「もう1回!」に要注意。追い込み筋トレの落とし穴。

「もう1回!」に要注意。追い込み筋トレの落とし穴。

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パーソナルトレーニングを受けたことがある方なら、一度はこんな声をかけられたことがあるのではないでしょうか。「まだできる!」「あと1回!」——汗だくになりながらギリギリまで追い込まれる、あのトレーニング。でも実は、その"追い込み"、ダイエット目的の筋トレにはほとんど必要ないんです。

筋肉は「ほどよいきつさ」で育つ


最新の研究でわかってきたことがあります。実は、限界まで追い込んだ場合と、2回程度の余力を残した場合とで、筋肉のつき方にはほとんど差がないということ。つまり、「あとちょっとできそう」くらいの適切な負荷で、筋肉はちゃんと育ってくれるんです。

「あと2〜3回できそう」と感じるくらいの強度が、安全で継続しやすい効果的なトレーニングゾーンと言われています。ヘトヘトになるまで頑張らなくても大丈夫なんですよ。

なぜトレーナーは追い込もうとするの?


では、なぜ追い込む指導がこんなに広まっているんでしょう?

実はここに、ちょっとした"双方の思惑"があります。お客さん側は、ヘトヘトになるほど「やった感」が得られる。トレーナー側も、激しく追い込んだ方が「指導した感」が出やすい。双方にとって満足感があるため、追い込み型の指導が定着しやすいんですね。でも、それは本当の効果とはまた別の話なんです。

追い込みすぎると、ケガのリスクも上がります


もうひとつ、大切なことをお伝えします。追い込んでフォームが崩れると、ケガの危険が一気に高まります。消費者庁の調査では、2019年から2025年の7年間でパーソナルトレーニング中の事故が196件確認されており、増加傾向にあります。約4割は治療に1カ月以上かかるケガで、腰の骨折や膝の半月板損傷といった深刻な例も報告されているんです。

「限界です」「もう無理」と伝えても続けさせられた、というケースも確認されているとのこと。これは、ちょっと怖いですよね。

良いトレーナーの見分け方


トレーナー選びのポイントはシンプルです。ギリギリまで追い込もうとするトレーナーは、できれば避けた方が安心。 良いトレーナーは、あなたの体の状態やフォームをしっかり見ながら、無理なく続けられる負荷を丁寧に設定してくれます。

「やった感」より「続けられる安心感」を大切にしてくれるかどうか、ここが見極めのポイントですよ。

ダイエット目的の筋トレは、追い込まなくて大丈夫。賢く、安全に、長く続けることが、リバウンドしない身体づくりへの一番の近道です!



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