# 優しい人ほど、突然いなくなるのはなぜ?
こんにちは。
けだま|心の紐解き人です。
突然ですが、皆さんの周りにいませんか?
いつもニコニコしていて、滅多に怒らない人。
多少のわがままも笑って許してくれて、困った時には話を聞いてくれる。
そんな人が、ある日突然いなくなる。
「えっ? なんで?」
「昨日まで普通だったじゃん!」
……本当に、普通だったのでしょうか。
今日は、そんなお話です。
## ■ 優しい人にも、ちゃんと腹は立つ。
優しい人は怒らない。
そんなイメージを持たれがちですが、そんなわけがありません。
優しい人だって人間です。
腹も立てば、傷つくこともある。
なんなら心の中では、ちゃぶ台をひっくり返しているかもしれません。
ただ、それを表に出さないだけ。
「今、言わなくてもいいかな」
「きっと悪気はないんだろうな」
「私が少し我慢すれば済むことだし」
そうやって、何度も自分の気持ちを後回しにしてしまう。
ところが困ったことに……
**我慢というものは、相手からは見えないのです。**
## ■ 心のコップは透明ではない。
人の心には、それぞれ容量の違うコップがあるように思います。
嫌なことがあっても、少し休めば空になる人。
時間をかけて、ゆっくり減らしていく人。
そして、減らし方が分からないまま、少しずつ溜め込んでしまう人。
相手からすれば、いつも通り。
でも本人の心の中では、もう表面張力との戦いです。
あと一滴。
本当に、あと一滴。
そこへ何気ない一言が落ちてくる。
ポチャン。
はい、決壊。
本人も驚くほど、急に何もかも嫌になってしまうことがあります。
相手は言います。
「そんなことで怒るなんて!」
違うんです。
**その一滴だけが、原因とは限らないのです。**
## ■ 何も言わずに離れることは、優しさなのか。
ここは少し、考えてみたいところです。
我慢して、我慢して、最後には黙って離れる。
それが自分を守るために必要な場合もあります。
何度伝えても傷つけられる関係や、安心して気持ちを話せない関係なら、無理に説明する必要はありません。
でも、もし相手が本当に何も知らなかったとしたら?
「それは嫌だった」
「その言い方は悲しかった」
「今は少し距離が欲しい」
そんな言葉を、もっと早く伝えることもできたかもしれません。
もちろん、伝えたからといって理解してもらえるとは限りません。
それでも、伝えるという選択肢があることは、忘れたくないのです。
優しさとは、自分の気持ちを押し殺すことではないはずだから。
## ■ 優しい人を卒業しなくてもいい。
「もう誰にも優しくしない!」
傷ついた時、そんなふうに思うこともあるでしょう。
でも、優しさまで捨てなくてもいいと思うのです。
必要なのは、優しさをやめることではなく、**自分にも同じ優しさを向けること。**
誰かのお願いを断ってもいい。
嫌なことは嫌だと言ってもいい。
すぐに答えを出さず、少し考えてもいい。
そして、どうしても苦しい関係からは離れてもいい。
優しい人でいるために、自分を犠牲にし続ける必要なんてないのです。
## ■ 最後に、けだまからひとこと。
ちなみに私も、できることなら穏やかに暮らしたい人間です。
毎日ニコニコ、平和が一番。
……とはいえ。
仏の顔も三度まで。
四度目には、仏像が立ち上がるかもしれません。(笑)
でも最近、こんなことを思うのです。
立ち上がって暴れる前に、ちゃんと「嫌だよ」と言えたらいいな、と。
人間関係は、我慢するか、縁を切るか。
その二択だけではありません。
伝えながら続けることもできる。
少し距離を置くこともできる。
そして、自分の気持ちが変わったら、選び直してもいい。
**誰かに優しくすることと、自分を大切にすること。**
その二つが、いつか当たり前に並んでくれたら嬉しいですね。
あなたの心のコップ、今どのくらい溜まっていますか?
溢れてしまう前に、少しだけ自分の気持ちを覗いてみませんか。
優しい人ほど突然いなくなる。
出来る事なら、いなくなって欲しい人ほど…ねぇ。(笑)
けだま|心の紐解き人
*言葉にできない想いには、ちゃんと理由があります。*
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