こんにちは、Saeです
現在、森美術館で(〜2026.9.23まで)開催されている
ロン・ミュエク展に行ってきました
ミュエクはイギリスを拠点に活動する現代美術家です
主に人間をモチーフとした彫刻作品を制作しており、
その作品数はわずか50点ほど
本展では、そのうち11作品が展示される貴重な機会となっています
人や物の姿、さらにはシミやシワに至るまでをありのままに捉え、
驚くほど精緻に再現する表現力がミュエクの特徴です
また、作品は実物よりも大きく(あるいは小さく)制作されることが多く、
リアリティを持ちながらもどこか空想的な雰囲気を漂わせています
この独特な世界観も、観る人を惹きつける大きな魅力の一つです
作品名《若いカップル》
2人のヒソヒソ話が今にも聞こえてきそう
作品名《ダーク・プレイス》
深淵に浮かぶ中年男性の顔
不気味だけど惹きつけられる雰囲気
多くの鑑賞客がこの作品を見るために並んでいました
作品名《マス》
ディテールの異なるたくさんの大きな頭蓋骨の集合体
思春期の身体的な変化に戸惑っている少女や
行き先の見えない船に、オールも持たず一人で乗る男性など
ミュエク作品に共通しているのは
老若男女を問わず、どこか物憂げな表情を浮かべている人物が
モチーフとなっていることです
また、作品の人物たちは鑑賞者と視線を合わせないように表現されており、
そのことによって、作品には静かな時の流れと独特な世界観が生まれているように感じました
実物を見ることでしか得られない感動が、そこにはありました