# 町内で4番目に美少女だった、珍獣けだまの幼少期。
珍獣けだまが、人間界に誕生して早〇〇年。
心は永遠の17歳。
ただし酒は飲みたいので、成人申請済み!
最近は腰痛と肩こりに悩み、鍼整体に通い始めた、小学生ドリルをこよなく愛する迷探偵・珍獣けだまです。
世を忍ぶ仮の姿は、現在ほどよいババ感テイスト。
ルックス評価、自称68点という微妙な仕上がりで生きてまいりました。(笑)
そんなけだまにも、町内会で4番目に可愛いと評判だった美少女時代がございました。
ちなみに、当時の町内会の女児は全部で10人。
……微妙な順位についてのご質問は、一切受け付けておりません。(笑)
さて。
そんな美少女けだまですが、幼少期からすでに……
「みんなと仲良くできない」
「協調性がない」
「人見知り」
「わがまま」
「本当に気難しい子」
そんな大人たちの評価が、囁かれ始めていたのです。
でもね。
**《何故》を紐解いてくれる大人は、誰もいなかった。**
そして、幼いけだま自身も、
**《どうして》を言葉にすることができなかった。**
今、だいぶ絶賛熟成されたけだまが、あの頃の小さな自分の通訳をしてあげるとしたら……。
けだま少女は、とても感受性の強い子だったのだと思います。
初めて会う人。
もちろん、過去に何かをされたわけでも、怖い思いをしたわけでもありません。
それなのに、
「この人は嫌」
「怖い」
「ここから逃げたい」
「近くに来ないで!」
そんなふうに、心が叫び声を上げることが何度もありました。
だけど、まだ幼いから、その理由を説明する言葉を持っていない。
だから、自分にできる精一杯の方法で、その場から離れる。
母親の背中に隠れる。
隠れる場所がなければ、下を向いて、貝のようにじっと耐える。
庭では、ほかの子どもたちが楽しそうに笑いながら走り回っています。
その様子を見ながら、大人たちはため息交じりに言うのです。
「なんでけだまちゃんは、みんなの仲間に入れないのかしら」
「いつも自分勝手な行動ばかり」
言葉の意味を、すべて理解していたわけではありません。
だけど、その声の調子も、表情も、ため息も。
小さなけだまには、ちゃんと伝わっていました。
**仲間に入らなかったんじゃない。**
**入りたくても、入れなかったんだよ。**
**わがままを言いたかったんじゃない。**
**ただ、怖かったんだよ。**
誰にも説明できなかった小さな心は、自分を守るために、少しずつ扉を閉めていきました。
そして、その感受性の強さを抱えたまま成長し、いつしか「生きづらさ」と呼ばれるものに変わっていったのです。
でもね。
今なら、あの頃のけだま少女に言ってあげられます。
**「あなたには、あなたなりの理由があったんだよね。」**
無理にみんなと同じにならなくてもいい。
怖かった気持ちまで、間違いにしなくていい。
そして、大人になった今は、心の扉を閉める以外の方法も、少しずつ覚えていけばいい。
「私はこんな人間だから」
そうやって、自分を守り続けてきたけれど。
**「私はこんな人間だけど、違う生き方も選べる」**
今は、そんなふうにも思えるようになりました。
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「どうして私は、いつもこうなんだろう」
「どうして、うちの子はみんなと同じようにできないんだろう」
そんなふうに悩んだことはありませんか?
もしかしたら、その行動の奥には、まだ言葉になっていない気持ちが隠れているのかもしれません。
私は、誰かの心を勝手に決めつけるのではなく、その人自身の言葉を一緒に探していきたいと思っています。
**あの頃、誰かに聞いてほしかった言葉を、今度は私が聞く側になりたい。**
うまく説明できなくても大丈夫。
あなたの心の中にある《どうして》を、一緒に紐解いてみませんか?
けだま|心を紐解く人
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次回予告
**『珍獣けだま、人間界で擬態を覚える。』**
警戒心の強い珍獣が、人間社会で生き抜くために身につけた驚きの処世術とは!?
珍獣観察日記、まだまだ続きます。(笑)