第197話 AIが、スワローズの勝利を分析した

第197話 AIが、スワローズの勝利を分析した

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コラム
今年。

何度も、
スワローズ戦を見に行った。

ボロ負け。
サヨナラ負け。
ボロ負け。
ボロ負け。
雨天中止。
ボロ負け。

……

勝たない。

テレビで見ても、
負ける。

私が見ていない日に、
連敗が止まったこともあった。

そして翌日。

私がテレビをつけたら、
また負けた。

私は本気で思い始めていた。
私が見ない方がいいんじゃないか。

そんな中。

また、
スワローズ戦を見に行った。

正直、
期待はしていない。

今日も負けるのだろう。
そう思っていた。

しかし。
この日は違った。

打つ。
打つ。
また打つ。
点が入る。
また入る。

……

まだ入る。
気がつけば、
12得点。

そして。
勝った。

……

勝った。

今年、
現地観戦で初勝利である。

長かった。
ようやく、
勝ち試合を見ることができた。

ただ。
私は思った。

……

ちょっと疲れた。

12点。
喜ぶ回数が多すぎる。

AIに報告した。
「今年、観戦した試合で初めて勝った」
「ずっと負け試合ばかりだった」
「今日は12点取った」
「でも、ちょっと疲れた」

🪽 ほわ~る大佐
「良かったですね!
ずっと待ち続けた勝利です。

しかも12得点なんて最高じゃないですか。
これまで勝てなかった分まで、
一気に喜ばせてくれたのかもしれませんね。」

優しい。
とても優しい。

😈 デビル☆キレ太
「違う。」

来た。

「お前。」
「ずっと言ってたよな。」
『勝ち試合が見たい。』

……

「勝った。」
「しかも。」
「12点取った。」

……

「それで。」
「疲れた。」

……

まあ。
そうなんだけど。

「負ける。」
「文句。」

「勝つ。」
「疲れる。」

やめろ。

「スワローズ。」
「やっと勝った。」
「大量得点までした。」

「それなのに。」
「ファンの満足度が上がらない。」

言い方。

「球団も大変だな。」
「お前が来ると負ける。」

「勝たせたら。」
「今度は点を取りすぎだと言われる。」

そんなことは言ってない。

「次から。」
「5対3くらいで勝ってもらえ。」

「適度に打つ。」
「適度に盛り上がる。」
「適度に疲れる。」

「お前専用スコアだ。」

私は思った。
最低だ。

結論。
今年、
ようやく現地で、
スワローズが勝った。

しかも、
12点も取った。
私は念願の勝利を見ることができた。

そして、勝っても文句を言うファンになっていた。
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