#23 日々、耳を傾ける。。～「頑張らない」を実践するには？～
記事コラム
昨日の夕方の空は、
月と木星がキレイに見えました。
冬に近づくにつれて、
星空がキレイに見えるようになりますね♪
おはようございます。
はるつぐ（はるコーチ）です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます♪＾＾
最近、
「頑張らない」
という言葉を多く聞くような気がします。
マイペースでいこう。
自分を大切にしよう。
なるほど、分かる。
私も、自分を大事にするべきと思っています。
それで、
「頑張らない」をやってみる。
でも、
つい、頑張ってしまう人が多いとも聞く。
これは、、、
“意識する”ことで、なんとかなるものでは、
ないのではなかろうか？
「頑張らないことを頑張る」のは、
ムリがあるように思えるのです。
何故そうなってしまうのか？
今日は、
これまで、書き綴ってきた
“多様性”や“自己価値観”、“自己承認”などという観点から、
それを、紐解いてみたい。
原因が分かれば、意識が変わる。
意識が変われば、行動が変わる。
そう思うから。。
まず、
「頑張らなくては」という言葉には、“義務感”を感じます。
つまり、
自分とは他の存在の“期待感”
“他者”や自分が所属する“組織”、“会社”あるいは“社会”から、
自分に課せられた“期待”、あるいは“役割”といったものを感じます。
“期待感”に応えようとする想い。
これが「頑張らなくては」の正体ではないでしょうか。
これ、、、
この正体は、“他者承認”ではないでしょうか？
「頑張って認められたい」
「頑張らないと認められない」
「やらないと立場を失う」
そういう他者からの目線、
他者からの承認、
「認められたい」という想い・意識が、
「頑張らないと」思わせている。
そのように考えます。
これは、、
そうそう簡単に、捨てられるものではないのではないでしょうか。
“承認欲求”というのは、とても強力なものだと思います。
“自立”について、
一昨日、ブログに書きました。
『自分のことを自分で承認出来ること』が、“自立”ではなかろうか、と。
そう。
他者からの承認を得なくても、
「自分は自分でいい」
そう思えたら、
“他者からの承認”は要らない。
だけど、、、
「人から何と思われようと、自分は自分でいい」と、
強く思える人は、何人も居ないのではないでしょうか？
だから、
「頑張らない」は、難しい。
そこは、理解した上で、
「頑張らない」を試みる方が良いように思える。
そういうことから、
「頑張らない」を試みるときは、
自分に立返った方がいいように思える。
「どうしたら自分は満足なのか？」
「自分の価値観はどこにあるのか？」
己を知る。
自己理解を深める。
それを承認する。（自己受容）
それを自分の基盤とする。（自己基盤）
そこに立返ることが、有効だと考える。
そうすれば、他者からの期待に応えるよりも、
自分からの期待に応える自分を大切に出来る！！
そう思います。
しかし、、です。
もうひとつ困難なことがあると考えます。
昨日のブログに書いた
“自分と他者・社会は切り分けることができない”
ということです。
自分とは、他者・組織社会と対立して、孤立して存在するものではありません。
自分というものは、他者・組織社会との関係性で成り立っています。
「頑張らなくては」
「～～すべき」
という想いは、
自分の外にある存在からの指示命令というだけではない。
すでに、自分に取り込まれて、
自分の中の一部になっている
と私は思うのです。
「～～すべき」と思うより、
「～～したい」で行動した方がいい。
とも言ますね。
が、
すでに「～～すべき」が「～～したい」の一部になっている人
は居ます。
これは、別に不自然なコトじゃない。
自分と他者・組織社会は、不可分ですから。
だから、
「頑張らなくては」「～～すべき」から
完全に逃れることは、難しい。
そう考えます。。。
じゃあ、どうすればいいの？
「頑張らなくては」「～～すべき」も、自分の一部として受け入れる
他者・組織社会から距離をおいた「～～したい」も大切にする。
その両者が、自分の中でどうなっているのかを、
自分自身でよく考えてみる。
「頑張らなくては」も「頑張らなくていい」も
どちらも、自分の一部なのだ。
どういうバランスがいいのか？を、
自分の中で考える。
そういうことで、自分自身を知り、
“頑張る自分”も“頑張らない自分”も
受け入れる。
そういうのが、いいんじゃないかなぁ、
と、思っている。
「頑張らない」だけを、ことさらフォーカスしても、
失敗するんじゃないかなぁ。。。
自分ひとりで考えるのが、辛かったら、
“傾聴コーチング”
やるよっ！
（お、めずらしく宣伝した♪＾＾；）
今日も耳を傾けます♪＾＾
