でホームページをつくる人も今ほど多くない時代でした。

一人で考えていたら、私はずっと「5万円」の中で答えを探していたかもしれません。

でも、誰かの一つの問いによって、

問題そのものの見え方が変わった。

今でもよく覚えている出来事です。

「メンターに出会う」という言葉


29歳の頃、本田健さんのセミナーにも参加しました。

そこでスクリーンに出てきたのが、

「メンターに出会う」
「決断する」
「行動する」

という言葉でした。

その頃の私は、セミナーや講演会へよく足を運んでいました。

今から思えば、知識を集めたかっただけではありません。

自分とは違う世界を見ている人に会いたかった

のだと思います。

自分より先を歩いている人は、

同じ出来事を見ても、見ている場所が違う。

持っている前提も違う。

「そこを見るの?」

「そんなふうに考えるの?」

ということが何度もありました。

それが、すごく面白かったのです。

メンターは、答えをくれる人ではなかった


その後も、私には何人かのメンターができました。

人材育成の専門家から、まだ自分がよく知らなかった「コーチング」の本を渡してもらったこともあります。

それが、後に20年以上続く仕事になるとは、その時は全く知りませんでした。

また、独立前には美容師として成功していたメンターにも何度も相談しました。

初めてセミナーをするときには、内容や構成について具体的なフィードバックをもらい、独立後には一緒にセミナーを開催する機会まで生まれました。

でも、彼らが私の未来を決めたわけではありません。

「こうしなさい」

と言われた通りに生きてきたわけでもない。

むしろ価値があったのは、

自分一人では持てなかった視点を、一時的に借りられたこと

だったと思います。

少し先を行く人と話すだけで、見えるものが変わる


メンターと話すと、

自分の中では大問題だったことが、

「そこが問題なの?」

と違う角度から見えることがあります。

逆に、

自分ではたいしたことではないと思っていたことを、

「それ、すごく大事じゃない?」

と拾われることもある。

そして何より、

「こんな生き方もあるんだ」

ということを、実在する人から感じられる。

本や動画でも学ぶことはできます。

でも、人と直接話すことでしか伝わらないものもあります。

その人がどんな基準で選んでいるのか。

何を怖がらないのか。

何を大切にしているのか。

失敗したとき、どう考えるのか。

それは、情報というより、

その人の世界の見方を少し借りる

ことに近いのかもしれません。

今は、ずいぶん便利な時代になった


昔は、そういう人に会うために、かなり遠回りをしました。

セミナーに申し込んで、

会場まで行って、

ようやく話せる。

あるいは、誰かから紹介してもらう。

それが普通でした。

でも今は、

オンラインで検索すれば、

「この人の経験を聞いてみたい」

と思った人に、そのまま相談できることがあります。

これって、考えてみるとかなりすごいことです。

だから最近、私は、

「独立20年の人と話せる時間」

を商品にしました。

20年分の経験を、少し借りる時間


これは、

「成功する方法を教えます」

というサービスではありません。

独立にはこれが正解。

こうすれば売れる。

こう働くべき。

そんなことを言うつもりもありません。

私は20年、自分で仕事をつくりながら、

うまくいったことも、

失敗したことも、

方向転換したことも、

やめたことも、

続けたことも、

たくさん経験してきました。

その経験を素材にしながら、

今考えていることを一緒に話す。

必要なら、

「私ならこう見る」

という視点も返す。

そんな時間です。

昔の私が、少し先を歩いている人たちとの会話から視点を借りたように、

今度は自分が、

20年分の経験を少し貸す側

になってもいいのかなと思いました。

昔の私が欲しかったものを、今の私が商品にする


30歳頃の私は、

これから自分がどう働いていくのか、

まだよく分かっていませんでした。

でも、自分より先を歩いている人と話すたびに、

「そんな考え方もあるのか」

「それなら私もやってみたい」

「私は、本当はどうしたいんだろう」

と、新しい問いが生まれました。

そして、その問いのいくつかが、

その後の仕事や独立につながっていきました。

昨年、アパレル店長から独立までの道を執筆した『GRIT & GLAMOR』を読み返してみると、自分の独立までの道の途中に、メンターや先を行く人たちとの出会いが何度も登場します。

だから今回の商品は、

新しく思いついたというより、

昔の自分が受け取っていたものを、今度は渡す側になった

という感覚に近いです。

少し先を歩いた人と、ただ話してみる。

そこから、何かひとつ新しい見方が持ち帰れたら。

それだけでも、その時間には十分価値があると思っています。



独立20年の私と話してみたい方へ


独立、仕事、働き方、方向転換、続け方、アイデア。

相談内容がまだきれいにまとまっていなくても構いません。

「20年やってきた人なら、この話をどう見るんだろう?」

くらいでも大丈夫です。

20年分の経験を少し借りてみたい方へ。

商品ページでお待ちしています。



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