占星術というと多くの人はこう思うはずだ。
生年月日が必要。出生時間が必要。出生地も必要。
つまり、その人が生まれた瞬間の星の配置を見て占うもの。
もちろん、それは占星術の基本だ。実際、僕も命占では生年月日や出生時間を使う。
ただ、インド占星術には少し変わった占的に占う方法があるんです。それが、プラシュナと呼ばれる占断。
ルールとしては依頼者が本当に知りたいこと。そして、占術者がその占断をするタイミングのホロスコープで占断するという方法。
本当にそんなので当たるんですか?って思わない?僕も初めて試したときは半信半疑でやったんだけれど不思議と現実と噛み合うことが多い。
これは了承を得て受けた実際の占断。
お題目は「今回仕事の採用見送りになった理由を知りたい」とのこと。
転職活動や面接/面談、業務委託の選考などでは、見送り理由がはっきり分からないことがある。
スキル不足なのか。年齢なのか。条件が合わなかったのか。面談での印象なのか。そもそも、他にもっと良い人がいたのか。
本人としては、ただ「今回は見送りです」と言われても納得しにくい。次に活かそうにも、何を直せばいいのか分からない。
そこで、プラシュナで見た。
結論から言うと
今回の不採用は、単純なスキル不足だけで決まったものではないように見えた。むしろ大きかったのは、「この人が入ったあと、どれだけ前向きに支えてくれるか」が、相手に十分伝わらなかったことだと思う。面談では、能力そのものより、「どう見えたか」で決まったと言える。
今回の問いの図では、技術そのものよりも、言葉の出し方や返答の温度感、相手にどう映ったかという部分が強く出ていた。そこには慎重さや遠慮、控えめな姿勢が表れていて、悪く言えば受け身、良く言えば落ち着いていて堅実、という印象につながりやすい配置だった。
もちろん、慎重であること自体が悪いわけではない。むしろ、できないことをできると言わず、無理に盛らない姿勢は健全だと思う。
ただ、今回の相手が見ていたのは、単に無理をしない人かどうかではなかったのだろう。小さな現場の中で、不足があっても前に出て支えようとする人か。必要に応じて守備範囲を広げていける人か。そういう部分をかなり重視していたように見える。
だから今回の見送りは、「この人では役に立たない」という切り方ではない。「実務には入れそうだが、もう一歩、前に出て支える感じが見えにくかった」そういう判断に近かったのではないかと思う。
プラシュナ上でも、今回の結果は、はっきりとスキルの問題で落とされた図ではなかった。能力そのものを全否定されるというより、面談の場で伝わった熱量や、相手が受け取った印象のほうが、最後の判断に強く影響したように見える。
言い換えると、今回は「スキル・経験不足」ではなく、「自分から支えに行く気配が弱く見えたから落ちた」というほうが近い。
これは大きな違いだと思う。
できないことを盛る必要はない。でも、すでに持っている「何とかする力」や「運用を支える力」は、もう少し前向きな言葉で出してよかったのだろう。
今回の件は、単なる不採用というより、「何が伝わって、何が伝わらなかったのか」を可視化する出来事だった。そういう意味では、ただ落ちた、で終わる話ではなかったように思う。
一言でまとめるなら、今回の見送り理由はこれだ。
できなかったからではない。できることはありそうだった。でも、前に出る意志が、相手の期待する形では届かなかった。
占断結果を伝えたところ
正しくその通りだったとのことで、エージェントに見送り理由を尋ねたらもっと積極的で熱がある人が欲しいと言われたとのこと。…なんだ、占う必要無かったじゃん、って僕は思ったんだけれどその人は回答が本当かどうか信じられなかったようだ。
エージェントの説明が本当なのか。建前で言われているだけではないのか。本当は別の理由で落とされたのではないか。
そういう疑いが残っていたのだと思う。
そこで占断結果と現実の回答が一致したことで、ようやく納得できたのかもしれない。
それは当然だと思う。
占いは、信じるために無理をするものではない。疑いながら使っていい。
ただ、実際にやっている側の感覚としては、こういう一致が何度も起きる。
自分のことを見ても、不思議と現実の状況と噛み合う。依頼を受けても、後から確認した現実と重なることがある。
だから僕は、プラシュナを単なる気休めではなく、現実判断のための補助線として使っている。
生年月日が分からなくても、見えることがある
プラシュナは、人生全体を細かく見る命占とは違う。
その人の一生の運勢や才能、性格のすべてを見るものではない。
むしろ得意なのは、今まさに迷っているひとつの問いだ。
たとえば、
・この仕事に応募していいか
・今は動くべきか、待つべきか
・連絡していいか
・この話に乗っていいか
・今回の結果は何が原因だったのか
・相手は何を重視していたのか
・この選択に進む意味はあるのか
こういう、現実の中で判断に迷う場面に向いている。
生年月日が分からない。出生時間が分からない。でも今、判断材料が欲しい。
そういうときに使いやすい占断方法だと思う。
ただ当てるためではなく、次に活かすために見る
今回の占断で大事だったのは、
「不採用の理由を当てたこと」
だけではない。
本当に大事なのは、その結果から次に何を変えればいいかが見えたことだ。
今回の場合なら、
「自分には何ができます」と言うだけでは足りなかった。
「現場に入ったら、こういう形で支えられます」「不足があっても、ここまでは自分から動けます」「分からないことがあっても、確認しながら運用を止めないように動きます」
そういう前向きな言葉を、もう少し出してよかった。
占断は、結果を聞いて終わりではない。
むしろ、
次にどう動くかを整理するための材料
として使うほうが、現実的だと思う。
試してみたい方へ
生年月日が分からなくても、占える問いがある。
今、動くべきか。待つべきか。この話に乗っていいのか。なぜこういう結果になったのか。次に何を意識すればいいのか。
そういう、今まさに迷っているひとつの件を、プラシュナで見ます。
占断用語はできるだけ使わず、現実の判断材料として分かりやすくお伝えします。
「占いを信じている人」だけでなく、「占いは半信半疑だけど、今の状況を別角度から整理したい人」にも向いていると思います。
気になる方は、こちらからどうぞ。