アプリ制作は今もクローズドテストをやり直している最中で、製品版の公開まではもう少し時間がかかりそうだ。その間をただ待つのももったいないと思い、売り込みの勉強を始めることにした。
教科書より現場のほうが学びが速いというのが持論なので、クラウドワークスやランサーズといったフリーランス系のサービスに登録してみた。ただ、本業もある中で営業に使える時間は限られている。ならばAIに任せてしまおう、という発想になるのは、ある意味自然な流れだった。
今日、8社に営業メッセージを送った。私は一文字も書いていない。
AIにやらせた3つのこと
任せたのは、以下の3工程だ。
・案件を探す
・提案文を書く
・送信する
ブラウザを自動で操作する仕組み(Playwrightというツール)を使って、AIがランサーズにログインし、案件の一覧を確認し、詳細ページを読み込んでいく。人間が画面を操作するのと同じ手順で動くので、ログインが必要なページにもアクセスできる。
ただし、テンプレートを貼り付けるだけではない。
案件ごとに依頼内容を読んで、内容に合わせて書き直す設計にしている。テンプレを使い回した提案文は相手にもわかる。どれだけ丁寧な言葉を並べても、「読んでいない」感は伝わるからだ。
そして送信の前には、私が最終確認をする。
提案文が出来上がった段階で内容を見て、OKを出してから初めて送られる仕組みにした。この工程はわざと残している。AIが何を書いたかを把握せずに送ることは、自分の言葉として出せないからだ。
今日の数字
送信:8件
返信:2件(数時間以内)
最初にこの仕組みを動かし始めたとき、実際どれくらい機能するか半信半疑だった。提案文を書いて送る工程を自動化したとして、それで本当に返信が来るのかどうか、確かめてみるまでは自信を持って言えなかった。
でも今日の結果は、思っていたよりずっと素直だった。
やってみてわかったこと
動かしてみて、はっきりしてきたことがある。AIが得意な部分と、自分が担うべき部分の境目だ。
AIが自然に動いた部分:
・案件を探す
・文章を組み立てる
・送信する
依然として自分の仕事だと感じた部分:
・どの案件に提案するか
・どんな人間として自分を売り込むか
・返信が来たときに何をどう伝えるか
「AIに営業を任せる」という言葉は、少し正確ではないかもしれない。より正確に言えば、
「営業のどこをAIに渡し、どこを自分が持つかを設計する」
という仕事が新しく生まれた、という感覚だ。AIが動ける範囲が広がるほど、人間がやるべきことの輪郭がぼんやりしてくる。だから今は、その境界線を現場で確かめながら進んでいる。
返信してくれた2社がどうなるかは、まだわからない。受注につながるかもしれないし、そのまま終わるかもしれない。ただ、「AIが営業できる」という事実は今日確認できた。 続きはまた報告する。
制作やAI活用の相談はいつでも受付いたします。