サイバーセキュリティ・東側諸国ニュース 2026/10/18

サイバーセキュリティ・東側諸国ニュース 2026/10/18

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「ゲームのチート」と「警報アプリ」に化けたウイルス ―― ロシアで広がる「RedWing」から学ぶ、スマホの身の守り方


「このMODを入れれば、ゲームがもっと有利になる」「無料で使える便利な警報アプリ」
そんな言葉につられて、スマホにアプリを入れてしまったことはありませんか?

2026年、ロシアで「便利そうなアプリ」に化けたスマホ用ウイルスが広がりました。名前は「RedWing(レッドウイング)」。ロシアのセキュリティ企業F6が調査結果を公表しています。

警報アプリに化けて登場

F6によれば、RedWingがロシアで最初に確認されたのは2026年7月です。攻撃者は、空襲を知らせる「警報アプリ」に見せかけて宣伝し、このウイルスを配布していました。不安な状況の中で「身を守るためのアプリ」を探す人の気持ちにつけこんだのです。

その後、5月から9月にかけて、800種類以上の偽アプリが見つかりました。化けていたのは、次のようなアプリです。

● ドローンの危険を知らせる「レーダー」アプリ
● ガソリンの在庫が分かる地図アプリ
● 写真ビューアーやVPN
● そして、Minecraft、Roblox、Brawl Starsなど、人気ゲームのチートやMOD

特にゲームのチートやMODは、ゲーム好きが集まるTelegramのチャンネルなどで配られていました。日本の子どもたちにもおなじみのゲームばかりです。

入れてしまうと何が起きるのか

RedWingは、スマホの中の情報をこっそり集めて、犯人に送ります。報告によれば、狙われるのは次のような情報です。

‼️ SMS(ショートメッセージサービス)や通知の内容
‼️ 位置情報、連絡先、通話の履歴
‼️ スマホに入っているアプリの一覧

SMSや通知には、銀行やネットショップから届くログイン用の確認コードが含まれることがあります。調査では、ロシアやウズベキスタン、カザフスタンの銀行や決済サービス、ネット通販の利用者が狙われていたとみられています。さらに、アプリのアイコンを隠して、入っていることに気づかれにくくする機能まであるといいます。

しかもこのウイルスは、Telegramを通じて「サービス」として売られていました。つまり、専門知識のない犯罪者でも、お金を払えば使えてしまうのです。

日本でも他人事ではない

日本は地震や台風が多いので、防災アプリを入れている人もいると思います。「最新の地震速報アプリ」を名乗る偽物が出回り、同じことが起きるかもしれません。ゲームのチートやMODを探す子どもたちも、格好の標的になりえます。

今日からできる5つの対策

★ アプリは公式ストア(Google PlayやApp Store)で十分にチェックしてから入れる。チャットやSNSで配られたファイルからは入れない。

★ 「チート」「MOD」「無料版」には近づかない。子どもにも、なぜ危ないのかを話しておく。

★ アプリが求める権限を確認する。ゲームや写真アプリが「SMSの読み取り」や「通知へのアクセス」を求めてきたら要注意。

★ スマホのOSとアプリを最新の状態にする。Androidなら「Google Playプロテクト」をオンにしておく。

★ 見覚えのないアプリや、急な電池の減りに気づいたら、すぐに確認する。不安なときは、販売店や公的な相談窓口に相談する。

「便利そう」「得しそう」と感じたときこそ、ひと呼吸。そのアプリが本当に安全か、入れる前に少しだけ確かめる習慣が、あなたと家族のスマホを守ります。

出典:Russian_OSINT


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